大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

ガス? 異臭発生が続く三浦半島

2020年10月17日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




6月4日夜の8時ごろから、三浦市諸磯や金田

地区から横須賀市追浜地区の東部海岸地域を

中心に、ゴムが焼けたような異臭がするとの

届け出が相次いだ。

7月17日と8月21日にも、横須賀市周辺で

異臭の届け出があり、この地域では地震の

予兆ではないかとの不安が高まっている。

1923年(大正12年))9月1日に発生した関東

大震災の直後に実施された海洋調査の記録が

1926年(大正15年)に内務省社会局が発行した

[大正震災志]に残されており、その中の地図に

三浦半島の調査記録がある。

地図上の浦賀の地名の横に[瓦斯(ガス)噴出]の

文字があり、更に三浦半島の先端部の三崎の

文字下に[一時瓦斯噴出ス]との記入がある。

このことから、大正関東地震の際にも、ガスの

臭いが漂い、住民に強い印象を与えていた。

10月12日、今度は横浜市内でも異臭が発生。

JR横浜駅では、一時改札で入場制限が行われる

騒ぎも出るほどだった。

発生源として、海上からの風が影響している

との説も出されているが、漁師の説明では

今年は3回ほど赤潮の発生はあったが、10月に

入って赤潮も青潮も発生していないという。

横浜市当局へは、10月1日から6日にかけても

異臭通報が相次いでおり、消防局員が採集した

臭気サンプルの分析も進めるという。

地震学の専門家は、この異臭は活断層の岩が

割れたり、こすれたりした時に出た可能性が

高く、三浦半島と房総半島南部は活断層が

地表に露出しているため、活断層の岩が割れる

ことがあれば異臭は発生する。

この地域には、大正関東地震から100年近くが

経過し、相模トラフを形成する北米プレートと

フィリピン海プレートに接触部分を中心に

大きなひずみが溜まっており、地震発生の

前兆との解釈も成り立つと言えそうな説明も。

相模トラフを震源とする地震で、再び首都

直下地震に見舞われ、更に南海トラフにも

波及すれば、スーパー南海トラフ地震発生との

物騒な話に繋がる。

先ずは、用心をし、備えをすることだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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