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ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

「市町村崩壊」

2005-06-26 09:41:23 | 読書/新聞/映画など
6月30日まで埼玉県の志木市長をつとめる穂坂邦夫が書いた警告の書。埼玉県議会議長などをつとめ、地方政治にながくかかわり熟知している著者の危機感がひしひしと伝わってくる。

毎年50兆円ずつふくらむ国債・地方債の残高は、もうすぐ1000兆円をこえて、「国債暴落」も現実のものとなる。われわれは、氷山にむかって一直線にすすむ「タイタニック号のデッキのうえにいる」(中谷巌多摩大学長)のだ。
国家財政・地方財政はすでに破綻している。

そこへ、人口の激減がかさなってくる。毎年50万人ずつ人口が減少し、減少は加速する。

地方で何がおきるのか。ここでかかれていることによって、私の予測が甘かったことを認識させられた。人口が3分の1になるのではなく、10分の1になるところが続出する。「崩壊」なのだ。

どうすればよいか。

以下、最近読んだ人口減少問題の本も紹介する。

穂坂邦夫著「市町村崩壊ーー破壊と再生のシナリオ」 2005年6月15日 
  株式会社スパイス発行 1400円+税
朝日新聞社経済部編「日本縮小ーーダウンサイジング社会への挑戦」2004年4月30日
  朝日新聞社 1100円+税
松谷明彦「人口減少経済の新しい公式ーー縮む社会の発想とシステム」2004年5月20日
  日本経済新聞社 1900円+税


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