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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

天才であること。 to habe a genius

2022-09-05 20:38:46 | 日記
 (1)天才(genius)はどこからでもやってくる。囲碁界の英才採用制度で9才のプロ棋士(初段)が誕生したが、天才棋士であり今後の成長が期待されるが、現在の最高位実力者である井山裕太本因坊はこれから壁にあたることもあるが乗り越えて頑張ってほしい旨(報道)の勝負の世界の厳しさを発言している。

 (2)将棋の世界では羽生善治九段がかって若くして前代未聞の当時の7冠全制覇を果たして間違いなく天才であった。現在は51才を迎えて長く保持していた最高A級クラスから次クラスのBクラスで対局をして、勝負の世界も厳しい。入れ替わりに天才、藤井聡太(20)5冠がA級入りして天才が引き継がれて世代交代の時期だ。

 (3)天才が集う科学研究分野では近年論文の不正、データ改造が目につく。最近もアルツハイマー病研究で注目され2300回も他論文に引用された論文のデータが図複製、切り張り改ざんされていた疑惑が報道されている。

 日本でもかってノーベル賞iPS細胞作製研究に対抗する研究として発表された論文データが同様に図複製、切り張りされていたことがわかり、他の研究者から実験で再現できないとの報告にも当研究者は科学研究にもかかわらず「(再現には)コツがあるんです」とまるで非科学的発言を平然と言ってのけた。

 (4)政治の世界ではほとんど天才といえる政治家の出現はみあたらないが、かっての田中角栄元首相はそれでも政治の天才とみていいか。日中国交回復を実現して、戦後の高度経済成長時代に日本列島改造論で全国高速道路、新幹線網整備で土地開発政策を進めたが、全国土地価格の高騰を招き自ら出身の建設業界への偏向した利益拡大、バブル経済を誘発して、密室政治で最後は米国ロッキード選定ワイロ受領で首相として東京地検に逮捕されるという末路をたどった。

 (5)天才も天才で居続けるのも大変で、教育では受験資格前に大学で高度な教育、研究を受けれる「飛び級制度」も話題になったことがあったが、その後の天才がどうなったのか注目を集めているとは聞かない。英才教育、飛び級だけから天才が生まれるわけではなく、天才はどこからでもやってくる。

 (6)人間、成長とともに見合った経験、知識、技術、能力を積み重ねて、高めて、開発、成長していく過程も人間の成長には意味のあることがわかり、天才も天才としていつも無理を強いられれば崩れることがあり、天才であることも大変なようだ。


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