習近平は、台湾進攻の構えをエスカレートさせ
台湾南海上での軍事演習だけでなく、軍艦を
1000回以上も台湾領海に接近させたり侵入させ、
上空からは戦闘機を台湾の防空識別圏(ADIZ)に
1700機以上も進入させたりと、今年に入り
一段と挑発の度合いを強めている。
10月12日には、米国の海兵隊に倣った最新の
装備と訓練で高い戦闘力能力を備えていると
される福建省に駐留する精鋭の海軍陸戦隊を
視察した習近平は、[全身全霊で戦争に備えよ]と
兵士らに指示をした。
14日には、深圳経済特区成立40周年記念式典に
出席し、演説をしているが、深圳市ではこの日、
危機管理に当たる市応急管理局が、[災害に
備えるための指導]と称して、[深圳市家庭非常
備蓄品推奨リスト]を発表している。
リストには、[基本版]と[拡充版]がある。
基本版は、非常時用道具、緊急時の医薬品、
多機能懐中電灯、救命用ホイッスル、消火器、
レスピレーターなどの非常用品をリストアップ。
拡充版には、食料品や日用品、貴重品、書類
などがリストアップされている。
こうした、習近平の言動に、市民は福建省
アモイで台湾との戦争が起きるのだろうかとの
不安が高まる一方、他方では少し前は、全国の
多くの都市で防空訓練が行われ、市民は[空襲に
備えろ]と言われたが、台湾への単なる威嚇で
戦争をする勇気もないのに、ふりをしている
だけと冷めた市民もいるようだ。
いずれにせよ、食糧危機を訴え、戦争への
備えを強調して、体制の引き締めに一生懸命だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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