今日は午前からかつての同僚、Gと合流する。Gは昨日の夜にラスベガスに到着し、4泊6日でシーザーズエンターテインメントに属するハラーズに逗留するということだった。ハラーズはストリップエリアのカジノホテルで、リゾートフィーを加えると結構な料金になるはずだ。しかしGは、過去にクレジットカード入会か何かの特典で、プレイヤーズクラブのダイヤモンドという、ワタシが主に利用するBoydで言うところのエメラルドに相当する上位の資格を得ていたのでリゾートフィーが免除され、宿泊料金も1泊25ドル程度と安かったとのことだった。
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Gとは昼前にワタシが宿泊するゴールドコーストで落ち合ったが、早めに到着したので少しビデオスロットで遊んでいたら200ドルくらいお金が増えたと言っていた。その機種は、セガサミークリエイションの「Rail Road Riches」で、同社にとっては初めてのビッグヒットとなった機種だった。
セガサミークリエイション初の大ヒット作となった「Rail Road Riches」。この画像はサンセット・ステーションで撮影したもので、背中合わせに2台ずつ、計4台の設置。ほとんどのカジノで4台単位で設置されている。ゴールドコーストでは昨年10月の時点では4台が導入されていたが、今回は8台に増台されており、そのヒットぶりが窺える。
セガサミークリエイションは、この大ヒットのせいでアリストクラートから何やら文句を言われているといううわさを聞いている。確かにホールドアンドスピンフィーチャーはアリストクラートが元祖と言って良いが、ゲームルールは著作権の対象ではないし、他社もずっと以前からこぞって真似ている。結局のところ、売れてしまうと目を付けられるという事だろうか。
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Gと合流後、昨年10月にも訪れた「AREA15」(関連記事:新ラスベガス半生中継2024年(6) DAY 6:最終日:最後のゲーセン巡り)に向かう。アトラクションの一つであるキャンディショップ「Rocket Fizz」では、前回見られた「ダスト味」とか「ベーコン味」とか「マスタード味」とか「ピクルス味」とか「火星人ソーダ」などのヘンなソーダが悉く無くなってしまっていた。代わりと言うわけではないとは思うが、日本のマンガ・アニメキャラをフィーチャーしたドリンクが大量に売られていた。
日本のマンガ・アニメキャラをフィーチャーしたドリンク。ちゃんとライセンスを得たものかどうかは不明。
アトラクションは例によって費用がかかるので、入場無料のバーケイド「ASYLUM」でいくらかゲームをする。ここでは現金でトークンを借り出し、ゲーム機毎に定められた枚数のトークンを投入してゲームをする。有料のアトラクションをある程度体験するなら少なくとも100ドルを超える費用を要する。なるべく出費を抑えたい身としてはちょっと手を出しづらい。円安が憎い。
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続いてやはりバーケイド「PLAYER 1」へ。これについては3月16日にアップした記事「先週見てきたPlayer1とPinball Hall of Fameの様子を少し」で触れているのでここでは省略。
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本日のゲーム。ワタシがプレイするビデオポーカーは、通常のシングルプレイか、または一つの手で3回ドローする「トリプルプレイ」だったのだが、Tierポイントが伸び悩むので、一つの手で5回ドローする「ファイブプレイ」に初めて手を出してみた。
シングルプレイよりはトリプルプレイ、トリプルプレイよりはファイブプレイの方が理屈の上では設定値に収束しやすいはずだが、この程度の試行数では収束に至らなくても全然不思議ではない。ファイブプレイのミニマムベットはシングルプレイの5倍となるので、コールドストリークに入った時のダメージの大きさにビビりながら始めた。クワッズは3回出て、うち1回は4Aであってくれた。
ファイブプレイで良かったと思えた1ゲーム。初期投資はトリプルプレイより少し必要だが格段に厳しいとも思わずに済んだ。
時差ぼけのせいか、比較的早い時間に眠気を催してきたので、10時過ぎにはゲームを切り上げて寝ることにする。部屋に戻る前に確認したTierポイントは356ポイントで、前日比+172ポイント。やはりファイブプレイはポイントの伸びが早い。
4日目終了時点のTierポイントは356ポイント。ファイブプレイのためサファイアの背中が見えてきたような気もしないこともないが、それでもまだ遠い。
(つづく)