望遠鏡でながめると、川のむこうにのどかな田園風景が見えました。
水をたたえた水田に、10人ぐらいが農作業をしています。畦道をあるく人影もちらほら。畑に何台かのトラクターも。
空には雲もなく、夏にちかい晴天です。満ち潮時の川には、ゆたかな水がゆっくり流れています。川幅が一番せまいところは400メートルあまりしかありません。干潮時には、歩いて10分ほどで渡れるそうです。
川のこちら側には、ずっと鉄条網がはられ、川に近寄ることができません。点々とある監視所には銃をかまえた韓国の兵士が見えます。
わたしは、展望台から北を見ています。見えているのは、北朝鮮の村です。南からよく見えるところに宣伝用に造られた村です。この展望台の小高い山の下も軍事基地です。このあたりが、朝鮮戦争の時にもっとも多くの若者が兵士として戦死した激戦地だったとガイドの人が言っていました。
ひとつの民族が、南北にわかれて、軍事的な緊張もあります。南北につながる鉄道は、線路だけつながって、現在は運行されていません。
ソウルから車で1時間あまり、もう国境です。
6月25日には、朝鮮戦争勃発から60年になります。
水をたたえた水田に、10人ぐらいが農作業をしています。畦道をあるく人影もちらほら。畑に何台かのトラクターも。
空には雲もなく、夏にちかい晴天です。満ち潮時の川には、ゆたかな水がゆっくり流れています。川幅が一番せまいところは400メートルあまりしかありません。干潮時には、歩いて10分ほどで渡れるそうです。
川のこちら側には、ずっと鉄条網がはられ、川に近寄ることができません。点々とある監視所には銃をかまえた韓国の兵士が見えます。
わたしは、展望台から北を見ています。見えているのは、北朝鮮の村です。南からよく見えるところに宣伝用に造られた村です。この展望台の小高い山の下も軍事基地です。このあたりが、朝鮮戦争の時にもっとも多くの若者が兵士として戦死した激戦地だったとガイドの人が言っていました。
ひとつの民族が、南北にわかれて、軍事的な緊張もあります。南北につながる鉄道は、線路だけつながって、現在は運行されていません。
ソウルから車で1時間あまり、もう国境です。
6月25日には、朝鮮戦争勃発から60年になります。
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