eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ネット受講「替え玉」の恐れ

2008-01-22 08:46:47 | 学校におけるeラーニング
サイバー大学に対して、文科省から警告がだされた。

「同大は現在も、620人いる学生の約3割とは一度も対面やカメラによる本人確認をしていない。このため文科省は「替え玉が入り込む余地がある」などとして、通常の改善指導よりも一段強く、従わなければさらに強い改善勧告につながる「警告」が必要と判断した。 」(朝日新聞)と報道されている。

なぜ、本人確認という初歩的なことが行われていなかったのだろうか。

日本では、ネットの大学が困難だということが根本にあるかもしれない。米国の場合、大学にかよう社会人が多い。米国のネットの大学は、社会人を対象に成功している。社会人でない場合、やはり通学を選ぶだろう。学生をあつめたり、授業をおこなったりする仕組みに無理はなかったのだろうか。

日本では、むしろ、ネットの大学院が強く求められている。社会人が、退職をせずに高度の教育をうけ研究できることは、時代の要請でもある。大学院であれば、少数の学生に対して、ネットのゼミをはじめ、替え玉などありえない仕組みとなる。

eラーニングは、創意工夫によって、仕組みを発展させていかなければならない。





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