日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

再び、モース刑事

2018年06月18日 | お気に入りの人たち2016~
私は、なんでこんなにモース刑事(ショーン・エヴァンス)にゾッコンなんだろう、と考えてみた。

昨日の日曜は午前に1話、夜間に1話モース刑事を観る。
基本映画(DVD)は深夜という長年の習慣を破り、モースに会いにいく。

好きなんだな。この人の演技が。
そう、演技が上手い下手とう括りではなくて、この人の表現の仕方が”好き”なんだということに思いつく。
モースが描く(演技する)心象風景と自身の心象風景が一致するのだ。
なのでぴったり寄り添って、その表情を信頼して作品を見ている自分がいる。
「え?」と疑問を感じた場面ではリピートしてモースの表情を確認する。そして「そういうことか」と納得する。
僅かに微妙に変化する顔のパーツ。声のトーンもほぼ一定。ずっとモースに集中して注視していれば事件の動きが見えてくる。

見かけは全く”普通”の青年だ。快活さという印象からはだいぶ離れている。
女性にはシャイなところが垣間見える(控え目に戸惑った表情が好ましい)
人の心理を深く探る難しい表情作りが多い役どころを飄々と演じている。

何度もしつこいようだけど好きだな、この人の演技
(「シーズン1」が殊に良い)


コメント

モース刑事が気になる

2018年06月16日 | 映画
「新米刑事モース オックスフォード編」 ーイギリスー


タイトルは陳腐でダサいのだがぐんぐん惹きつけられる作品だ。
(カテゴリーを「映画」としてあるがイギリス制作の「TVドラマ」です)
2012年~2018年までほぼ年1回のペースで制作され”シリーズ5”まであるという当地で好評の作品だ。

作品としては先に「主任警部モース」があり、1986~2000年まで長きにわたり放送された作品の主人公刑事モースの
若かりし頃を描いた作品だ。
新米だった頃を初作品1から26年後に制作するという試みが斬新でちょっと驚く。
この新米刑事モース役のショーン・エヴァンスの風情にどんどん惹かれていく。

舞台は1960年代。オックスフォード大学を中退したモースが刑事職というのは異色である。周りの空気ともあまり馴染まない。
熱血感でもないし、アクションもさほどないし・・・と、私好みな展開。
文学を学んでいたモースは”ことば”から受ける洞察力で事件の真相を割り出していく。
犯人の心理を丁寧に追っていく過程が巧妙な作りになっている。
ショーン・エヴァンスは抑えた表情から実に豊かに感情を伝えてくる。余白で観る愉しみを与えてくれる。
上司役のロジャー・アラムもとてもいい味を出している。度量の大きさ・知見の豊かさでドンと構えモースを導いていく。
シーズン1の3話ラストの会話がずしんと響いて何度もモースと警部補の表情・会話をリピートした。

印象深いシーンがある。

ある重い事件解決後に犯人から受けた深い心身の負担にモースは警部補に問う。
(警部補は事件を家庭に持ち込まないという絶対の決まりを設けている)


まともなら誰でもおかしくなる。
腹をくくれ
守るものを見つけろ。と警部補は語る。
守るものがある・・・それがあれば腹をくくれる。警部にとってそれは家族。
”腹をくくる””守るもの”という比較的使い慣れたこの言葉のなんと深いことか。



「見つけました」
「音楽か?一つ一つ音を心に刻みつけろ。どんな闇でもそれは奪えない」

今は音楽。これからモースに腹をくくって守る人が現れるのか?人生の覚悟。

二人の会話はいつも淡々と交わされる。
動作は機敏とは言えないし、けしてイケメンでもない
だがどんどん惹かれる一番の理由はモースには邪念がないということかな。精神の情景が綺麗だ。
優れた洞察力がモースの真骨頂かな。もちろん土台に練りに練られた素晴らしい脚本がある。

シーズン3・4・5はまだ字幕版が出てないのが残念。今年シーズン6も制作しているという。







コメント

絵面がとても合うふたり

2018年06月16日 | お気に入りの人たち2016~

長瀬智也くんと大野智くんです。
(見にくいのですが、背景に観客の方が映っているので画像を小さくしてます)


VS嵐(6/14放送)にゲスト出演時の長瀬くんですが、
大野くんと隣同士で並んだときの絵面(えづら)が「あ!」とくるような相性の良さだったのでUP。
とってもいいなぁ。
これは、共演したら面白そうな画面になるな、きっと
コメント

オーサー・コーチに集結

2018年06月08日 | フィギュアスケート
フィギュアスケートの
羽生くんのコーチ(ブライアン・オーサー)の元へ各国のトップアスリートが次々と集まっているという。
(朝日夕刊より)

メドベージェワ(ロシア)の報は早かったが、
その後、金博洋(中国)
ジェーソン・ブラウン(アメリカ)も加わった。

この布陣は・・・強くなるなぁ。
殊にジェイソン・ブラウンは怖い相手になりそうだ。
この人の演技を見て「ジャンプが、4回転が跳べれば無敵だな」と思っていたので尚更だ。

ジェイソン・ブラウンのスケート”技術”云々ではなく、この人のダンス表現がとても好きだ。
4回転こそ跳べないが(現在)、惚れ惚れするようなダンスセンスの持ち主なので
そこを損なうことなく新コーチと上手くかみ合っていってくれることを願う。
コメント

新聞のTV解説

2018年06月01日 | 喜怒☆楽
朝日新聞を購読しているが
最終ページのTV欄とは別枠のページに番組の”きょうの見どころ”記事が載っている。
その中で少し大きめの枠を使ってCMだったりドラマだったりの裏話的な話題を振っているコーナーがある。
その欄での記事を読み「見てみるか」と決めることも多々ある。
記事への信頼である。

そこで、ある事に気がついた。
朝日新聞とテレビ朝日の繋がりである。
今更ながら・・のようなことなんだけど、やはりテレ朝番組を贔屓にしてる感が明白なんだな。
テレ朝番組「未解決の女」を週一度の高頻度で記事にしている。
読んだら「見てみるか」になるような内容で書かれているので、ここから番組に辿りつく人も大勢いるに違いない。
で、観てみればの状態を経験する人が少なからずいるのではないか?
記事も1回目・2回目。。あたりまではスっと見過ごすことができたが、さすがに4回目の掲載となると
不快度が増してきた。良作をなるべく沢山の人にすすめたいと紹介するのならまだ良しとしたいが、
駄作を番宣目的(?)に新聞を利用しないでもらいたい(何度も
私はちょっと本気で新聞を変えようかと思っている。




ずっとこの作品が高視聴率をとっていることが不思議でならなかった。
新聞記事の影響も大きい(全国紙です)はず。
そして、家人から「疲れているとお気楽なものがいいんだよ、頭使いたくない」と言っているのも一考に値する。
なるほど、これもTVの力か。ならば、この番組も大いに役目を果たしているわけだ。”癒し”なのか・・・
コメント