水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(205)

2016-06-30 10:48:29 | 古今和歌集
929 風ふけどところも去らぬ白雲は 世を経ておつる水にぞありける
音羽の滝を読める
みつね

風が強く吹いているのに、全く動かない雲があります。と思ったら、それは滝として落ちている水でした。


なんとも、つまらない歌ですが、プロの歌人・凡河内躬恒の歌ですから、なんか意味があるのでしょうね~。
想像するに、たぶん、白雲=ふわふわして定まらない心、と解釈すればいいのではないでしょうか。

意訳
あちこちから、ああでもないこうでもない、と声がかかっていて、どれもおいしい話であるのに、(あの人)は思い込んだら筋を通す人なのですね~。


そんな人にわたしもなりたい。


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