85 春風は花のあたりをよぎてふけ 心づからやうつろふとみん
春宮(トウグウ)のたちはぎ(帯刀)の陣にて、桜のちるをよめる
ふぢはらのよしかぜ
(桜が散り始めました。)風さん、どうか桜をよけて吹いてくれませんか。桜が風の力ではなく、自分の意志で散っているのかどうか確かめたいのです。
桜と潔さ、の関係がもうこのころから言われていたのでしょうか。それも、宮廷武官の詰所で詠まれたものです。興味深い歌です。
今年はまだ花見に行っていません。今日、と思っていたのですが、あいにくの雨。明日ですかね~。
春宮(トウグウ)のたちはぎ(帯刀)の陣にて、桜のちるをよめる
ふぢはらのよしかぜ
(桜が散り始めました。)風さん、どうか桜をよけて吹いてくれませんか。桜が風の力ではなく、自分の意志で散っているのかどうか確かめたいのです。
桜と潔さ、の関係がもうこのころから言われていたのでしょうか。それも、宮廷武官の詰所で詠まれたものです。興味深い歌です。
今年はまだ花見に行っていません。今日、と思っていたのですが、あいにくの雨。明日ですかね~。