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しだれ梅

2009年02月07日 | 美術展・本
それはそれは美しい枝垂れ梅を見た。

場所は静岡市芹沢けい介美術館(けいは金+圭)の坪庭。(注→HPに掲載されている枝垂れ梅とは趣が全く異なる)
一目見るなりハっとするほど美しい庭だ小さなスペースに白梅と紅梅が一本づつ立ち、その背景に背の低い椿が控えている。梅と梅の間をささやかな小川が流れているかのように設えている。梅は6分咲きでなんとも華麗な枝ぶりのプロポーションを持ち、椿も花数が手頃。それぞれ絶妙な色彩の量と配置だと思う。

生憎、写真はデジカメのみOKで携帯カメラは使用できず、デジを忘れた私は画像をUPすることが出来なかった携帯で撮っちゃえ・・と辺りを見回したら監視カメラが睨んでいたので諦めました。。。

今、こちらの美術館では企画展アフリカの造形が開催されている。
芹沢さんの世界各地のコレクションの一部で、アフリカの造形に相当入れ込んでいたようだ。アフリカを題材にした映画を見たときにも気になったいたが、色彩の使い方やデザインがこちらの文化圏から見慣れた眼からは斬新だ。(例えば「母たちの村」)その斬新な発想は芹沢作品のデザインに活かされているなと気づいた。

もちろん、芹沢作品の常設展の方も満腹の充実感でした
芹沢さんの作品はこれまで都内の企画展で数多く見てきたが、細かくてそしてその内容がどれも凄すぎて見終わった後相当疲れる。一度目に触れたら隅から隅まで凝視っ・・の状態に追い込まれるのでそれがキツくて暫く遠ざかっていたが、やはり凄い。

美術館の内装そのものが非常に面白いので一押しスポットです。

追記・・コレクションの図録はこちらの(静岡)美術館にはなく、東北福祉大学芹沢けい介工芸館の方で紹介されてます。
面白いです、この図録写真も鮮明。








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2 コメント

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アフリカン (ISEKOBO)
2009-02-07 23:15:23
アフリカの彫刻なんかは
影響が大きいですね。
恐いくらいの凄みがあります。
装飾も面白いですが、
こういうものは真似できない
奥深さを感じます。
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 (naoko)
2009-02-08 08:32:19
アフリカの造形にはダイナミックな大らかさを感じます。
子どもの作品同様、余計な知識に侵食されてない強みがあります(語弊を気にしつつ

ふと、縄文時代の造形物に彩色出来てたら
あの時代の人はどんな色使いをしてたかな?
と思ったりしました。
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