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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

「360度評価」の記事

2010-04-06 09:56:03 | SaaS+型LMS
きょうの日経産業新聞に、ネットラーニングが提供をはじめる「360度サーベイ」の記事が、7面トップに大きく掲載されています。

企業は、360度評価を積極的に取り入れ始めています。たんなる上司評価だけでなく、上司・同僚・部下が多面的に評価をおこなうものです。評価だけでなく、研修に活用するための、多面観察もひろがっています。

ところで、この多面観察や360度評価は、これまで、実施にさまざまな負担がありました。だれがだれを評価すると決めたあと、その評価者にペーパーを配布し、秘密を保持しながら期限内に確実に回収し、膨大なデータを分析しなければなりません。
それだけ負担がありながらも、実施には価値があると考えられてきました。

今回、ネットラーニングがSaaS型で提供するシステムは、すべてネット上で実施することができます。回答者は、ネット上で選択肢に記入し、データは自動的に分析されます。これまでのたいへんな作業がうそのようです。劇的なコストダウンも実現します。その結果、四半期ごとに実施するなど、実施回数をふやすこともできます。

また、これまで実施を検討しながら、その負担に躊躇していた企業もかんたんに実施できます。評価項目を画面でかんたんに入力できます。
はじめて実施する企業には、評価項目の決め方や、評価者の選抜方法などコンサルティングも提供しています。

多面観察として、個別に社員の課題を明確にして、研修に連動させることも有効です。

これまで、多数の企業からご要望があったものを、いよいよご提供できるようになりました。


LMS強化に62件開発中

2010-03-30 10:13:50 | SaaS+型LMS
SaaS型のLMSは、たえず成長しており、はげしく進化し続けているところにも特徴があります。

ネットラーニングのLMS(eラーニングのプラットフォーム)は、のべ500万人の受講生によって利用されており、大規模で多機能です。

ところで、どのくらいの勢いで、新機能が追加され、基盤が強化されているのでしょうか。それを示す数字の一つが、現在進行中の新機能追加プロジェクトの数です。

ネットラーニングでは、いま、62件のプロジェクトが同時に進行しています。1か月が平均21営業日であるとすれば、平均2か月の開発期間であれば、毎日1.5件ほどの新機能が実装されていることになるでしょう。
だいたいいつも、これに近い数のプロジェクトが走り続けています。

SaaS型のLMSは、昨日のものと、きょうのものはもうちがっています。新技術にも次々に対応しています。

いつでも最新のLMSを利用できることも、SaaS型のLMSのすぐれた点です。また、先行するLMSの優位性は、むしろどんどん拡大していくといえるでしょう。差はあく一方であり、加速していく先行者をあとから追いつくのは、ほとんど不可能に近い。

後発企業にとっては、むずかしいビジネスモデルです。






イントラネット型LMS

2010-01-07 20:55:31 | SaaS+型LMS
eラーニングのユーザ企業にお会いすると、これまでつかってこられたイントラネット型のLMS(ラーニング・マネージメント・システム)のメンテナンスがメーカーに打ち切られてこまっておられるところがかなりあります。

有力なメーカーが、SaaS時代に対応して、イントラネット型のLMSからどんどん撤退しています。

そのようなメーカーが、急にSaaS時代に対応した高性能・多機能のLMSを用意することはできません。きわめて機能が限定されているSCORM対応のLMSしかもっていないからです。

SaaS時代のLMSは、最初からSaaS用に設計し作られています。SCORMの制約をいっさいうけずに、多機能で高性能です。

ネットラーニングが提供するSaaS型、つまり、インターネット上で利用料だけしはらって利用するLMSは、2000年のサービス開始のときからSaaS型でした。

いまや、465万人もが、このLMSでeラーニングを学習してきました。


LMS構築のコンサルティング

2009-11-02 17:17:29 | SaaS+型LMS
ネットラーニングは、約3,100社にeラーニングを提供し、年間180万人にのぼる受講生に1,700をこえる自社制作のコースを受講していただいています。

これをサポートするLMS(ラーニング・マネージメント・システム)は、きわめて多機能であり、高度のセキュリティと安定運用を実現しています。

ネットラーニングは、この豊富な経験にもとづき、専用のLMSを構築する企業にコンサルティングを提供いたします。もちろん、ご希望があれば、構築そのものもお手伝いさせていただきます。

企業の社内用、大学など教育機関用、eラーニングビジネスを展開する企業様用などあらゆるLMSに対応いたします。

これまで、あまりにも多くの企業が、独自のLMS構築に巨額の投資をして失敗してきました。その理由は簡単です。eラーニングの経験を十分にもたないSI企業が構築したからです。

失敗しないLMS構築が重要です。専門家にまかせていただくのが一番です。


LMSを切り替えたいというご要望

2009-10-30 13:06:09 | SaaS+型LMS
最近、各企業様からLMSを切り替えたいというご相談がめだって増えています。

いろいろうかがうと、現状のLMSに満足されていないケースが多いようです。この変化がはげしい時代に、古いLMSでは対応できないのも当然かもしれません。しかし、ご相談を受けるのは、機能の面だけではなく、総合的に強いご不満があるようにみうけられます。

SaaSの時代をちょうどよい機会にして、、あらためて検討の範囲を広げられています。

ラーニング・プロセス・マネージメント・システム=LPMS

2009-10-29 13:14:42 | SaaS+型LMS
個人の学習のプロセスは、これまでまったく個人にまかされていました。

これまで一般的であったラーニングは、書籍や教材、テレビやラジオ、通信教育などによる自学自習です。そこにおけるラーニングのプロセスは、孤立した個人の努力の世界であり、教材提供者や放送番組、通信教育などの提供者のがわからみえません。

学習者にとっても、挫折しがちな自分の学習プロセスは体験できても、他の人たちが実はどんな時間配分で、どんなペースで学習して、どんな効果をあげているのかもよくわかりません。

ラーニングは、個別的であるとともに、孤立的でもあったのです。学習するプロセスについて、だれからの支援もない。学習者同士の交流も弱い。

eラーニングは、このラーニングを根本的に変えたのです。学習履歴を駆使して、学習のプロセスを支援しサポートすることが可能になりました。また、協同学習など、ネットをつかった学習者どうしが協力し合って学習効果をあげることもできるようになりました。

このeラーニングにおける個別指導は、学習効果を抜群に高めるとともに、挫折をへらして、修了率を圧倒的に高めることにもなっています。教材や放送番組で学習する人たちの学習終了にいたるデータは、ほとんどないと思われますが、通信教育などの修了率のひくさなどは、自分やまわりの人たちが実感していることでもあります。

ネットラーニングでいえば、年間200万人近い学習者のおよそ92%が修了しています。これまでの一般的なラーニングにくらべて、最後まで学習している比率は格段にたかいことは間違いありません。

この学習者の学習プロセスをサポートし支援し、指導する仕組みが、LPMS(ラーニング・プロセス・マネージメント・システム)です。LMSの核心的な機能です。しかし、残念ながら、一般のLMSには、この機能が十分に装備されていません。

ネットラーニングのLMSは、このLPMSの機能をもっとも重視して、チュータやラーニングセンターによるきめ細かい学習プロセスのサポートを実現しています。92%の修了率は、そのサポートの結果です。




日々更新されるLMS

2009-10-28 09:33:35 | SaaS+型LMS
SaaS型で提供されるLMS(ラーニング・マネージメント・システム)の特徴のひとつは、最新バージョンへ更新が簡単であることでしょう。イントラネット型の場合、多数のユーザすべてのLMSを機動的に更新することはできません。

ネットラーニングは、現在学習中の受講生が100万人をこえる強力なLMSをSaaSやASPの形で提供しておりますが、常時、開発中の新しい機能が、大小あわせて40プロジェクトほどが進行しています。平均開発期間が2か月とします。その間の営業日が約40日ですから、ほぼ毎日新しい機能が完成していくペースです。

ネットラーニングのLMSは、日々更新され、最新の技術に対応し、新しい機能をつぎつぎに装備し強化しています。もし、LMSをイントラネット型に購入して5年間つかうなら、5年前の機能にとどまっていることになります。この変化のはげしい時代に、たとえばわが社の5年前の機能をまだつかっている状態は、なかなか想像するのもむずかしいところです。

SaaS型LMSは、ご利用料が格段に安いことも特徴です。

したがって、既存のイントラネット型のLMSを使いながら、並行してネットラーニングのLMSをご利用いただくケースふえてきました。ぜひ、さまざまな新しい機能をご利用ください。








LMSになにが求められるか?

2009-10-26 21:23:42 | SaaS+型LMS
eラーニングが多様化し、ネットのライブの集合研修や企業の各部署が手軽に自分たちでコースを制作するシーンもふえてきました。動画や音声、携帯電話、SNSなどもうまく組み合わせて活用されています。

このeラーニングのプラットフォームであるLMS(ラーニング・マネージメント・システム)も当然多様化し、さまざまなeラーニングを統合してサポートするものになってきました。その日々の技術的な発展もめざましく、もはや、企業が自社用にLMSを購入してイントラネットでつかう時代はおわりつつあります。

イントラネット型のLMSでは、つぎつぎに登場する新しい機能や技術的な発展についていくことができません。

もともと、LMSは、受講生の管理の機能や、LCMSとして、コースウエアの運用管理、コースウエア制作機能などをそなえていました。さらに、学習プロセスを管理するLPMS(ラーニング・プロセス・マネージメント・システム)もきわめて重要ですが、一般的にはこの機能は装備されていません。最近は、課金機能をはじめ、eラーニング・ビジネスをサポートするLBMS(ラーニング・ビジネス・マネージメント・システム)も機能が充実してきています。

ネットをもちいたライブの集合研修、携帯をつかったmラーニング、学習者どうしのコミュニケーションを実現するSNSやストリーミングの活用などを単一のLMSで管理できることも重要です。多様化がばらばらにすすめられたのでは、有効な企業研修を実施することができません。単一のデータベースで学習履歴が統合管理されることが必要です。

eラーニングの多様化によって、LMSの違いが際立ってきました。その新しい流れについていけないLMSや、ばらばらな対応しかできないLMSがほとんどです。

LMSは、購入するのではなく、利用料だけはらって活用する時代です。それによって、のぞましいLMSを低価格で利用することができます。

運用サポートがついているLMSであれば、さらに理想的でしょう。




きょうから日記や掲示板も携帯で

2009-07-01 20:04:57 | SaaS+型LMS
7月1日から、携帯電話をつかう機能をさらに強化して、ネットラーニングのLMS上にある日記や掲示板の読み書きを携帯電話で行えるようにしました。

eラーニングの多様化に積極的に対応するため、あいついで、LMSの機能を強化しております。

10月には、さらにネットラーニングとして第三世代のLMSのサービスを開始する予定です。


オープン・ラーニング・コミュニティ

2009-06-11 13:06:07 | SaaS+型LMS
ラーニングを目的にしたSNSがLMSに統合され、学習する組織の形成に大きな役割をはたす可能性がでてきました。LNS=ラーニング・ネットワーク・サービスの登場です。

とともに、オープンソースの時代に、オープン・ラーニング・コミュニティが登場し、大きな役割をはたす可能性が注目されます。