水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

地域防災計画(2)被害想定

2007-11-13 11:56:14 | 三鷹・市政
 パブコメ受付中の三鷹市地域防災計画は面白い。という言い方は問題か。
とにかく被害想定はショッキングな内容なので、以下にその概要をメモる。

 前提1 市面積:16.5km2、夜間人口:171612人、建物棟数:43628(内非木造6637)
 前提2 想定地震(もっとも被害が大きくでる場合) 
震央:多摩直下、規模:M7.3、発生時:冬18時、風速:15m/sec

 被害(全域震度6弱)
・建物全壊数 878(内、非木造41、がけ崩れによるもの29)
・出火件数 13
・消失面積 3.82km(23.2%)
・消失棟数(倒壊含) 11694(26.8%)
・死者数 71(火災による者45)
・負傷者数 1730(内重傷者228)
・避難者数 62634(36.4%)
・震災廃棄物 60万トン
・停電率21.4%、通信不通率19.7、ガス供給停止率0%、断水率29.5%

 上のような状況がわが身に降りかかるのだ。

 市民100人のうち36人は避難者になる。
市内住宅100棟のうち、27棟は焼けてしまう、電気がこない家21、電話が通じない家20、水の出ない家30。
不思議なことに、といってよいのかあたりまえなのか、ガスは100%大丈夫らしい。
そして、なんといっても、震災廃棄物の量が、現在の年間廃棄物量の10倍だ。本当に腰がぬけてしまうほどの量だ。どうするんじゃ。

 こんなんだったら、いっそ死んだり、大怪我をして人様のお世話になるほうがよいかもしらぬ。
 それにしても、五体満足で震災を経験するということは、大変なことだ。なんとかがんばり、できればよそのかたの支援にまわるようになりたいものだ。なんといっても市役所様、どうかよろしくお願いします。