大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米政府 中国半導体最大手SMICに制裁

2020年10月07日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





米商務省は、9月25日に中国の半導体受託

生産の最大手である中芯国際集成電路製造

(SMIC)と取引のある企業に対し、SMICへの

輸出には、米国としては容認できない[軍事

目的]に転用されるリスクがあると警告した。

これを受けて、サプライヤーがSMICへの

半導体製造設備や資材を輸出する場合は、

米企業は米商務省から事前許可が必要になった。

日本などもこれに準じた同等の措置を取ら

ざるを得ないこととなった。

米国の市場調査会社の報告では、2020年6月

現在、半導体生産能力の国・地域別シェア

では、世界1の受託生産能力を備えたTSMCを

有する台湾が全体の21.6%を占めシェア1位。

2位が韓国でシェア20.9%、3位が日本で16%、

4位に中国が着けて13.9%、5位が米国の12.8%、

6位に欧州の5.9%となっている。

2019年12月時点で、世界の半導体生産能力は

1951万枚/月(200mmウェハ換算)。

中国は、目標とする産業高度化計画の[中国

製造2025]達成に備えて、半導体の自給率

向上を目指し、意欲的に取り組んでいる。

中国は、2022年には韓国や日本を上回り

世界シェア2位の座につくと想定されていた。

しかし、今回のトランプ大統領の強い中国

叩きの意思表示で、ファーウェイとSMICは

息の根を止められることとなった。

SMICは、ファーウェイ傘下の半導体設計会社

海思半導体(ハイシリコン)から生産を受託し、

ファーウェイのスマートフォンや通信機器に

使用される半導体を供給している。

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