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今季は納得

2010年11月07日 | フィギュアスケート
フィギュアスケート大好きな私にとって
愉しみなシーズンがまた巡ってきた
今季から採点方法が変わり、こちらが予想した範囲の評価で
すっきり気持ちよく観戦できている。
これまでは、難しい技に果敢に挑戦しても失敗したら”それまで”という
選手の向上心が報われない採点方法だったが、今季からは「0」では
なくなるようだ。
この辺りの不満は昨季、真央ちゃんとヨナさんの演技でブツブツ書いているが、
改変されてからは観終わった後の余韻が実にすっきりする。納得できる。


グランプリファイナルシリーズが10月より始まって、
初戦NHK杯では高橋くんが優勝(234,79点)
高橋くんはショート・フリー共に今季も振り付けが気に入っている。
ジャンプはピシっと小気味良く決まるし、ステップは何の心配もなく
ただただその上手さに身を任せ堪能していられた。
脚と腕・胴体・首・頭と各パーツが無理なく連動してこなれた表現は
本当に上手い。ただ、こなれすぎて競技というよりも「芸」の
域に達し始めたという微妙な気掛かりもある。高橋くん節、って感じ。

2位のジェレミー・アボットは、小塚くんのような綺麗なスケーティング
で大好きな一人
完璧なプロポーションから流麗な演技を丁寧に構築していく様は
実にきれいだ。

真央ちゃんは残念な結果だけど・・・ジャンプ以外ではやはり他の追随を
許さない確固たる位置にいる。
こうして振り返ってみると、昨季、ロシアの情熱コーチにガンガンに鍛えられ
身につけた表現力は相当なものであったことが分かる。
(この以前は表現力にはまるで魅力を感じなかった)
エレガントに滑る術を獲得した真央ちゃん、ジャンプが仕上がれば向かうところ
敵なしか?(いやいや、長洲未来ちゃんが立ちはだかるかも

↑未来さんのこの柔らかさ、どーよ!長い手足がしなやかに綺麗に躍動します。
この綺麗な体の使い方は天性のもので練習して得られるものではない(キムヨナが
そうだったように)
こういう滑りが出来る人が浅田舞さんで舞さんににジャンプが付いてきてたら・・・
と惜しまれる。

それにしても、真央ちゃんのNHK杯出場(グランプリ初戦)はどうだったのかな?
なるべく出場時期を遅くしてジャンプの仕上げを整えてからの参戦がベストではない
のかと思うのだけど、やはり日本→地元名古屋開催となれば真央ちゃん出ない訳には
いかないのかな?

カナダ杯では、織田くんが2位(236,52点)と頑張った。
オリンピックでのアクシデントを思い出すと表彰台が狙えたコンディション
だっただけに気になっていた。
やはり柔らかい体で重力を感じさせない滑りは綺麗だ。
1位のチャンが237,52とハイレベルな闘いとなった。


そして昨日の中国杯
小塚くん(233.51点)、優勝の快挙
小塚くんはオリンピックでもかなりいい滑りをしていたが評価が相対的に
低く残念に思っていたので、今季「正当」な評価に溜飲が下がる思いだ。
それにしてもSP/Fと、ほとんどノーミスって凄いね。
もぉぉ、本当に綺麗に滑るんだな


ベルネルのフリーもこなれた綺麗なダンスだった。
安藤さんのフリーの振り付けはとても良かった。
SPではこれまでと似通ったようなガンガン腕を振り、過剰なまでの
激しいステップに多少飽きを感じていただけに、フリーの感情を抑えた
ような大人な演技には魅了された。安定したジャンプも復活

↑しっとりとフリーの安藤さん。

総じて、初戦皆さん(村上さん、鈴木さん、羽生くん、町田くん)いい結果
残しましたね。
真央ちゃんはフランス杯(11/26)にジャンプ間に合うか?焦らず、照準は
来季としてもファンはあなたの実力を信じております。


・・・・キム・ヨナが欠場していることがやはり寂しい
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