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紅白後、何度も聴いている曲

2017年01月03日 | 喜怒☆楽
紅白を見るのは、必ず数曲、心掴まれる曲が、アーティストがいるから。

昨年は島津亜矢さんだった。
演歌はほぼ聞かないのだがこの時の島津さんは凄かった。
その後、追いかけてソロコンサートで生を聴いてみた。
やはり胸に響いてくるのだが、あの紅白時の深度は得られなかった。
歌い手のその時点での状況により多少違ってくることを考慮しても
紅白という場の思い入れが強い人ほど全力で向かってくるんだなと実感した。

普段、聴いている曲でも紅白になると違った形で伝えてくる人がいる。
そこが私にとっての紅白の愉しみの一つ。

「JAM」 YELLOW MONKEY
再結成した熟達の域のグループ。
不条理を謳った歌詞(櫻井くんコメントより)がズキンと奥深く浸透してくる。
そして、good nightの高音伸びる箇所のその歌唱時の
声が病みつきになる。なんてなんていい曲なんだろう

「ごめんね・・・」 高橋真梨子
年を重ねた今の高橋真梨子さんからであればこそ受けた軽い衝撃があった。
少し枯れた声で切々と丁寧に情を温めて伝えてくる。
この歌詞は、思う人がいたのに「戯れに他の人と間違いをおかして」しまい、
思う人の切ない痛ましい心情を描いた曲。
要約してしまうと「なんだ、浮気?」となってしまうけれど、
その双方の心象風景が綺麗に創作されている。

この曲を聴いていて、遠い昔の情景がフラッシュバックし「は、あの時は・・」と気付いた。
気付かれていたと思う。自分の嘘。ズキンズキンと当時のあまりの自分の至らなさが恥ずかしい。

なんで紅白では過去の曲?と思われる方もいると思うが、こんな思いがけない曲との遭遇があるからいいんだな。
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