goo blog サービス終了のお知らせ 

いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

見えない国民の力が働いた。 invisible national power moved

2024-09-28 20:43:20 | 日記
 (1)自民党総裁選1回目の投票で「党員」(1位)、「議員」(2位)でともに石破茂議員を上回った高市早苗議員が2回目の決選投票では1回目党員2位、議員3位の石破茂議員に逆転敗北したのは、背景に確かにその会場にはいなかったがもうひとつの重要な「ピース」の「国民」の力が働いたと考える。

 (2)2回目の決選投票は国会議員の投票行動がより大きな力を持つもので、その2回目の国会議員の投票行動に総裁選部外者の「国民」の力が大きく作用したと考えられる結果だ。
 時期の早い遅いの問題はあってもいづれ新首相のもとでの解散総選挙が実施されるのは確実な情勢の中で国会議員は選挙で勝てる新総裁を選ぶのは必然であり、高市議員より国民の支持の高い石破議員に国会議員の投票行動が動いた、集まった結果の逆転劇だった。

 (3)国民の力(国民主権)、民主主義が働いた、動いた結果といえる。党員、議員の投票結果にさらに最後のピースとして「国民」の力が国会議員の投票行動を動かしたと考えられる石破茂新総裁の選出だ。
 さて、石破茂自民党新総裁(10月1日の臨時国会で新首相)がどういう政治、政策、理念、思想、信条で首相として政権を運営していくのかだ。

 (4)石破自民党総裁はかっては自民党保守派に根強くある核保有論を主張しており、唯一の戦争被爆国の日本として核保有論が国民の支持、理解が得られるのか、国連での核兵器禁止条約にも米国に追随して参加しておらず核保有論が先行することがあれば国民の不安、不信はある。
 今回の総裁選では米国に自衛隊基地をつくれとも述べて、憲法第9条は個別的自衛権までを規定したものとの解釈が国民の理解であり米国に自衛隊基地をつくることが憲法解釈として正当性、整合性があるのか問題はある。

 (5)これから石破総裁、首相の政治、政策があきらかになれば、従来の主張が問題となることも考えられて、石破総裁、首相がどう説明、主張するのか注目と関心が必要だ。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神髄と神童ー管理すれど関与... | トップ | 族議員。 `zo-ku' the Diet »

日記」カテゴリの最新記事