アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ガキ大将養成講座さくら村で石窯お試し会

2022-02-15 09:50:02 | 手作りのたべもの

  先日、豊田市旭地区の森のなかにある、ガキ大将養成講座の拠点、さくら村にある石窯を使ってみる会に参加しました。

    稲武のハウスポニーにある窯よりかなり小さめ。下に焚口がある、連続燃焼式というのだったか、要するに昔の風呂釜方式です。

    焚いてくれたのは、小5の女の子。この講座に通い出して4年がたっているそうです。だから、火を扱うのにはなれていて、2時間かからずに窯の中は400度近くになりました。

   この日のトッピングは、タマネギにマッシュルーム、シイタケ、レンコン。チーズはセルロース無添加のとけるチーズとモッツァレッラ。熱々の石窯ピザは、いつ食べてもおいしい!!

    ピザをおなか一杯ほおばった後は、230度くらいに落とした窯で、ハーブのフォカッチャを焼きました。連続燃焼式だと、いちいち燠を出す必要がなく、温度が下がったら、すぐに火を焚けばいいところが楽なのですが、難点は、床の温度がともすれば高くなりすぎて焦げること。天板を逆さにしてその上に載せて焼いたのですが、やっぱり焦げた!

   フォカッチャのあとは、黒糖のスコーン。焚火で焼いたさつまいもをつぶして、リンゴと一緒に入れてみました。リンゴとサツマイモの味、似てる! よく合いました。スコーンもやっぱり裏は黒焦げ。

   写真の真ん中の瓶は、日本ミツバチの蜂蜜。額田の古民家に巣を作っているのを見つけて、採蜜したのだそうです。フォカッチャにつけて食べたら、うっとりするような豊かな味わいになりました。

   干し柿はガキ大将養成講座を主宰している安藤征夫さん作。食べ物、それもおいしい食べ物がならんでいる光景は、いいなあ。焦げもおいしそうに見えます。

    窯の温度がだいぶ下がってから焼いたのは、アップルパイ。パイシートを使って、中身は生リンゴと黒砂糖、甜菜糖に小麦粉。小麦粉が水分をうまく吸ってくれるので、自然とリンゴジャムのようになり、好評をいただきました。

   稲武の私宅の日蔭は、この日まだ10センチほどの雪が残ったままでしたが、標高の低い旭地区は森の中でもほぼ雪はなく、日の当たるところは早春のような穏やかさでした。

   さて、この石窯を使って、3月か4月に石窯で遊ぶ会を開くことになりました。参加いただくのは、養成講座に通う親子さんたち数組。おって、スタッフから募集のお知らせが届きますので、ご興味のある方はごらんください。

   稲武より小規模の窯なので、人数は限定され、焼くものも稲武での会よりも減りますが、火を囲んで料理する楽しさを満喫いただけたらと思います。焦げたとはいえ、フォカッチャもスコーンも、結局捨てることなく全部食べられました。焦げたり、時間がかかり過ぎたり、薪を入れすぎたりといったハプニングも石窯の楽しみのひとつ。そう思って面白がっていただける方たちに、お越しいただけたらとおもいます。

 

 

 

 

 


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