Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

原点回帰?

2009年04月04日 | ピュアオーディオ

昨日、RCA箱システムの「音質改善策」の予定を書きましたが「これでいいんだろうか?」と素朴な疑問が出て来ました。何故ならRCA箱システムは「あまり使わない(聴かない)」のです。

最初に「ステレオ」を購入した時は「良い音質で音楽を楽しみたい!!!」で有ったはず。

それが、自分の持っているシステムより良いサウンドを聴いてしまったが為に、SPを替え、アンプを替え、ADプレーヤーを替え、カートリッジを替え、昇圧トランスを替え、CDPを替え・・・と機器の入れ替えばかりしていました。

それらをいくらやっても「自分の望む音質」にならなくて、ケーブルを替え、果ては「伝送ロス対策」として各パーツの交換や半田の入れ替えと突っ走って来ました。

そこまでしてようやく「自分の望む音質」を手に入れ始めたようで、気分的に「ホッ」としています。

落ち着いて客観的に考えると、SPシステムだけで10セットも持っています。使っていないパワーアンプも4セット有ります。

いま自分に必要なSPの数は4セット~5セット(専務宅含む)も有れば十分な訳で、これ以上のSPのセットは必要ない事と思います。

そうなるとRCA箱システムもその範疇にはいる訳で、一度じっくりと考えて見る必要が有ります。

初心の「良い音質で音楽を楽しみたい!!!」が現時点で満足出来ていますので、ハードよりもソフトを楽しむべきではないかと思います。

現在のメイン機器を維持管理しながら「音楽」を楽しむ方向に舵をきる頃合いかも知れません。

初めは「音楽を聴く事」が主役で有ったはずなのに、いつしかオーディオ機器の方に興味が行ってしまい、大きな「回り道」をしてしまっていたのではないだろうかと思っています。