人傷乎、不問馬(郷党第十の13)
人を傷けりや、馬を問わず
孔子が外出している間に、廏(ウマヤ)が火災にあった。
帰宅した孔子の最初の言葉だそうだ。
誰か怪我をしたのではありませんか?
そして、馬の状態については、何も聞くことはなかった。
人はどうしても、損得勘定に敏感になりがちで、財産の毀損を嫌う。
どのような高級車よりも家族を大事ににしなければ、家はもたない。
しかし、動物愛護の精神からみて、孔子の「不問馬」は極端な言い方だったかもしれません。
ペットを異常に大切にする、今の日本では、たぶん受け入れてもらえないでしょう。
蛇足
「厩」は俗字で。正しくは「廏」だそうだ。
人を傷けりや、馬を問わず
孔子が外出している間に、廏(ウマヤ)が火災にあった。
帰宅した孔子の最初の言葉だそうだ。
誰か怪我をしたのではありませんか?
そして、馬の状態については、何も聞くことはなかった。
人はどうしても、損得勘定に敏感になりがちで、財産の毀損を嫌う。
どのような高級車よりも家族を大事ににしなければ、家はもたない。
しかし、動物愛護の精神からみて、孔子の「不問馬」は極端な言い方だったかもしれません。
ペットを異常に大切にする、今の日本では、たぶん受け入れてもらえないでしょう。
蛇足
「厩」は俗字で。正しくは「廏」だそうだ。