eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

なぜ、姥捨て山といわれるのか

2008-04-18 23:08:49 | 読書/新聞/映画など
後期高齢者医療制度のことだ。

この新しい医療制度では、給与所得者の息子の扶養家族になっていた75歳以上の高齢者は、無理やり子どもと別の世帯としてカウントされて、子どもは扶養控除の適用をうけられなくなる。

政府は、年老いた親を子が扶養することをゆるさない。

この制度では、75歳以上のお年よりは、強制的に新しい制度に取り込まれる。会社勤めをしている人は、会社が半分負担する健康保険をやめさせられて、あたらしい制度にいれられる。こどもの健康保険の適用もうけられない。

これでは、現代の姥捨て山とよばれるのもうなずける。

しかも、年金から天引きされる金額の大きさは、おとりよりの生活を直撃している。また、この制度では、満足な医療もうけられない。

高齢者が増え、一方、生活がきびしい低所得階層が急速に拡大しているなかで、最後のよりどころである家族の助け合いさえも困難にしていくこのような政策は、ほとんど信じがたい。

社会システムが破壊され、崩壊している。





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2 コメント

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シッペ返しを (後期高齢者)
2008-04-19 13:14:47
何処でこの国は可笑しくなってしまったのでしょう。
やった者勝ちで力の無い者は、生存権さえ奪われてしまう。お金は天からは降ってこないと言って高齢者いじめは平気で行い、霞ヶ関のウジ虫官僚共を養うための特別会計は手をつけないで、官僚のご機嫌取りには一生懸命に頑張っている政治屋は絶対に許すことは出来ない。市井の民衆を舐めたらいけんぞよ。
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Unknown (これ本当ですか???)
2008-04-19 17:32:33
■後期高齢者医療制度(4月から開始 75歳以上は強制加入)の問題点

★保険料が高い 介護料と合わせ、毎月1万以上 負担は個人単位
★年金から天引き
★サラリーマンの扶養家族になることで保険料を回避するということはできない
これまで扶養家族となっていたために保険料負担がゼロの人には、
激変緩和措置として2年間は半額になるだけ
★自分で病院や医者を選べない
★かかりつけの医者を事前に登録させ、その医者かその医者が紹介する医者に
限定される
★結果的に、ダメな医者をかかりつけの医者に登録してしまうと
誤診で殺される確率が跳ね上がることになる。
★受診回数にも上限を設定 上限を超えたら病気でも診療拒否される
★診療報酬は包括定額制(例えば、高血圧症の外来での管理は検査、注射、投薬
などをすべて含めて一カ月6000円限りと決めてしまう方法)になる
★包括定額制を超えた部分の診療報酬は保険から支払われなくなり
医者の持ち出しになるので、それ以後の治療を拒否されることになる
現実には、患者の全額負担により受診することになりそう。
★ 高額医療費の返還は現在の自動返還から申告返還に変わる
こちらから申告しないと、一銭も帰ってこないことになる。
(これは国家による詐欺横領に該当する)
★救急車で運ばれても、受診回数やかかりつけ医の条件を満たしていないと
診療は受けられず、放置される
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