二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

午後4時15分過ぎのこと

2010-07-04 16:22:14 | 徒然に想う
三時半過ぎ、ベランダにディレクターズ・チェアーを出して、本を読み始める。いつもなら午後の散歩の時間なのだが、あいにく明日の検査のため遠出ができない。以前なら一ヶ月毎、今は二か月に一回こんな日がめぐってくる。

正直、家の中にでおとなしくしているのが嫌いで、外に出たくてしょうがない。カミさんなぞは「いくつになってるの、も子供じゃないんだから」と失笑する。だが仕方ない、閉じこもっていると気が滅入ってくるのだから。

遊水地と土手の水際にヤナギの仲間が群生しているところがある、いや、あった。それが数日前のゲリラ雨による増水で、5センチほど堆積した泥が、それこそ根こそぎひっくり返されているではないか。

おかしなことに、これに気付いたのが、今朝のこと。同じところを歩いていても、発見できるできないが違ってくる。もし、外に出ていなかったら…。そう、一切わからない。こんな発見をしたいから、というのがこっちの理屈。今も実際、べランで読んでいたら一気に暗くなった、夕立ち。もし、部屋の中電気をつけて読んでいたら…。




今日の一枚:めくれ上がった土から突き出た根っこの上、カワセミが一羽。右手の木の陰に、カルガモの親子。カッコウの声を久しぶりに聞いて、蝉も先週から鳴き出した。