所重民食喪祭(尭曰第二十の2)
重んずる所は民の、食、喪、祭
(政治の)枢要は、民を食わせ、先祖と神とを大切にすることである。
上の結論にいたるまでに、この節では、おおよそ次のように論じている(ただし、孔子が言った、とは書いていない)。
「課税を慎重にし、法規を整備し、官僚制度を整えれば、国の政治はスムーズになる。また、国を興隆させ、名家を再生させ、離れていった民を呼び戻すことができれば、民はその政治を信頼する」
中東における現在の混乱は、西欧社会の宗教観に基づく統治手法の、この地域への導入の無力さを表しているようだ。このままだと、民は飢えるばかりと思え、心が痛い。
一方、民を食わせることにまい進してきた某国は、さきの大戦の総括を自分でしなかったために、いま民族としての精神が蝕まれてきていて、目を覆いたくなるばかりの精神社会を呈しつつある。強国の餌食となっているウクライナを見れば、某国における軍事力強化は当分続くだろが、「国の強さ」とはどう定義するものなのだろうか?
重んずる所は民の、食、喪、祭
(政治の)枢要は、民を食わせ、先祖と神とを大切にすることである。
上の結論にいたるまでに、この節では、おおよそ次のように論じている(ただし、孔子が言った、とは書いていない)。
「課税を慎重にし、法規を整備し、官僚制度を整えれば、国の政治はスムーズになる。また、国を興隆させ、名家を再生させ、離れていった民を呼び戻すことができれば、民はその政治を信頼する」
中東における現在の混乱は、西欧社会の宗教観に基づく統治手法の、この地域への導入の無力さを表しているようだ。このままだと、民は飢えるばかりと思え、心が痛い。
一方、民を食わせることにまい進してきた某国は、さきの大戦の総括を自分でしなかったために、いま民族としての精神が蝕まれてきていて、目を覆いたくなるばかりの精神社会を呈しつつある。強国の餌食となっているウクライナを見れば、某国における軍事力強化は当分続くだろが、「国の強さ」とはどう定義するものなのだろうか?