いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

ドローン時代。 era of drone

2015-05-14 20:02:13 | 日記
 (1)情報化時代もケイタイ、パソコンからスマートフォン(smart phone)全盛を迎えて、これから50年、100年先の情報ツールは一体どんな風になっているのか想像もつかない進化だ。

 スマートフォン全盛を迎えてパソコンも起動、操作にキーボードのないもの(画面操作)になるのはそう遠くない近未来であることは想像に難くない。音声で起動、操作するものも研究は進んでおり、これはブツブツとひとりごと奇妙で使い勝手がいいのか便利なのかは考えものだが、国民全体がインターネットで結ばれる時代も超高年令社会の到来で求められるもので、行政、経済、社会、教育、文化と国民、市民のネット結びつき社会も高度で便利、簡単な情報ツールの社会整備であざやかに実現するのではないのか。

 (2)それも見越したマイナンバー制度なら効果性も考えられるが、行政手続き、個人の資産管理、は握の個人情報の一元化だけのためのものなら、国民個人にとってはありがた迷惑でしかない。

 国家による個人情報の一轄管理、漏えいの課題は必ず問題化するだろうし、マイナンバー化して行政効率化し、あわせて同時に公務員削減を進める計画的なものなら意味も意義もあるのだろうが、国民と行政手続きの関係なら少々煩雑でもステップを踏んで確実な今のままでもどうってことはない、国民の権利保障、安全からはそれぐらいでちょうどいいはずだ。

 (3)米国ではゲリラ、テロ組織掃討作戦に米国本土から遠隔操作できる無人偵察機、無人戦闘機の開発導入が進んで、効果とともに現地住民の無差別攻撃のリスクも指摘されているが、近年ドローン(drone 小型遠隔制御無人機)を利用した宅配業務の新商法が話題になってから、実際はホワイトハウス敷地内に落下したり、日本の首相官邸屋上に落下していたり、善光寺のご開帳行事列に落下したりと操作制御不能、不十分や意図的な迷惑行為が続いている。
 日本でも早速国会で罰則規定のあるドローン規制法制定を目指す動きが進んでいる。

 (4)かってはグライダーが手ごろな庶民の上空飛行の夢のツールであったが、ドローンも市販で誰もが簡単に入手できる小型無人機でその分遠隔操作、制御の安全精度が追いつかずに、偶発事故、危険な上空侵犯事故が相次いでいる。

 ドローンは人が近づけない災害地の上空からの撮影や物の運搬移動には効果性もあるが、操作制御の精度、安全性を各段に高めることが必要課題となっている。

 (5)当然、低空飛行で施設、民家の領空を飛行侵入するわけで、プライバシー保護、権利保障の問題はある。ドローン規制法案では首相官邸、国会周辺の重要施設周辺の飛行禁止(報道)を目指しているが、それでは不十分だ。

 小型無人機の性能向上とあわせて安全性、機能性、商業利用について法整備する必要がある。

 (6)かって都市空間を人間が飛行物体で自由に行き来する空想画があったが、現実味のある未来社会になってきた。
 50年、100年後の人類社会、地球衛星がどうなっているのか、いいも悪いも夢は想像を超えて進化し影響し果てしない。

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