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映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』

2008-07-11 22:44:58 | 読書/新聞/映画など
映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』

さそわれて、渋谷の50席ほどの小さな映画館の試写会にいきました。

1943年10月21日、明治神宮外苑の国立競技場(神宮球場という記載もあります。どちらが正しいか調べていません)。戦況の悪化にともなって、20歳以上の学生の兵役免除がとかれ、戦地におもむくことになった25,000人の学生の出陣壮行会が行われました。水溜りの雨の中を銃を肩に持ち学生服とゲートルで行進する隊列の足もとを映した有名な実写映像は、何度も見る機会があって目に焼き付いています。

その5日前、10月16日に早稲田大学の戸塚球場でおこなわれた最後の早慶戦。4月には文部省が東京六大学野球連盟に解散を命じ、当時圧倒的な人気をほこっていたリーグ戦も中止に追い込まれていました。 「学生野球の本分は練習だ」と、試合がなくなっても練習を続けていた選手たちに、夢のような早慶戦がついに実現しました。

軍部の圧力を懸念した早稲田大学当局の許可がでないまま、慶応大学の小泉信三塾長のよびかけにこたえて、早稲田大学野球部の飛田顧問が強行する。 試合後、早稲田の応援団が慶応の校歌を、慶応が早稲田の校歌をうたって、敗戦が濃厚で生還を期待できない戦場へおもむく選手たちに涙の声援をおくりました。

その思い出を胸に戦場にむかった早稲田の選手の4人が戦死。1人は、神風特攻隊員として沖縄の海に散りました。

8月にロードショーが行われます。問い合わせは、シネカノン03-5458-6571





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