君賜食、必席正先嘗之(郷党第十の14)
君、食を賜えば、必ず席を正し、先ず之を嘗む。
うろ覚えだが、茶席では、一口飲んだのち、「結構なお点前でございます」と言うしきたり、だったと思う。
たぶんこれと同じで、人様からなにかいただいた時は、「お礼を言う前に味見をするのが礼儀」と言っているのだと思う。
ただ、これに続く、二つの言の意味合いがよくわからない。
・生肉をいただいたら、必ず煮て、そののち神棚に供えます(君賜腥、必熟而薦之)。
・生き物をいただいたら、必ず飼育します(君賜生、必畜之)
上は自らの健康を保持するためだろうし、下は殺生からの忌避でしょう。
とすると、この節全体として、何が言いたいのかわからない。
論語は、「孔子が言った」ということを後世の人が書きまとめたものだ。例えばウィキペヂアみたいなものだ。
と考えると、この節全体を理解しよう、とするのは間違いかもしれない。互いに意味の通じない語を並列しているだけの節があるのかもしれない。
君、食を賜えば、必ず席を正し、先ず之を嘗む。
うろ覚えだが、茶席では、一口飲んだのち、「結構なお点前でございます」と言うしきたり、だったと思う。
たぶんこれと同じで、人様からなにかいただいた時は、「お礼を言う前に味見をするのが礼儀」と言っているのだと思う。
ただ、これに続く、二つの言の意味合いがよくわからない。
・生肉をいただいたら、必ず煮て、そののち神棚に供えます(君賜腥、必熟而薦之)。
・生き物をいただいたら、必ず飼育します(君賜生、必畜之)
上は自らの健康を保持するためだろうし、下は殺生からの忌避でしょう。
とすると、この節全体として、何が言いたいのかわからない。
論語は、「孔子が言った」ということを後世の人が書きまとめたものだ。例えばウィキペヂアみたいなものだ。
と考えると、この節全体を理解しよう、とするのは間違いかもしれない。互いに意味の通じない語を並列しているだけの節があるのかもしれない。