標記111号が配信された。
環境対策課長が、柏崎の海水浴場での、中越沖地震体験をお書きになっている。M6.8、震源深度17km、の地震を、震央から、たぶん、20km以内の海岸で体感した、貴重な話だ。
水中で泳いでいた子供さん方は、「その瞬間はまるで海ごと揺れているみたいだった」そうである。水中での縦波(確か、伝播速度は1.5km/秒だっけ)体験談だ。面白い、といっては失礼か。親御さんがたが居られた砂浜の揺れから、一呼吸置いて海水が揺れたはずで、なんて想像が際限なく膨らむ。
文章全体が、「必ず来るといわれている東京大地震」に対する我々の対応を考える上で大変示唆に富んでいる。
発震後我々はまず身体の安全を確保する。実はその後が大変なのだ。時間経過とともに次々と難問が発生するからだ。寸刻の休みなく、ひとつひとつの最適解を、迅速にしかもロスを最少に求め続けなければならない。
彼の話は、震災緊急対応シミュレーションの状況設定としても、十分に役立つのではないか。
とにかく、彼のような人が市役所中枢に居る間は、彼らの眼が入ることによって施策に血が通うはずだから、市が打ち出す防災施策を信じてよい、と思う。
環境対策課長が、柏崎の海水浴場での、中越沖地震体験をお書きになっている。M6.8、震源深度17km、の地震を、震央から、たぶん、20km以内の海岸で体感した、貴重な話だ。
水中で泳いでいた子供さん方は、「その瞬間はまるで海ごと揺れているみたいだった」そうである。水中での縦波(確か、伝播速度は1.5km/秒だっけ)体験談だ。面白い、といっては失礼か。親御さんがたが居られた砂浜の揺れから、一呼吸置いて海水が揺れたはずで、なんて想像が際限なく膨らむ。
文章全体が、「必ず来るといわれている東京大地震」に対する我々の対応を考える上で大変示唆に富んでいる。
発震後我々はまず身体の安全を確保する。実はその後が大変なのだ。時間経過とともに次々と難問が発生するからだ。寸刻の休みなく、ひとつひとつの最適解を、迅速にしかもロスを最少に求め続けなければならない。
彼の話は、震災緊急対応シミュレーションの状況設定としても、十分に役立つのではないか。
とにかく、彼のような人が市役所中枢に居る間は、彼らの眼が入ることによって施策に血が通うはずだから、市が打ち出す防災施策を信じてよい、と思う。