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アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

名古屋のモロッコ料理店・MOMO

2014-08-10 19:51:19 | たべもの
  知人に誘われて、はじめてモロッコ料理というものをいただきました。いただいたお店は、名古屋市千種区にあるMOMO.こちらはモロッコ菓子と洋菓子のお店なのですが、4人以上であれば、モロッコ料理の予約ができます。それで、奥三河Three trees+の3人と共通の知人の4人で出かけました。カサブランカ生まれ、フランス育ちのパティシェ&シェフが経営しています。

   店内はブルーと白の組み合わせがシンプルで美しい。電灯の傘やランプがエスニックな雰囲気をかもし出しています。

     最初に出てきたのは、レンズマメのスープとナスのサラダ。ナスのサラダは、ラタトゥイユに似ているのですが、とてもこくがあります。おそらくドライトマトをふんだんに使っていて、スパイスもいろいろ組み合わせているのでしょう。

     ついで、レモンタジン。タジンは料理の名前でもあるのだそうで、レモン塩につけた鶏肉をタジンで焼き、野菜と煮込んだ料理のようです。上に散らしたフライドポテトとの取り合わせが妙。

     夏野菜のクスクスです。野菜は、ダイコン、カボチャ、ニンジン、ソラマメなどにそれぞれしっかり味が付いています。蒸したクスクスと一緒に食べると、舌の上でほどよく調和します。クスクスは、たまに買って食べたことがありますが、さほどおいしいとおもったことはありません。でも、これは、おいしい。

     デザートは200円増しで、店頭のケースに好きな洋菓子をたのめるというので、選びました。こちらはモンブラン。モンブランは、かなり好きなケーキの一つだったのですが、最近はめったに口にしていません。甘すぎるだろうと覚悟したのですが、それほどではありませんでした。適度な甘さで台の香ばしさとマッチしていました。おいしかった。

     こちらはモロッコのお菓子。名前を忘れましたが、りんごが入っています。知人と、ふたつのお菓子を半々に分けたのですが、こちらのほうがぐんと甘かった。
     
    モロッコの一般的な飲み物、ミントティー。緑茶にお砂糖を入れたものに、生のミントがわんさと入れてあります。アラビア風のポットをもち、上のほうからグラスに注ぎます。こうすると、ミントの香りがいっそう引き立つのだそう。
     
     お土産に買ったモロッコのお菓子2種。どちらも、西洋のお菓子とはいささか趣が違いますが、それぞれおいしかった。とくに、右のほうだったか、小麦粉を使っていないアーモンドのおお菓子が気に入りました。

     こちらの店で使っている野菜は有機栽培。モロッコは、映画「カサブランカ」の印象のせいか、砂漠の多い国だとおもっていましたが、同行した知人の話では、オアシスで、おいしい味の濃い野菜がけっこう豊かに採れるのだとか。そのため、野菜料理の文化が洗練されたのでしょう。いただいた料理は、どれも、期待以上に口に合いました。わたしは、どちらかというと、スパイスがあまりにまさっている料理は苦手なのですが、こちらの料理はどれもスパイスがうまくコントロールされて、うまさを引き出しているように思いました。

    さて、こちらで料理のサービスをしてくれているのが、モロッコ人のパティシエ&シェフのエットハミ ムライ アメドさん。彼は、「モロッコの食卓」(パルコ出版)という本を著しています。この日に食べたいくつかの料理のレシピも載っていて、なんとか家で真似できそうだったので、ちかぢか購入しようと思っています。なお、この秋、2冊めの本も出版予定だそう。
ホームページでも、紹介しているそうです。

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