スペンドールBC-Ⅱの「音質改善対策」が完了しました。
外観はほとんど変わりません。SP端子を大きい物に交換したくらいです。
最後まで残っていたウーハーへの対策を完了しました。
さて、出てきたサウンドはと言うと、「低音から高音まで質感と情報量」がそろいました。
今までは「低音の鈍さ」が若干気になっていたのですが、ほぼ解消したようです。伸びも良くなっています。
BC-Ⅱの持つ良いところ・・・「バランスの良さと刺激音のないサウンド」はそのままに、「眠たくなるような薄目を開けたサウンド」から「目をパッチリ開いたサウンド」に変わりました。これならLE8Tと遜色ないサウンドです。
別の言い方をしますと「厚いベールを被った音からベールが無くなった音」へ変わっています。
これくらい出てきますと私のBGM用に使えると思います。下手なマニアの手の届かないレベルのサウンドになるでしょうか。
何をしたかは秘密です。サウンドを聴いていただくだけです。BC-Ⅱを過去に使った事のある方なら「愕然」とするはずです。「なんで?・・・」と。それくらい良い音が出ています。
私はメーカーを神様の様には考えていません。メーカーに足りない物が判ります。少し手を加えてあげるだけで「激変」します。
ただオリジナルでは低音が膨らみおまけに情報量が足りません。
そこで、当社の技術を注入して有ります。サウンドは「別物」クラスに上がっています。
このアンプはプリメインアンプですので「伝送ロス対策」には理想的な形をしています。欲を言えばプリアンプ部も管球式にして欲しかったんですが・・・。
現在樽アンプとBC-Ⅱの組み合わせにSD-9200でセットを組み鳴らしていますがとても品位が高く緻密な情報量と空間再現性をもって朗々と鳴っています。
BC-Ⅱで朗々となどとは普通では考えられないでしょうが現実に目の前でなっています。