オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

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新ラスベガス半生中継2023年G2Eショウ(1) DAY 1:入国~ゲーセン巡り

2023年10月22日 20時24分54秒 | 海外カジノ

10/8(日)から10/13(金・帰国は10/14(土))まで、ラスベガスに行ってまいりました。今回からしばらくの間、この旅行の記録を残しておきたいと思います。

◆旅程
10/8(日)昼羽田発、同日午後ラスベガス着。
10/13(金)未明ラスベガス発、14(土)午後羽田着(5泊7日なれど実質4泊7日)。

◆目的
・ギャンブル業界の世界的な見本市G2E(Grobal Gaming Expo)の見物。
・ラスベガスのゲーセン巡り。
・同行者3人のアテンド。3人のうち2人は結構なリピーターだが、1人は初ラスベガス。
・コロナ禍による4年間の空白で生じた変化の観察。(ゲームの傾向とかピンボール・ホール・オブ・フェイムとかスフィアとかミニマムベットとか物価とか流行り廃りとか)。

**************** 第1日目

・朝9時、同行者3人と羽田空港で待ち合わせ。今回は訳あって、同行者の一人が全員分を一括手配したワンワールド系の飛行機なので、ワタシが普段利用するスターアライアンスのラウンジは使えない。

・飛行機の中では映画「大河への道」と「2001年宇宙の旅」を観る。「大河への道」は、立川志の輔さんの新作落語を原作とする、地方自治体の役人が、町おこしのために、地元の誇りとする歴史的有名人・伊能忠敬を大河ドラマのテーマにしてもらおうと奮闘する物語を、現代と江戸時代のそれぞれのストーリーから二元的に描く。以前にTVの時代劇で伊能忠敬を演じていた橋爪功さんが準主役として出演しているのが興味を深めた。江戸時代の描写にはフィクションも混じるのでそのまま歴史の教材にはならないが、面白く、機会があればまた観たい。

・乗り継ぎ地のロサンゼルス空港に到着。入国審査はかなりの行列ではあったが、列はそこそこ進む。そういえば飛行機の中で入国に必要な書類は配布されなかったが、いざ自分の番になると、「マスクを取ってカメラを見て」と指示された。その後「ミスター××?」「はい、そうでがす」のやり取りがあり、それですべて終了。差し出したパスポートに触れようとさえしない。税関にも人はいたがノーチェック。そういえば出発前、ESTAを申し込むときにスキャンしたパスポートを送信したが、それでこんなに簡単になるものなのかと驚く。

・受け取った荷物をリチェック。これは場所も流れもスターアライアンスで来た時と全く同じ。ランドサイドに出て場内のフライト情報を調べるが、我々が乗る便が掲示板に表示されていない。4人で思い思いにスマホで運行状況を調べるなどして発見し、ターミナルを移動する。便利な世の中になったものだ。

・乗り継ぎに4時間ほどあるので時間が近くなったら改めて集合することにして、二人はラウンジへ、ワタシともう一人はおそらくそこと思われる搭乗ゲート前のベンチでしばらくまどろむ。やがて定刻が近づき4人が合流したが、ラウンジ組より国内線がディレイしているとの情報を得る。結局定刻より3時間遅くなった

・ラスベガスに到着。荷物を受け取ってレンタカーセンターへのシャトル乗り場を探すが、普段使う第3ターミナルではないので勝手が違う。

・レンタカーセンターのダラーのカウンターはガラガラ。すぐに手続きに入れた。LDWとLISは予約段階で含まれていたが、オプションに緊急ロードサービスを勧められ、普段は断るところだが今回は入っておくことにした。これが後で効くことになろうとは、この時点では予想していなかった。

・車は、荷物が多いので5個のバッグが収納できると書いてあったクライスラー300または類似モデルを選択。ガソリンは満タン返し、オプションを一つ付けて約650ドル。以前なら400ドル程度であったろうに。

・当初の予定では先にホテルにチェックインし、その後見物するスポットに移動するはずだったが、到着が3時間遅れているため、先に見物スポットを回り、ホテルチェックインは最後にすることに変更。ストリップエリアの西北にあるサマーリン地区の、ゲームと飲食を併せた店舗「Dave & Buster's」に向かう。

・Dave & Buster'sでしばらくゲーム三昧。ゲーム料金の支払いはリチャージもできるプリペイドカードで行い、リデンプションゲームが払い出すチケットもこのカードに記録され、完全にコインレス、チケットレスになっていた。すべてのゲーム機にはカードリーダーが付いている(カードリーダーを後付けした機械ももちろんある)。

Dave & Buster'sの店内。①店内その1。②店内その2。撮影してしまうと補正が入ってわかりにくいが、案外暗い。③飲食エリア。④リデンプションコーナー。高額な景品には任天堂スイッチのようにパチンコよりも豪勢なものもたくさんある。

・Dave & Buster'sからホテルまでの道中には、日本でもなじみの深い「ラウンドワン」があるので、そこにも立ち寄る。現場は2019年のGWに女房と行った「Nevada State Musium」(関連記事:新ラスベガス半生中継2019GW DAY2:ネバダ・ステート・ミュージアムと寿司隆)の向かいのマーケットプレイスだった。ラスベガスのラウンドワンは、先ほどのDave & Buster'sとは違ってクレーンゲームの比率が高く、日本のゲーセンの雰囲気にやや近い。そのせいかどうかはわからないが、客入りはDave & Buster'sよりもいくらか少ないように見える。また、ここにも飲食部門はあるが、ファストフードのカウンター並みで、Dave & Buster'sのファミレス並みとは比較にならない。ただ、全台コインレス、チケットレスである点は同じ。

ラウンドワンの店内。①Dave & Buster'sよりも幾分閑散としている気がする。②クレーンゲームのバンク。このような通路が4、5列も並ぶ。③飲食コーナー。Dave & Buster'sよりも簡易。④リデンプションコーナー。面積はDave & Buster'sよりも広い。

・ラウンドワンのボウリングは、ゲームなどと同じフロア内に、8レーンが設置されていた。ブラックライトで演出がされており、スポーツボウラーがマイボールを持って行くようなボウリング場ではなかった

①ボウリングの受付カウンター。②カウンターに掲げられているボウリングの料金表。パーティールームやカラオケもやっているようだ。③ボウリング場の様子。④ゲームのプリペイドカードにチャージする料金表。

オマケ。ラスベガスで深海魚「メンダコ」を発見! 海のないネバダ民に通じるのだろうか。

・ラウンドワンを出てホテルに向かう途中でスーパーに寄り、水やいくらかの食料を買う。水は500㏄ボトル40本パック(約5.5ドル)を買って4人で10本ずつ分ける。ワタシはこれに、明日以降の朝食にするつもりで「ブリオッシュブレッド」8本入りとスライスチーズ20枚入りを買う。約12ドル。まだ実際に物価高を体験してはいないが、ファストフードで2000円超と聞いていたことに対する自衛策。

・ホテルはダウンタウンのフォークィーンズ。駐車場に車を入れようとしたら、係員に「ホテルゲストか、ビジターか」と聞かれた。ホテルゲストではあるがチェックインはこれからだと答えると、予約の証拠を示すものを見せろというので、スマホでeメールにアクセスして予約画面を出して見せた。

・フォークィーンズはリゾートフィーを取らないという今どき表彰したくなるような見上げたポリシーだが、1泊平均80ドルはワタシの常識の6割高の値段。しかし、これでもラスベガス全体から見れば最も安い部類だった。ラスベガスは安く楽しめるところではなくなってしまっている

・今回は4人分の部屋をワタシが一括して予約しているので、ワタシが代表してチェックイン手続きし、その後各自がIDとクレジットカードを提示した。最後に、「車があるのだが」と告げたら、駐車場の通行証をくれた。後で知ったことだが、ホテルゲストは駐車場代が無料だそうで、これはポイントが高い。通行証にはバーコードが印刷されていて、駐車場入り口及び出口のゲートにかざすことで出入りができるようになる。

・各自一旦部屋に荷物を置きに行く。意外にも冷蔵庫付きでいくらか広い良い部屋だった。フォークィーンズに泊まるのはこれが3回目か4回目だが、こんな部屋があるのを知らなかった。冷蔵庫はコンセントが抜かれておりすぐには使えなかったが、今後は贔屓にするかもしれない。その後カジノフロアで集合し、向かいのフレモントのスナックバー「ラナイ・エクスプレス」で夕食。ワタシはホットドッグにクリームパンのようなもので約8.5ドル。飲み物は持参の水。

ラナイ・エクスプレスで購入したホットドッグとクリームパンのようなもの。ここはハワイの麺料理「サイミン」が結構名物。

・初日の締めくくりは当然カジノ。フォークィーンズは以前から良いビデオポーカー(DB10/7)が$1と25¢で残っていることが知られているが、ワタシはそれに加えてDDB10/6の25¢を1台発見してしまった。以降、最終日までかなりしつこくこの台を打った。
この日はクワッズには恵まれなかったが、唯一$1DBでスペシャルなクワッズが出てくれたので収支は楽になった。明日居眠り運転などしないように早めに切り上げて寝る。

画像:$1のDB10/7で出てくれた2のクワッズ。これで400ドルになる。助かる。

次回DAY 2に続く。


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