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「エンデの島」を読んだ

2007-04-29 22:21:57 | 島の生活
ーーーその島の名は奥ノ霧島。この国の理想の未来がここにあるーー

という。八丈島がモデルの小説だ。

高任和夫著「エンデの島」光文社、2007年4月25日刊、1600円+税

ちょうど読み終わったとき、”賀茂の河原で千鳥がさわぐ~”という歌声が聞こえてきた。奥武島のモズクそば屋の店のバックグラウンドミュージック。新選組の歌だ。学生のころ、替え歌がはやっていた。

屋外のテーブルのすぐ横は、エメラルド色のさんご礁のおだやかな海。初夏のさわやかな風が真っ赤なハイビスカスの花を吹きぬけている。クルーザーや漁船もならぶ。

どうして、いま、このような本が書かれるのだろうか。後期産業社会というべきいま、なにかの模索もはじまっている。

八丈島には、きっと、この著者の知り合いも多いのだろう。著者は、ちょうどいま、60歳か61歳。

ついつい、商品流通は、共同体間ではじまったのか、共同体内ではじまったのかという宇野弘蔵・大塚久雄の論争を思い出してしまった。(ちょっと横道にそれています。)





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1 コメント

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エンデの島 (苅田まり)
2007-05-01 20:41:04
「エンデの島」の情報、ありがとうございます。理想的な経済のシミュレーションを描いているということでしょうか。八丈島がモデルになった理由を知りたくなりました。
村有地を除いて土地はすべて共有地、という久高島。一度は訪ねてみたいです。
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