eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

島の人口問題

2006-08-26 23:03:14 | 島の生活
人口問題を考えるときに、いくつかの重要なポイントがある。

1、人口の規模や構成などとその変動の方向は、社会経済分析の出発点になる。あるいは、分析の基盤である。
2、人口動向の予測は、きわめて政治的な問題であり、急速な人口の減少を正確に予想する数字は、いつも隠される。2004年の年金改革が前提としてもちいた数字は、その典型である。その数字は、2004年その年からおおきくずれている。
3、したがって、政策はいつも後手になる。
4、高齢化よりも、人口減少が強烈なインパクトをもちはじめる。
5、日本全体での急速な人口減少のなかで、首都圏と地方の中心都市の人口は維持され、地方の社会システムが崩壊する。地方では、全体の倍以上の速さで減少する。したがって、人口問題は地域問題でもある。
6、海外からの人口の流入は不可避であり、国際問題化・人種問題化の可能性をふくむ。

八丈島の人口は、9,000人をわった。

まず、現在の八丈島の人口の構成と今後の減少のみとおしを、正確に分析し、正確に認識する必要がある。そのとき、なにがおきるのか。ある限度をこえて減少すると、社会システムが崩壊する。

予想されているように、今後50年もたたないうちに日本の人口が、8,000万人を下回るとき、八丈島の人口はどうなるのか。
空路や海路は維持できるのか。病院は、人口何人で維持できなくなるのか。

で、いま、何をすべきか。後手にならないために。


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