擬人化された動物たちの、対象年齢が上寄りの独特の雰囲気のアニメです。
運転をしながら乗客たちの訳ありな日常をボソボソと聞く。
オドカワは力の抜けた朴訥な話し方をするのでついつい乗客は内側の事情を
話し出す(声優の声が役柄にピッタリ)
オドカワの会話は短い。簡略化された単語の中にギュっとオドカワの来し方の
人生が詰まってる感じに惹かれる。
機転の効いた返し、時に微妙に外すユーモア、そしてあっさりとストレートに直言しどう思われるかなんて気にしない構わなさ。
会話中のオドカワの言葉に集中する時間が面白い。
画面上の彼らの表情はほぼ動きが少ない、が、セリフの内容が豊かなので
そこは全く気にならない。
現社会を反映したヤバい事件に巻きこまれていくが、オドカワの病的(?)な
記憶力を絡めて深く展開していく。
オドカワと白川さんの一見淡白な恋愛模様がいい
ここ2~3ヶ月でこの作品が大ヒットでした(昨年?TVにて6話放映)