eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

東京大学EMP

2010-10-27 21:06:20 | 学習と教育
きょう、ある委員会で、東京大学EMP(エグゼクティブ・マネージメント・プログラム)を知りました。たまたま、出席者のなかに、東京大学EMPで教えている先生が2名おられました。

詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://www.emp.u-tokyo.ac.jp/index.html

目的には、「東大EMPは、将来の組織の幹部、特にトップになる可能性のある40代の優秀な人材を主たる対象にして、これまでどこの教育機関も提供していない高いレベルの、全人格的なマネジメント能力を形成させるような「場」を提供することを目的とする。」と書かれています。

設立の背景は、「日本人、および日本の組織は、この状況から抜け出し、多極化していく世界において普遍性と先端性をもった課題設定能力とその解決の能力向上に対する高い志を持つべきである。そのためには、狭量な覇権主義や国益主義に陥ることのない人格と、多様な文化圏の持っている価値観に対する共感を持ちながら、最先端の知識を背景に鋭敏な感覚を持って他に先駆けて課題提起し、同時に、普遍的で具体的な課題解決策を構築できる人材を育む機会をいま必要としているのである。また、産業界、公官庁などからもそのような人材育成の要請があった。」
そのとおりかもしれないが、日本人だけで学ぶ集団をつくるなら、ちょっと残念だ。真の目的は達成できないかもしれない。

半年間、毎週金曜日と土曜日をつかって授業が行われる。1期25名。

授業の80%が一般教養であり、マネージメント関係が20%というのは、強く共感できる。単位や学位にならないのもいいと思う。英語力が必須とされている。

授業料半年で600万円は、それに値するかもしれない。



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