アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

秋~冬の保存食 花梨シロップ、柿酢、柚子いろいろ

2022-01-20 18:14:15 | 手作りのたべもの

  晩秋から今冬にかけて、柚子、渋柿、カリン、シークワーサーと、豊かな貰い物が続きました。柑橘系はこの土地にはできず、渋柿も甘柿も家の敷地内からなくなって久しく、カリンは高いところに毎年数個だけなるのですが、それも今年はひとつも見当たらず。というわけで、どれも貴重な果実類です。

  柚子は、写真を撮り忘れましたが、果汁たっぷりのポン酢と柚子味噌に。種は35度の米焼酎を注いで、種一杯のぜいたくな化粧水をつくりました。化粧水というものを買わなくなって何十年にもなりますが、かわりに使っている種や草のエキスが重宝しています。なかでも、柚子の種と枇杷の種化粧水はすぐれものです。

   渋柿は、干し柿にした残りを柿酢にしました。昔一度試みて失敗したので、手を出せなかったのですが、とにかくなんでも保存瓶に放り込めばいいと聞いたので、そうしました。

   カビっぽいものが浮いたこともありましたが、押し込んでおいたらそれ以上広がらず、何とか完成。

 いささか白濁していますが、カビくささやアルコール臭はしません。おいしいのかな? ちょっとなんともいえませんが、酢にはなりました。

   カリンはひと月も前にいただいたのに、手を付けられず、やっときょう加工。切って砂糖に漬けるだけのシロップだと、えぐみが強いので、はじめて、ゆでて皮をむき、種とわたを取ってからさらに3回ゆでこぼす、といういつもに比べたら結構めんどうな手順を踏みました。

   そのあと、シークワーサーを輪切りにしたものと柚子の果汁を用意し、カリン、粗糖、シークワーサー、粗糖、カリン、粗糖・・の順で重ねて瓶に入れ、上から柚子果汁を注ぎました。

    こんなに手をかけてつくったのだからきっとおいしくなることでしょう。10日ほどときどきゆすってやって汁気が出てきたら、いったん沸騰させて完成となるようです。手をかけただけのことがあるといいな。

    さて、今度の空いている日には金柑と甘夏または八朔で何かを作ります。何がいいかしら。

 


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