(1)新聞を読んでいても本当にいいことが書いてない、いいことがない、悪いニュースばかりの社会、世界で、今年を通してこれまで共通することだ。自民党は所属国会全議員の旧統一教会との関係、接点を巡る調査結果を公表したが、379議員中、問題、接点のあった議員が179人と半数近くにのぼり、今後旧統一教会との関係断絶を議員に徹底していくと述べている。
(2)政治と宗教、議員と旧統一教会との深い関係は宗教団体の固い集票力に頼る議員の自己防衛力に問題があり、それは選挙での国民投票率の低さに原因があると書いた。自民党は旧統一教会との関係断絶を徹底するというが、これまでも国民の目には見えない関係であり、政治、与党自民党に対する国民の政治不信は大きい。
(3)所属国会全議員の半数近くの179人に問題があった報告なので、もう現在の政治は旧統一教会に浸食されていると考えられ、これを許容した選挙での国民投票率の低さの問題解消も含めて、岸田首相が本当に出直そうというなら衆院を解散して国民に本当の出直しの信を問わなければならないところだ。それこそ解散権の意味がある。
(4)国民も今度は投票所に出向いて投票率を高めて、本当に多くの国民の意思、考え、判断が選挙結果につながる選挙にしなければならない。与党自民党にも国民にもそういう本当の「出直し」が必要な政治状況を迎えているといえる危機的状況だ。
(5)与党自民党がそういう政治状況を認める旧統一教会との関係、接点の調査結果を示したのだから、岸田首相は衆院解散して総選挙で国民の選択判断能力を含めた政治の出直し、信を問うべきだ。
本来なら安倍元首相の国葬をやっていられる状況ではないが、世界各国首脳級の参列者の予定も決まりつつあるとすればこの段階で国葬中止ともいかない事情はある。
(6)国葬の決め方、経費、対応などについて検証を進めて国会、国民に理解ないしは問題、課題をあきらかにして、あるべき姿を示していかなければならない。それが政治の責任だ。
10月になればノーベル賞ウイークも始まり少しはあかるい話題、ニュースの期待もあるが、これから3か月来年につながる出直し、反省、克服、出発の時にしたい、そういう社会、世界がくることに接したいものだ。
(7)政治、経済、社会すべてに変革期を迎えている(we have changing age)ことは間違いない。