法話メモ帳より
法の声
心に響く
春の朝
初桜
薫る命は
いづこより
英機
昭和23年春
上記の歌は、東条英機の未発表の歌で、千葉県四街道市見真寺の前住高野勝則さんに「こんなものがある」と見せて頂いたものです。高野勝則さんのお父上は、東条英機さんの秘書をされており、1945(昭和 20)年の終戦直後、戦災者や復員. 兵が入植し、下志津原開拓団 が結成され、そのメンバーで四街道市に開拓に入った方です。
そうした関係から巣鴨の刑務所へ度々、面会に行かれ、昭和23年3月に英機氏より賜ったとのことです。
わたしが築地本願寺に在籍している時、東条 英機(明治17年~昭和23年12月23日)のご命日23日に、毎月(昭和56~61年)、世田谷区用賀の東条宅に出勤していました、英機夫人勝子さんがご逝去されてからは、出勤先は三鷹に変わりました。「西原さんを」とのご指名で、その月忌は、A級戦犯で処刑された7名のご遺族の方々が集い茶話会を兼ねていました。
そのような関係から、見真寺前住とは東条家の話をすることが度々あり、見せていただきました。
法話のメモ書きを整理していたら、その中に歌のコピー(写真)がありました。