笠置山です。
と、いっても後醍醐天皇が鎌倉幕府倒幕のために挙兵した山ではありません。京都の笠置山は標高わずか290m.ですが、上の画像の笠置山は標高1,128m.、場所は岐阜県恵那市にあります。
笠置山という名称は、日本では全国にあるようで、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(⇒笠置山)で調べると、他にも4つあるようです。
さて、恵那の笠置山ですが、京都の笠置山と同名になった理由として、伝承が残っています。それによると、かつてはこの山は舟伏山と呼ばれていましたが、平安中期に花山天皇が行啓された時「都の笠置山に似ている」と言われ、笠置山と名を変えたというものです。
もうひとつ恵那の笠置山は別名があります。
この山を南から眺めると、弘法大師が胸で手を組んで横たわる姿に見えるということから「寝弘法」とも呼ばれているのです。
眼下にある恵那峡を見下ろす位置には弘法大師像もあり、中腹の寺院には弘法大師坐像もあることから、笠置山の「寝弘法」とあわせ、三弘法になっています。
冬の寒いときでも、弘法大師が見守ってくれる街はそれだけで魅力的に感じます。JR恵那駅(⇒恵那駅を骨で聴く)を基点にして、この守られた街を散策するのもいいかもしれません。
ただ、忘れてならないことが一つだけあります。
それは‥‥
骨で聴くということです。
しかも特許技術で米軍で使われているものでないと、効果はクエスチョンマークがつきます。骨伝導の威力を恵那で体験してください。
⇒ 骨伝導についてはこちら
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