3月21日(月)

2005年03月22日 14時05分41秒 | 日記
日曜日の夜、同僚宅で飲み過ぎた。
どうやって帰宅したか、覚えてない。
アホな俺。

帰宅後、一人カラオケをして寝るが、よく眠れなくて、
2時間ほどしか寝てない。

月曜日、二日酔いで出勤。
Kさんからメール。職場の環境が辛いらしいけど、なんとか、頑張ってくれるみたい。
良かった。

自分は寝不足でよく働くことができなかった。

Aさんが明日転勤。頑張ってな~

SさんからM君のことで相談される。自分も心配してた件。
本当にあいつの扱いに困る。ジャズコンサートの件は悲しかったと言われた。

夕方少しエンジンがかかって、仕事はかどる。

それにしても、引っ越しと見積もりをなんとかしよう。

帰宅途中にLeSportsacを見に行くが、お店がクローズ。
姉ちゃんどうしよう?ネットで買おうか?

人に好かれる方法(恋愛編)①

2005年03月22日 13時57分34秒 | Weblog
●異性に好かれる3つの基本行動とは!?
●笑顔で異性の心をがっちり掴もう!
●あがり症を克服して恋愛のきっかけをつくろう!
●洞察力のある人は必ず異性にモテる!
●自然な自己開示 ‐ 好意をもたせる会話術!
●恋愛欲求をコントロールすれば大人の恋愛ができる!
●コンプレックスや失恋と向き合えば恋なんて怖くない!
●トラブルの代名詞「誤解」は冷静になれば即解決!

 
異性に好かれる3つの基本行動とは!?

 ・清潔感をだす

 人に良いイメージを与えるには、清潔感がなくてはいけません。当然、「異性に好かれたい!」と思うなら、まず最初に清潔感を考える必要があるでしょう。とくに相手が女性の場合は、非常に気になるポイントになることが多く、男性諸君は気をつけたいところですよ。髪は、あまり寝起きのままのようなボサボサでは誰でもあまりいい気分はしないです。夏になったら少し短くするなど、季節感をだすと良いと思います。(^_^)
 服装は、さすがに年中同じ服ばかりではポイントダウンになります。仮に洗濯をしていても、同じ服では「していない」ように思われるので、どうしても不潔なイメージが伴うからです。逆に服装が変われば、自分のイメージもそれに合わせて変わります。常に相手に対して新しい刺激を与えることができるため、結果的に自分に対して意識を持たせることができるのです。それでも中には「そんなの面倒だし、別に少しくらいのプラスイメージなら必要ないよ!」と思う人もいるでしょう。しかし、服装の変化がなかった場合、プラスマイナスゼロではなく、不潔感が伴いマイナスイメージになってしまうのです!清潔感などは、自分がちょっと意識さえすればいくらでも良くだせるのだから、普段から気を遣いたいものですね。(^_^)

 ちなみに、このようなマイナスイメージを与えている人は「異性のことは意識していても、異性の目はあまり意識していない」ことが多いのです。どういうことかというと、例えばあなたが男性なら「女性に好かれたい!」とは思っていても、「多くの女性はどういう男性に良い印象を受けるか?」「女性は自分をどういうイメージで見ているか?」をあまり意識していない、または把握できていないのです。(重要!)
 別ないい方をすれば、あまり客観的に自分を見れていないことになります。(自分で「良い格好」と思っていても、必ずしも相手も同じように思うとは限りません)そのため、話をして情報収集するなどして、常に他人の気持ちを把握することが大切です。腹を割って話せる相手がいるなら、「今日の服装、どうかな?正直に教えて!」とか、「私のイメージってどんな感じかな?本音で教えて!」など聞いてみるのもいいでしょう。多く聞けるなら聞けるほど良いです。そうやって沢山の意見を聞くことで、個人的意見ではない、一般的なイメージというものが把握できるようになります。

 ・マメな行動をとる

 マメな行動をとる一番の利点は、「親近感を与えることができる」ということです。親近感は人をリラックスさせ、自然と楽しい気分にさせるものなので、人に好かれるためには欠かせないものです。
 具体的には、好かれる人の多くは特定の人に限らず、こまめに連絡をとり合っています。連絡をとるという行為は、相手にしてみれば「自分に感心がある」と思い、何かと嬉しいものです。「遠い親戚より近くの他人」というように、どんなに好きな相手でもあまり会えなかったり、連絡がとれなかったりすると、自然とその気持ちが冷めてきてしまうものです。遠距離恋愛を実らせるのが難しい一番の原因も、この親近感の維持なのです。
 逆に、今まで何も感じていなかったのに、連絡をとったり頻繁に会ったりすることで、親近感が湧き、好感を持たれるようになることも多いのです。それを証明する次のような心理学実験があります。(難しい話ではないので聞いて下さいね(^_^;))
 被験者にいくつかの異性の写真を、それぞれ回数に差があるように何度か見せ、最終的に「どの異性に好感を持ったか?」を聞くもので、多くの人は見た回数が多い写真の異性に好感を持ったと答えています。もちろん、人それぞれ好みはあるので、それだけで決まるわけではないですが、親近感が大きく作用することは事実といえます。ですから、仮に「親しくなりたい」と思う相手がいれば、積極的に自分から話しかけてみるといいでしょう。よほどでなければ、話しかけられたり、誘われたりして嫌に思う人はいないのですから。(^_^)

 ・褒め言葉で相手の心を惹く

※1
フリートークの上手い芸人を参考にしてみると、トーク番組でゲストの出演者の見た目、趣味、行動など、良い部分を素直に褒めているのが分かります。
笑いをとるために、毒舌で厳しいこともいっていますが、その反面、良い部分は素直に褒めているのです。その絶妙なバランスが、芸人の大きな魅力の1つになっているといえるでしょう。(^_^)

 誰でも、他人から褒められたいと思っているし、実際褒められれば嬉しいと感じます。好かれている人、良いイメージがある人は、他人を素直に褒めることができる人が多いのです。素直に褒めることができる人は、相手のことを考える余裕があるため、褒め言葉だけでなく、労りの言葉や、感謝の言葉なども素直にいえる人です。いわれた側からすれば、自分を認め、高く評価してくれる人に好意を抱くのは当然のことといえるでしょう。(※1)
 でも世の中には、逆に「他人の幸せなんてムカムカする」という人もいます。ただでさえそう思っているのに「相手を認め、喜ばせるための言葉をかけよう」なんて気持ちがでてくるはずもありません。ただそういう人は、自分よりも立場が上の人間や、好かれたい相手には「自分が好かれようとするためだけ」に、お世辞やゴマすりといった、心にもない表面的な褒め言葉を使います。(^_^;) 表面的な言葉を多用する人は、褒めるとなると何でもかんでも褒めまくるため、その八方美人的な態度からは真実味が感じられません。それは第三者から見れば、いやらしい行動であり、結果的には悪いイメージを持たれてしまうのです。
 つまり、同じ褒め言葉でも「相手のことを考え、本当に心からいう言葉」と、「自分のことしか考えず、心にもない表面的な言葉」では、まったく逆の結果になるということを覚えておいて下さい。(重要!)

 別に大袈裟なことをいう必要はありません。相手に気持ち良く話をさせるために、話の中で「良い」と思う部分があれば、素直にいってあげるだけでいいのです。見た目なら「爽やかな色の服でいいね」「髪切ったの?夏らしくていいね」とか、ちょっとした気遣いが、とても嬉しく感じるのです。
 ただし、中には男性から女性に対して、いきなり「可愛い」「美人だ」という人もいますが、これは良くありません。これが、互いに気心の知れた関係なら問題はないですが、いきなりストレートな表現を使われても女性は警戒するのです!また軟派で遊び人的イメージも伴うため、軽々しくいうのは止めたほうがいいでしょう。こういった言葉は、普段いわない人がいうからこそ、重みがあるのですよ。(笑)
 ちなみに、容姿が良い人に対して「格好いい」や「美人」といっても、あまり褒め言葉にならないということをいっておきましょう。容姿が良い人というのは、昔から何度もいわれているため、そういう言葉には非常に慣れています。つまり、相手にとっては単なる自己確認でしかなく、あまり意識する言葉でも刺激になる言葉でもないのです。(人によっては逆に「容姿だけで私に近づいてきたのか?」と悪い印象を受ける人もいます)こういう人に対しては、「すごく優しい」や「考え方がしっかりしている」など、内面的な良いところを褒めて上げるのがいいでしょう。もちろん、いきすぎてお世辞になってはいけませんが、もっと素直に相手のことを褒められる、魅力のある人間になりたいものですね。(^_^)

 
笑顔で異性の心をがっちり掴もう!

 芸人は、短時間で人の心を掴み笑わせなければいけません。そのためにとくに気を遣うのが表情です。いくら緊張していても、演者が露骨に緊張した顔をだせば、その空気が観客にも伝わり、ネタを台無しにしてしまうからです。ですから、無理にでも笑顔をつくることで、観客に「気楽さ」「安心感」を与え、ネタを面白く感じさせる必要があるのです。(※役柄上、常に無表情でいなければならない場合もありますが、ここでは演芸という広い枠で捉えて下さい)
 逆をいえば、それだけ笑顔は人の心を短時間で開かせるものだということです。誰でも「笑顔で明るい表情を浮かべている人」と、「むすっと陰気な雰囲気をだしている人」とでは、前者の方が好意的な印象を受けるでしょう。基本的に、笑顔を絶やさない明るい表情をした人は、人間関係に恵まれる傾向があります。

 さて、では本題に入りましょう。
 人との出会いは、第一印象が大事です。…というのも、出会って間もない頃は互いに「相手がどういう人物なのか?」が分からない状態なので、警戒心もある以上、会話をしても硬くなりがちです。最初のうちは仕方ないことですが、ただそのような状態が長く続くと、相手はその人と話すことを段々、苦痛に感じてきます。すると心の距離も離れ、なかなか親密な関係を築くことができなくなるのです。
 良い関係をつくるには、少しでも早い段階で緊張を解いてもらう必要があり、それに役立つのが笑顔です!ご存知の通り、笑顔は見ているだけで楽しい気分にさせてくれるため、自然と緊張もほぐすことができます。
 逆に無表情で硬くなっていると、相手はいつまで経っても心の安らぎを感じないため、会話もぎくしゃくしてしまい、好印象も抱きません。無表情は「笑っていない」というだけでなく、場合によっては「怒っている」とか「機嫌が悪い」とも捕れるため、余計に警戒心を抱かれてしまうのです。(要注意!)
 皆さんも初対面の人、尊敬する人や憧れの人、好きな異性の前などでは「緊張して顔がこわばってしまい、上手く話せなかった」という経験があると思います。親しい友人と話すときでも、何かうしろめたい気持ちがあるときや、気まずくて恥ずかしい気持ちがあるときなどは、どうしても顔がこわばってしまうものです。
 それは仕方のないことですが、ただ人は会話をするときに相手の顔を見て話します。「顔色をうかがう」という言葉があるように、人は相手の表情から「真意を感じとろう」という行動を無意識の内にしています。そのため、こちらが気まずく思って表情をこわばらせれば、相手もそれを察して気まずく思います。内心では悪く思っていないのに「表情が暗かったせいで誤解された」なんてことは、よくある話です。逆に、こちらはそれほど大した話をしたわけでもないのに、相手が笑顔で喜んでくれれば、その人に対して好印象を抱くでしょう。以上で、笑顔が大事なことは、大体分かってもらえたでしょうか。

 では、自然と笑顔をだせるようになるにはどうすればいいのでしょうか?
 それにはまず、会話を「自分が楽しむ」と同時に、「相手にも楽しんでもらいたい」という気持ちを持つことです。そうすれば、「そのためにはどうすればいいか?」と頭の中で試行錯誤する楽しさや、実際に喜んでもらえたときの快感を知ることができます。それが分かると、自分自身も会話を心から楽しめるようになり、表情豊かに笑顔も多くでてくるのでです。もちろん、始めのうちは意識してだすことも大切ですので、鏡を見ながらでも練習してみてはいかがでしょうか。
 ただ、人の性格は千差万別、中には内気で素直に顔にだして喜べなかったり、表現が乏しくなってしまう人もいるでしょう。このような人に悪い人はいないのですが、そのぶん自分の良さを相手に理解してもらえないことが多くなっています。せっかく良い素材を持っているのに、上手く表現できないせいで自分のイメージがマイナスになっているのは非常に惜しいことと思います!
 そういう人は「どうせ性格だから…」と諦めずに、まず自分から「もっと話し上手になろう!」という前向きな姿勢で、少しずつでも努力していくことが大切です。初めは何度も失敗するでしょうが、それを恐がっていては何もできません。ここぞというときには思いきってすることも、結果はどうであれ自分の自信に繋がるのです!
 会話は、慣れによって大きく左右されるものです。会話慣れしている人は、常に堂々と話しています。それは、たとえ失敗しても「フォローを入れれば問題はない」「あまり気にしなくていい」ということを分かっているからです。実際その通りです。世の中のすべての人は失敗するし、別に気にすることでもないのです。「失敗したら嫌だな」「失敗したら自分の評価が下がるのではないか?」なんて考えていては、スムーズな会話はもちろん、相手を楽しませるような会話は到底できません。
 会話は、何かと自分の精神的な部分が表れるものです。逆をいえば、人と会話をすれば相手の気持ちが分かる場合も多く、そういう意味でも「笑いの絶えない楽しい会話は、互いに楽しむ気持ちを持つことから始まる!」といえるでしょう。(^_^)

 
あがり症を克服して恋愛のきっかけをつくろう!

 恋愛には自分の表現が大事になります。しかし、良い性格を持っているにもかかわらず、人前に出るとあがってしまい、うまくそのきっかけをつくれないという人も多いと思います。私自身、あがり症の時期がありましたから、その状況は非常によく理解できます。あがり症なんていうと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、誰でもいざというときには緊張するものです。そして現実には、それが原因で恋愛のきっかけがつくれない人が非常に多いのです。コミュニケーションは、こちらが笑顔で積極的に話せば相手も自然と心を開いてくれますが、逆に緊張するからといって自分だけの殻に閉じこもっていても、相手は心を開いてくれないのです。

 では、まず「本当のあがり症というのはどのくらいあがるものなのか?」を簡単に説明しましょう。
 人は誰でも、あるていど「他人から見た自分の存在」を意識します。ただ、それもいきすぎるとプレッシャーというストレスを感じることになります。「他人の目が気になり、いつも見られているような気がする」「近くにいる人たちが笑っていれば、自分を笑っていると思う」「人と目が合えば緊張して何もできなくなる」
 それが続くと、いわゆる対人恐怖症になってきます。気にならない人にとってはたいしたことではないように思えても、本人とっては緊張の連続で、それこそ外にでるのさえままならないほど辛いことなのです。ひどくなると、体中が震えたり、まともに口も動かせなくなります。当然、人と話せるわけもなく、恋愛のきっかけをなかなかつくることができないのです。

 しかし、世の中を見ていると、一見あがり症とはまったく無縁のような人もいます。ここではその代表例として、お笑い芸人を例に考えてみましょう。
 お笑い芸人は仕事柄、人に見られることが多くあります。そのため、どうしても自意識過剰になりやすい傾向があります。実際に多くの番組で活躍している有名な芸人でも、「実はあがり症」という人が意外に多くいます。ではなぜ彼らは、あんなに多くの人たちの前でも自然に振舞えるのでしょうか?それは、普段なかなかそのような態度は見せていないですが、いわゆる営業などでそれを克服する努力をしているからです。どんなに立派な芸人でも、最初はあがってあがってどうしようもない時期があったのです。いや正確にいえば、どんなに克服したと思える人でも、人間である以上、あがってしまうことはあります。『笑っていいとも』で長年、司会をしている『タモリ』ですら、「あがっている」と公言するときがあるのです!それでもそう見えないのは、あがっていないように見せる工夫をしているからです。
 つまり、あがり症というのは経験と慣れによって克服できるものなので、努力を惜しまなければ、誰でも芸人のように堂々と振舞えるということです。仮に、現在は人前に出ると「あがってしまって行動できない」状態であっても、経験を積むことで「あがることはあがるけど、普通に行動できる」ようになります。さらにそういった行動に慣れてくると、次第に「あがらずに行動できる」ようになります。もちろん、タモリでもあがるくらいですから誰でもあがる状況はありますが、経験と努力でステップアップしていけば、その状況をどんどん少なくしていくことは可能です!

http://yuki-takizawa.com/commu/renai.htm

人に好かれる方法(職場編)

2005年03月22日 13時57分23秒 | Weblog
人に好かれる方法(職場編)

  →笑いの効果   →人に好かれる方法(基本編)   →人に好かれる方法(恋愛編) 
●高いプライドを捨て一流のビジネスマンになる!
●人に話しを聞かせる方法とは!?
●上手に部下を動かす方法! ●「はい」「いいえ」をはっきり伝え信頼関係を築こう!
●活字の使い方をマスターしよう!

 
高いプライドを捨て一流のビジネスマンになる!

 まず最初にいっておくと、高すぎるプライドは人間的魅力を下げるということです。社会人になり多くの仕事をこなしていくと、出世していきます。すると自分に大きな自信がつき、高いプライドを持つようになる人も少なくありません。しかし、自分の仕事にプライドを持つのは大切ですが、不必要に天狗になってはいけません。

※1
そういう人は、分かりにくい専門用語や外国語をあえて見栄をはって使う傾向があります。自分の知識をひけらかすような話し方をして相手に不快感を与えている可能性が高いので、充分注意したほうがいいでしょう。
仮に内容が分かりにくい可能性が少しでもある場合は、事前に簡単な説明を入れてあげれば、嫌味のないスマートな会話ができますよ!(^_^)

 高いプライドを持っている人は、一見、自信満々にも思えますが、実は自分に本当の自信がないために、そういった態度で武装しなければ落ち着けない人なのです。(自分では自覚していない場合がほとんどですが…(^_^;))
「自分は人よりできる存在でなくてはいけない」
「人前で失敗はできない」
…そういったプライドが膨らんでくると、いわゆる完璧主義な人間になってきます。そのような人は、自分で自分の行動は完璧と思い込んでいるため、自分の考えにそぐわない他人の行動は、ちょっとしたことでも許せなく思います。他人が失敗したりすると「自分はこんなに一生懸命やっているのに、何であいつは失敗するんだ!」と、すぐに怒りだしたりする人です。(^_^;)
(完璧主義でなくても同じ会社に長く勤めていると、誰でもそのような傾向がでてくるので注意!)
 また「他人に無様な姿を見せられない」と思うあまり、失敗することに対して恐れを抱くようになります。そのため、必要以上にプレッシャーを感じてしまい、結果的に余計に失敗します。このように完璧主義とは、余計なことで気を遣い、ストレスを溜め、人間関係をも崩していくものなのです。
 誰でも、天狗になっている人間を認めようとはしません。本人は自分の素晴らしさを必死でアピールしますが、いえばいうほど周りは白けてくるのです。周りから認められないと、人は無意識に不安を感じるため、それを解消するために余計に自慢話が多くなるという悪循環に陥ります。そして、権威のある人の話などを持ちだしてきては、「自分の考えは先生方もいっているから間違いない!」と、他人の受け売りで話をするようになるのです。(※1)

 完璧主義な人は「何事も真面目に一生懸命こなし、人に弱いところも見せず、すべて自分一人でやりとげる」という、スキのない行動をとります。一見、素晴らしい行動にも思えますが、どうしてそれがいけないのでしょうか?
 それは、そのような行動は周りから見れば心にゆとりのない行動であり、一緒にいて非常に窮屈に感じてしまうのです。悪くいえば、工場で動くロボットのような感じで、人間味を感じられないのです。まして、その完璧さを周りの人にも求めるとなると、なおさらです。(そのような人は心にゆとりがないため、忙しくなってくると人に八つ当たりをしがちです(^_^;))
 そのため、実際はそうでなくても「冷たい人」「接しにくい人」といったイメージがつきやすく、人間関係は悪い方向へ向かっていきます。考えてみれば、実際にそんな人と一緒にいても、少しも楽しくないことは容易に想像できます。仮にそれが上司なら、部下はいいたいこともいえず、ギクシャクした関係しか築けないことは目に見えています。なぜなら、部下の気持ちを理解できない人間が、部下を効率良く動かせるわけがないからです。(重要!)
 人間誰でも固いイメージの人には近付きがたいもので、むしろどこか失敗したり、ちょっと間抜けなところがある人の方が接しやすいのです。弱い部分、悪い部分であっても、それを人前にさらけだして始めて相手も安心して心を開けるのです。弱い部分を見せることは、決して恥じることではありません。どんなに虚勢をはっていても、落ち込んだり、悲しんだりすることは人間である以上、誰でもあるのです。そういった部分を素直にだせる人には誰でも親近感が湧き、「何とか力になりたい!」という気持ちがでてくるものです。
 今の時代、仕事ができるだけでは一流のビジネスマンとはいえません!一流のビジネスマンには、何よりコミュニケーションスキルが必要なのです。近年になってようやく「コミュニケーションスキルを高めよう!」という動きもでてきていますが、それでもまだまだ多くの会社では昔ながらのやり方であるのが現状です。(私もそういう会社をいくつか経験してますが、本当にストレス溜まります。(笑))
 部下に信頼され、仕事もプライベートも本気で頼られる。あなたも、そんな理想の上司になってみてはいかがでしょうか。

 
人に話しを聞かせる方法とは!?

 会話には、常に「話す側」と「聞く側」が存在しています。しかし、聞く側が内心でそれを拒否している場合、つまり「聞く耳を持たない」状態になっていては、少なくともコミュニケーションが成立しているとはいえません。
 具体的に説明しましょう。次のような状況を想像して下さい…。

 あなたは職場の仲間に色々と自分の意見を熱心に述べています。しかし、あなたはいわゆる「真面目一本」というような性格で、何かというと真面目な堅い話しかしません。(そうではなくても「必要以上に細かいことをいう…」など、仕事にうるさい状況なら何でも可) しかし、いっていることは正しいのですが、毎回そんな話ばかりでは説教をされているようで、相手は疲れてしまいます。
 そして、次第に相手は「なんとなく聞いている」「無意識の内に聞き流している」といった行動をとり、それが続くと「この人の話は聞きたくない」という心の拒否反応がでてきます。そうなってしまうと、こちら側がいくら熱心に話しても相手の耳には届きません。つまり、会話は内容以前に、相手が話をきちんと聞こうとしている状態でなければ、意味がないのです。(重要!)
「会話には話す側と聞く側が存在する」と述べましたが、これでは聞く側が存在していないのと同じなのです。相手に話を聞かせるというのは、このような意味合いもあるわけで、自分の話に集中させるのも、上手な話し方の1つといえるでしょう。

※1
ある会社では、匿名の社内メールでアイディアを出し合ったり、社長に直接意見をいえるようなところもあります。
こういったところでは、自由な意見がいえるという環境から、大ヒットアイディア商品が生まれたり、人間関係の改善がスムーズにいく、というような良い成果が現れています。

 これと似たような状況もあります。
 例えば、上司に対して何か意見をいうと、意味なく却下されたり、「うるさいやつだ」とけむたがられたりする会社があります。しかし、そんな会社に限って「もっと会社をよくするにはどうしたらいいかアイディアがほしい!」「売り上げアップ方法を募集する!」などといったりします。普段は部下の意見など聞こうともしないくせに、そういうときだけ都合良く「アイディアほしい」といっても、もらえるわけがありません。アイディアがほしいならば、上司にでも気軽に意見がいえる体制をつくっておく必要があるのです。それをせずに部下にだけ責任をきせるのは、虫のいい話です。(※1)
 もちろん、仕事ですから辛いことでも理不尽なこともやらなけばいけないときはあります。しかし、これはそういう次元の問題ではありません。「仕事なんだから文句いわず、下の者は何でも上司のいうことさえ聞いていればいいんだ。それができないなら、一人前の社会人ではない!」という考えは、今の時代でははっきりいってナンセンスです!(このへんを勘違いしているビジネスマンが本当に多い(^_^;))
「IT革命で当社はグローバルスタンダードを確立し…」 そんな安易な横文字はいりません!
「絶対勝ち組になるぞ!」 流行り文句もいりません!
そんなときだけ流行リを先取りしようとするくせに、肝心の会社体制が旧態依然のままではまったく意味がないのです。安易なフレーズで格好ばかりつけるのではなく、本質を見つめることのできる会社体制が必要なのです。(重要!)

 もちろん、部下は部下なりに認められる人間でなくてはいけません。遅刻、欠勤などは論外ですが、きちんと仕事もこなし、誰が見ても立派にやっている者だからこそ意見をいえるわけです。
「あいつがいうなら、間違いはないだろう」
「あいつは頑張っているから、こっちも意見をきいてやらないとな」
部下がきちんとしていればこそ、上司も考慮するのです。しかし、仕事もできない、人間関係も良くないでは、誰も意見を聞くわけがありません。

 話を戻しましょう。では、どうすれば相手を自分の話に引きつけることができるのでしょうか?
 まず大事なのは、自分の意見をしっかりと持つことです。周りがいう度に意見が左右していては話の信頼性もなくなります。どんな状況でも自分の意見をはっきりいえる人は、非常にたくましく見え、聞く側もパワーを感じ、つい聞き入ってしまう場合が多いのです。(上司の受け売りばかり話していても、人を惹きつけることはできません)
 そして、その話の内容はたとえ職場であっても、ユーモアのある話題をとり入れること。どんな話題でもつまらないものより、面白いものに集中して聞いてしまうのは当前のことです。硬い話の後の、一種の清涼剤にもなります。普段の会話では、皆が笑えるような楽しい会話を、そしていざというときには真剣に話してあげる、というバランスが大切なのです。

 では普段の会話についても説明しておきましょう。世の中には、「真面目な話しかしない人」、逆に「軟らかい話しかしない人」が、少なからずいます。
 前者は、悪くいえば冗談が通じなかったり、ユーモアセンスがあまりない人です。別に悪い人ではないのですが、根が真面目すぎるのです。このような人は、コミュニケーションを行う上では損をしているといえるでしょう。…というのも、確かに真面目な話題のときはいいでしょう。しかし、それだけでは周りは疲れるし、気を抜いて楽しみたいときには「つまらない話」にしかならないからです。ですから、少しでも軟らかい話もするように意識するれは、もっと上手なコミュニケーションが可能になると思います。(^_^)
 後者は、笑えるような話題には積極的に参加するが、真面目な話になると急に黙ってしまう人です。その理由に、「単純に楽しくない話はしたくない」という人もいれば、「真面目な話は上手にできない」「真面目な話は恥ずかしい」というような人まで様々です。また「真面目な討論では喧嘩口調になり、嫌な思いをする場合もあるので話さない」という人もいます。
 これも前者と同様に、コミュニケーションを行う上では損をしています。確かに、普段から楽しい話題ができる人は、軟らかいイメージも定着し、話しやすく好感を持たれることが多いでしょう。しかし、それだけでは相手は「真面目な話をしても軽く流され、深く考えてくれないのではないか?」という恐れから、真剣な相談事はできないのです。
 人は、自分の悩みや意見を伝えることで、「この人はこういう考えを持っているんだ」と本質を見極めることができ、そうやって自分をさらけだせる人には気を許せるのです。いくら表面で楽しい話をしていても、それだけではその人の本心は掴めないため、警戒心もある以上、心を許せないわけです。
 何事もそうですが、普段はおちゃらけていても、いざ真剣に「やるぞ!」となったら力を発揮する人は非常に頼もしいものです。職場でも、普段は面白い話ばかりしているけど、いざとなったら自分の意見をはっきりいう人は「この人は実はきちんと考えている人だ!」「やるときはやる人だ!」という目で見られ、1人の人間としての評価も上がるのです。そしてこういう人の話というのは、部下、上司に関わらず、誰でも無意識のうちに聞き入ってしまうものなのです。

 
上手に部下を動かす方法!

 会話は相手あってのものなので、自分の考えに固執してはいけません。
 お笑いの世界では、基本中の基本なのですが、「そのネタが本当に面白いか?」「ネタをより面白く聞かせるにはどうすればいいか?」などは、常にそれを聞く観客の立場になって考えないとできないものです。

※1
私は討論番組も好きでよく見るのですが、日本の番組はつまらないものが多いです。その原因は、主に次の2つです。

第一に、「相手のいうことに耳をかさない」
まず「人の話をゆっくり落ち着いて聞く」という当たり前のことが、できていません。(^_^;)

第二に、「話の根拠を第三者に分かるように提示して、客観性や確実性が競われることが少ない」
自分達の主張を延々繰り返すだけで、その根拠が提示されることがありません。
要は、単なる思い込みだけで、自分の主張を支えるきちんとした根拠を持ち合わせていないのです。

 しかし、日常ではこれができていない人が非常に多いのです。1番良くないのが「絶対~だ!」「~である!」という、自分の考えだけで物事を断言するいい方です。議論などでも、白熱すると我を忘れてこういった口調になりやすいので、注意しましょう。
 仮に根拠があっても、必ずしもそれが正しいとは限らないし、自分だけがそう思っている1人よがりの可能性もあります。そのため、どんなに自信のある話題でも、相手の意見に耳を傾ける姿勢を忘れてはいけません。(※1)別の意見があるという事実をきちんと受け止め、その上で意見があれば、丁寧に答えることです。

 失敗例としてよくあるのが、会社の上司と部下という関係での会話です…。
 上司は立場が上ということから、部下の立場や気持ちを考慮せずに、
「会社とはこういうもんだ!」
「人生の先輩の私がいうんだから間違いない!」
…というような発言をしがちです。

 しかし、本当にそうなのでしょうか?確かに、長年勤めているだけに自社のことに関しては詳しいかもしれません。ただ世の中にはたくさんの会社が存在し、会社によってその方針は様々なのです。もちろん、あるていど基本的な考え方はあるでしょうが、いちがいに会社というものを、1つの枠でくくることはできないはずです。逆に長年勤めていることが却って頭を固くさせ、新しい意見を受け入れない体制をつくってしまうことも多いのです。

 また、上司は部下よりも世間を知っているような態度をとりがちですが、それも勝手な思い込みです。自分は相手のことをどこまで知っているのでしょうか?部下であっても、その人は自分よりも多くの職歴、経験、人脈、知識を持っている可能性もあるわけです。それを部下というだけで、相手の技量を勝手に計っては、失礼ではないでしょうか。
 それもこれも、すべては上から物をいう姿勢が原因なのです。どんな相手であろうと、意見を交わしあう際には、同じ目線に立って物をいわなければ、相手に対し気持ちが伝わらないし、説得力を持ちません。(例えば、子供と話すときに、子供の目線に立って話してあげなければ、子供は心を開いてくれません。それと同じことです) もちろん立場上、相手を部下として見ることはかまいません。ただし、あくまで部下としてであって、人間として下に見てはいけないのです。(重要!)
 とくに人を動かす立場にいる人間は、こういった部分で技量を判断されます。相手はロボットではないのですから、無理やり動かそうとしても動いてはくれません。仮に強引に動かしたとしても、そんな状況では能率の良い仕事など望めるわけもありません。

 近年、日本でも評判の「コーチ」というものがあります。(コーチの詳細は、こちら)
 コーチは、大手企業の社員教育にも使われています。とくに人を使う立場にいる人間には必須の技術であり、これによって良い上司、悪い上司が決まるといっても過言ではありません。
 悪い上司は、何でも自分の考えを押しつけ、何かトラブルが起こると頭から叱ることしかしません。しかし、それでは部下は伸びないのです。
 良い上司は、トラブルが起こると「どうしてトラブルが起きたんだい?」と、まず相手に委ねます。そして原因が分かれば、「じゃあ、解決策はどうすればいい?」と、部下に発想をださせます。最後に「君を認めているから、本当に頑張ってほしいと思っているんだよ」などと、期待の言葉をかけてあげれば、「自分で考えた!」という結果がやる気をださせ、部下は自発的に行動を起こすようになるのです。もちろん、状況によっては厳しく叱る必要もあります。ただ、トラブルが起こったときに「何も考えずに叱るだけ」では、部下を活かし、伸ばすことはできないということです。
 このように人間関係は、「上から命令すれば良い仕事をする」というほど単純なものではありません。仕事ですから、中には嫌なことも辛いことも、やらなければいけないときはあります。意見をいっても通らないこともあります。しかし、それは皆分かっていることです。分かっていても「つべこべいわずやれ」「部下の意見はしょせん戯言だ」と門前払いの状態では、誰もそこで頑張って働こうとは思わないでしょう。

 会社組織は、上にいけばいくほど、保身主義、権威主義になり、下の状況が掴みにくくなる傾向があります。それだけに、自分が人を動かす立場にいるときは、できるだけ下の身になってあげることです。そして表面的な言葉だけでなく、本当に心から相手を労り、その立場を理解してあげる。そうすればその気持ちが相手にも伝わり、自分を理解してくれる人に対して、期待に答えようと自主的に一生懸命働いてくれるようになるのです。
 上司と部下という関係であっても、互いに一人の人間には違いがありません。相手を説得したり、心を動かすためには「ただ正論をいえばいい」というわけではないのです。相手を理解し、自分自身を高めることが何より大事なのです…。

 
「はい」「いいえ」をはっきり伝え信頼関係を築こう!

 人間関係は、何事も信用が大事です。トラブルの大きな要因には、誤解の他にも「互いに信頼関係を築けていない」ことが挙げられます。
 例えば、友人があなたの性格の悪い部分を指摘して、あなたも「分かった。これから直すように努力する」と約束したとします。しかし、いつまで経っても、何度いわれても直る気配がない…。すると、友人はあなたに対して不信感を抱くはずです。
 自分の行動を直すのは大変な努力が必要です。それは自分のためでもありますが、同時に相手を想っての行動でもあるわけです。つまり、あなたが努力することで、友人は「自分のために頑張ってくれている」と、感じるのです。約束を守らないということは、それを感れないわけですから、当然、不信感もでて喧嘩になりやすくなります。このような人は、次の点に注意するといいでしょう。

 1.自分の言葉には、責任を持つ。
 2.協調性をもち、相手のことを考慮する。
 3.自分の悪い部分を認め、素直に謝る。

 まず、口にだしていったことは責任を持って必ず実行することです。実行できなければ約束を破ることになり、信用を失うことになります。仮に無理なら、最初から「できない」ことを相手に伝えるべきでしょう。とくに日本人は「相手に悪いから断りづらい」という人が多いですが、安請け合いして実行できなければ、余計に迷惑をかけることになります。本当に相手のことを想う気持ちがあるのなら、何でも安易な約束はしないことです。
 もちろん、そうかといって努力する姿勢を見せずに、すべて「できません」では誠意を感じないため、結局は良い関係は築けません。「自分が頑張れはできることか?」を見極め、なるべく相手の気持ちに答えてあげるのです。それがどうしても無理であれば、丁寧な言葉で断ればいいだけです。(その際も丁寧に断りましょう)

 とくにビジネスの場においては、非常に重要でしょう。先方の要件を安易にのみ、それに答えられなければ一気に信頼を失います。仕事付き合いといっても、相手も人間です。人間関係は、自分よりも相手のことを考えて行動する協調性が大事なのですよ。


 他には、自分の行動で何か悪い部分があれは、素直に謝ることです。悪い部分を認めようとせず、反発するから喧嘩になるわけです。冷静に相手の言葉を受け止め、素直に謝ることも必要です。
 ただ、これはあくまで自分がミスしたときの最終手段であって、そのような状況をつくらないに越したことはありません。よく「浮気しても謝れば済む」と思い、「浮気→謝り→浮気…」の繰り返しの人がいます。しかし、謝るという行為はあくまでフォロー的な意味があるだけで、ミスした事実がなくなるわけではありません。人間関係は、たった1度のミスで関係が断たれてしまうことも珍しくないため、充分注意しましょう。

 世の中の良い信頼関係を築いている人たちは、責任のある行動をしているため、「あの人のいうことだから間違いはない」「あの人だから安心してまかせられる」と、互いに思っています。それだけに、仮にミスがあっても「誤解の可能性が高い」「何か理由があるのだろう」と考えることができるわけです。当然、トラブルが起きたとしても、感情的にならず冷静に対処ができ、相手を許すこともできるのです。
 人は自分の価値観で物事を見ようとしますが、どんなに仲の良い友人、長い付き合いのビジネスパートナーであっても、同じ人間ではない以上、すれ違いも生じます。その中で上手い付き合いをしていくには、信頼関係が何よりも重要なのです。そして、そのためには普段から相手のことを考え、自分の発言と行動には責任を持つことです。そうした行動の1つ1つの積み重ねが、大きな信頼関係を築いていくのですよ。
http://yuki-takizawa.com/commu/syokuba.htm

人に好かれる方法(恋愛編)②

2005年03月22日 13時55分36秒 | Weblog
 では、その具体的な克服方法は?
 まず、あがり症になる一番の原因は、「失敗することを恐れる」ことにあります。多くの人は、他人に自分を少しでも良く見せようとします。そのため、「失敗したら周りから変に思われるのではないか?」という恐れや不安があり、それがあがる原因になるわけです。そして実際に失敗すると、「失敗している格好悪い自分」を意識してしまい、余計にあたふたするはめになるのです。
 しかし、自分では勝手に「格好悪い」と思っていますが、実際、相手は何とも思っていない場合が多いのです!(重要!) あがることは別に恥ずかしいことではありません。仮に緊張して失敗してしまったのなら、それを正直にいえば相手も悪い気はしないし、むしろその正直な態度に好意を持ってくれるはずです。(^_^) そもそも、失敗は誰でもすることなのだから、気にしないことが1番なのです。
 そして、こういった精神的なものを治すのに一番大事なのは、本人の「頑張る!」という強い意志と行動力です。
 例えば、「人に見られるのが恐い」のなら、逆に街にでて「こちらから人の顔を見てやろう!」、「周りの人の様子を観察しよう!」と頑張ってみることです。すると、意外に他人は自分のことなんて見ていなく、仮に視線があってもこちらが見ていれば、逆に相手の方から視線を避けようとすることに気付くはずです。
「人に見られるのが怖い」というのは、相手から見られるばかりで自分が相手を見ていないために、どう見られているか分からなくて怖いのです!(重要!) 逆に、自分から相手を見るように意識すると、相手の様子や行動が把握できて安心できるため、緊張しなくなります。
 つまり、こちらが堂々とした態度をしていれば、人の目などまったく怖くないのです。むしろ、人に見られることなど本来は良いことなのですから、「見たければいくらでも見ろ!」と強気に考えるくらいの方が楽しいと思いますよ。(笑)
 もちろん、あがり症の人にとっては、今までと逆のことをするので簡単にはいきません。しかし、どんなに辛くても強い意志を持ち、努力することで必ず症状は軽くなっていくものです。努力している人は、とても美しいと思います。あがってしまうのは、もともと繊細な気持ちを持っているという証拠です。ずうずうしい人が多い今の世の中で、それだけ繊細な気持ちを持っているということは、誇っていいことなんです。ですから、その良い部分を努力して良い方向に転換できるようになれば、自分自身に磨きがかかり、きっと周りの異性も放ってはおかないはずですよ!

 
洞察力のある人は必ず異性にモテる!

 異性にモテる人というのは、礼儀正しくも気さくな話し方をする人が多いのです。そのような話し方からは、明るく親しみやすい印象が感じられるからです。そして、そういった人は何気ない会話の中にも、ちょっとしたユーモアを織り交ぜて話すことが多いため、相手を喜ばすことができ、結果的に異性にも好かれることになります。

 日常会話にユーモアを取り入れるには、お笑いの基本的技術の1つでもある「洞察力」が必要になります。なぜなら、日常会話では身近な物事や体験談を話すことで、笑いが起こる場合が非常に多いからです。(日頃から慣れ親しんでいるものには愛着があり、また誰でも知っていることだけに理解が容易で、面白いと感じやすいという利点もあります)

 洞察力のある人は、着目点も違います。例えば、「おいっ!お湯を入れて3分のカップ焼きソバ!それって焼きソバじゃなくて茹でソバだろ!」など、物事を細かく観察し、それに対して冗談をいったり、皮肉をいったりすることで笑いをとります。(笑)

 これが恋愛関係なら、洞察力のある人は相手のどんなことに対しても関心を寄せます。例えば、「Aさんは映画が好きだ」「Aさんは寂しいときペットに話しかける」「Aさんは最近髪型を変えた」など、その人に関する様々なことです。当然、普段から「Aさんの趣味は何なの?」などと、話の流れで聞くようにしています。こういった行動は、相手にしてみれば、「自分に関心を持ってくれている!」と感じ、非常に嬉しいことです。またそうやって日頃から情報収集しておくと、後々の会話でも役に立ちます。
 例えば、「Aさんは裁縫が趣味」という情報を得たとします。そして後日、Aさんと会ったときに「Aさんは裁縫が得意だから、ガミガミと口うるさい人がいたら、口を縫っちゃったりするの?」と、冗談をいってあげるのです。すると、相手はその冗談に笑ってしまうと同時に、「裁縫好きなことを覚えていてくれたんだ!」と思い、相手に対して好意的な感情を抱くのです。(^_^)
 人は誰でも、多かれ少なかれ自分自身に関心があります。そして他人から見た自分を意識し、「少しでも良く見られたい!」と思っています。そのため、自分に関心を持ってくれる人に対しては「自分を認めてくれている!」と感じ、信頼を寄せるのです。(重要!)

 逆に、恋愛下手な人はどうでしょうか?
 恋愛下手な人は、相手よりも自分の興味のある話題を中心に話したがります。本人としては、相手の関心を惹くために、自分の得意分野の話や、その分野で功績をあげたことなどを話し、「いかに自分が素晴らしい人間か」をアピールするのですが、それでは逆効果になる場合が多いのです。(要注意!)
 確かに自分の好きな話をするのは楽しいことですが、相手にとってはまったく面白くない話になる場合も多いのです。相手の関心を惹きたいのなら、まず相手を喜ばせるような会話をしなければいけません。そのためには、まず自分から相手に関心を寄せ、相手の身の周りのことや、相手の興味のある話題を中心に話しましょう。(もちろん、本当に本人しか知らないような細かすぎることを話してもストーカーと思われるので、日常会話としておかしくないことを話しましょうね。(^_^;))

 では自分の話をしたい場合は、どうすればいいのでしょうか?
 その場合は、相手の話題の中にまぶすように入れ、相手の反応が悪ければすぐ止めるようにすれば良いです。(常に相手の反応を意識しながら話すのが大事ですよ!)
 例外的に、すでに相手があなたに対して好意を寄せているのなら、普通に自分の話をしてもまったく問題はありません。それは「あなた自身のこと」が、すでに「相手の興味のある話題」となっているからです。(*^_^*)

 洞察力は人を笑わせるためにも、相手の関心を惹くためにも必須の能力です。ですから、人が気づきにくいところにも着目してあげて、相手との素敵な関係を築いてもらいたいですね。(^_^)

 
自然な自己開示 ‐ 好意をもたせる会話術!

※1
恋愛上手といえば、TV番組では「恋愛の達人」などと称して、よく有名女優がとり挙げられます。
しかし、彼女たちの「多くの人とつき合った」「たくさん不倫をした」などは、単に失敗が多いというだけで、むしろ恋愛下手です。本当の恋愛の達人とは、「良い関係を保ったまま、1人の人と長くつき合える人」です。
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※2
これは会話上手な人の共通点でもあります。
バラエティ番組の司会者を例に挙げましょう。彼らは、出演者に対して自分のことを話しながらも、相手にも色々なことを聞いています。
仮に、自分にとってはどうでもいい内容であっても、相手が楽しく話ができるように、相手の関心事を興味を持って聞くのです。
場を盛り上げる司会者には、必須の技術です!

 好感をもたれる会話術のテクニックは多数ありますが、その中でも自己開示は、大きな影響を与えます。自己開示とは、自分の内面や身のまわりのことを相手に話すことですが、世の中の恋愛上手な人(※1)の多くは、「自然な自己開示」ができています。(※2) 
 人は誰でも他人に対して警戒心を持っているため、信頼のおける相手でなければ自分の内面を話したがりません。しかし、いつも表面的な話ばかりでは、それ以上、関係が深まることはないのです…。

 ある程度、普通に会話ができる人がいたとします。そして、「その人とより親密になりたい!」と思った場合は、少しずつでもいいので、自分から家族や友人のこと、悩みや相談事などを話してあげましょう。すると相手は、「この人は私を信頼して話してくれている」と思い、あなたに対して好意的な印象を抱きます。そうやって自分のガードを解いて話してくれる人には、警戒心もなくなり、一緒にいて安心できる存在になってきます。(この安心感が生まれないと、親密な関係を築くのは難しいのです)
 また、自分のことだけを話すのではなく、軽い内容でいいので「○○さんは、何が好き?」などと、普段から相手のことを聞くのも大事です。それは相手にしてみれば、「私を知りたいと思っている」「私に関心がある」と思える行動ですから、非常に嬉しいことです。
 そして次第に、相手も「もっと私を知ってもらいたい!」「私も悩みや相談事を話したい!」と思うようになり、そうやって互いに心を通わせていくことで、恋愛感情が芽生えるわけです。

 ただ、自己開示には注意点が3つあります。

1.反応を見ながら徐々にだす。
 相手とそれほど面識のない段階で、いきなり深刻な話をしても、暗くなるだけです。少しずつ相手の心を開いていき、時期や反応を見ながら、徐々にだしていくことです。

2.相手に自己開示を求めない。
 自分が内面的なことを話したからといって、相手にもそれを強要しないことです。人それぞれ事情もあり、内面的なことを話したがらない人もいます。「自分が話したのだから…」と求めようとしても、相手はそのことが苦痛となり、逆効果になります。

3.多人数には話さない。
 相手にしてみれば、「自分だけに話してくれる」ことが嬉しいのです。仮に、他の人にも話していることを知れば、「誰でもいいのか…」と思われ、逆効果になります。

 以上ですが、これらの点に気をつけてさえいれば、きっと良い関係が築けるはずです。(^_^)


 恋愛下手な人は、「恥ずかしい」「深い話をして気まずくなるのが怖い」などの理由から、自己開示を積極的に行うことができず、恋愛のきっかけをつくれないことが多いのです。「恋愛したいなぁ。誰か告白してくれないかなぁ」と待っているだけで、いつまで経っても願望だけなのです。
 しかし、何かを成し遂げるときには、必ずリスクは伴うものです。失敗を怖がっていては何もできません。「異性に好かれない人」というのは、大抵の場合、その人自身に魅力がないのではなく、魅力のある行動をしていないだけなのです!(重要!)
 リスクを避け、逃げてばかりの人には魅力を感じません。しかし、たとえ下手であっても、頑張って行動してる人に対しては、誰でも魅力を感じるのです。

 会話と同じく、恋愛も慣れによって大きく左右されます。どんなに素晴らしい人でも、必ず失敗は経験するのですから、気楽に考えていいのです。そういった心のゆとりが、さらに人間的魅力を上げることにもなります。
 自然な自己開示で、自分をさらけだすことができたとき、あなたはきっと恋愛上手になっているはずです…。

 
恋愛欲求をコントロールすれば大人の恋愛ができる!

 恋愛欲求が強い人は、恋愛に対して必要以上の夢を抱き、少女漫画や恋愛ドラマのような刺激的な恋をしたいと願っています。誰でも素敵な恋をしたいとは思うでしょうが、それもいきすぎると逆効果になります。
 その問題点は、次の3つです。

 1.恋愛対象の理想が高い。
 2.愛情の押し売り的行動が多い。
 3.周りの状況が見えない。

 1は、「ルックスが良くないといけない」「しっかりした人でないといけない」など、相手に求めるものが多すぎるのです。そのため、相手は「この人の前では格好悪いところは見せられない」「あまり変な話はできない」などと思い、非常に気疲れしてしまうのです。そして、それが続くと今度は苦痛と感じてきます。
 誰でもあるていどの理想はありますが、すべて理想通りの人となんて出会えるものではありません。仮に出会えたとしても、それで円満にいくかといえば、意外にそうでもありません。理想と現実は、別だからです。
 どんなに理想通りの相手でも悪い部分はあり、合わない部分はでてきます。逆に理想とは違う相手でも、新しい刺激により感情が高まることもあります。そういう意味では、どんな相手とでも「自分とは違う部分がある」と、認めた上でつき合えるのが、長続きする理想的な恋愛といえます。理想は、ほどほどにするのが無難でしょう。

 2は、「用もなく何度も電話をかける」「強引に自分の好きな場所にデートに誘う」などの行動です。これらの行動は、愛情表現を自分自身で楽しんでいるだけに過ぎず、それもいきすぎると「私はこんなに愛情を注いでいるのに、どうしてあなたは分かってくれないの!」と、いうようになってきます。
 マメな行動という意味では悪くはありませんが、ただ大事なのは「自分の考える愛情表現が、必ずしも相手にとっても嬉しいことではない」ということです。相手は自分のロボットではないのですから、何でも自分の思い通りに動くわけではありません。自己欲求だけを満たそうと考えているうちは、精神的に子供といわれても仕方がないのです。
 強引に攻めれば相手は引きます。しかし、こちらが一歩引いて上げれば、逆に相手から求めてくるものです。(誰でも今まで愛情を感じていた人から何もされなくなったら、急に寂しく感じます) 相手の心を惹くには、まず自分の感情をコントロールすることが大切なのですよ。

※1
恋愛は楽しいものですが、大切な友人を失ってしまっては元も子もありません。
基本的に、自分自身に関わる話は、ノロケ、自慢、ナルシスト感が漂い、聞いている側はあまり気分の良いものではないのです。1番良いのは、恋愛中でも冷静に会話ができることです。自分たちの幸せぶりを他人に話したい気持ちは分かりますが、それをぐっと抑え、要点だけを話すようにすると良いと思います。

 3は、恋愛に夢中になると、そのことで頭が一杯になり、他の物事が手につかなくなったり、おろそかになったりすることです。「恋は盲目」などといいますが、まさにそれです。その結果、仕事で失敗したり、ひどいときは病気にもなります。
 また恋愛に夢中になっているときは、相手の良い部分ばかりを見て「私のためにしてくれている!」など、自分の都合のいいように解釈するものです。まして、それが自分にとって嬉しい行動なら、なおさらでしょう。
 しかし、仮に相手が何か悪いことを考えている人だったらどうでしょう。周りが見えていない状況では、その行動に疑問点や不信点があったとしても、疑おうとはしません。結婚詐欺に騙されるのも、このパターンです。誰でも「自分の相手に限ってそれは絶対ない」と思っています。しかし現実には、そう思っていながら騙されている人が数多くいるのです。
 当然、忠告など頭に入りません。仮にいわれたとしても、「ひがみでいっている」などと、湾曲した受け止め方をするのです。本人も悪気はないのですが、自分にとって都合の悪いことは頭に入らない状態なので、いつもはきちんとした態度で接している友人に対しても、粗悪な態度をとってしまいがちです。(※1)

 恋人と良い関係を築くには、必要以上に相手に媚びないことです。相手が求めることを、何でもしてあげることが愛ではありません。どんなに相手が愛しくても、その人のためにならない行動は、断固としてとらない。それで悪くなるようであれば、はじめからそのていどの人間だったということです。
 その人が別に悪い人間でなくても、甘い環境で生活していればそれが当前と思えてきて、それ以下の生活には戻れなくなります。そして、そういった環境は、最終的には相手も自分も駄目にします。

 恋愛は自分の欲求だけでなく、相手の気持ちも考えられるようになって、はじめて上手くいきます。そのためにも、常に自分の行動を客観的に見つめる意識を持っておきたいですね。(^_^)http://yuki-takizawa.com/commu/renai.htm

人に好かれる方法(基本編)②

2005年03月22日 13時52分35秒 | Weblog
とにかく話を続けて場を盛り上げよう!

 会話下手な人は、どうしても話が途切れ途切れになってしまい、相手に悪い印象を与えていることが多いのです。相手から何か話し掛けられたときに、「そうですね…」とだけポツリといって、あとは気まずい沈黙が流れたままになるわけです。(^_^;)
 このような空気では、良いコミュケーションはとれるはずもありません。仮に面白いネタやギャグがなくとも、せめて楽しい雰囲気で会話をしていれば自然と笑いは溢れてくるし、そういう状況をつくるにはまずは話を続けることが大事になってきます。
 お昼の番組『ごきげんよう』の司会者、『小堺一機』も、「トーク番組をうまくやる秘訣は?」という質問に対して、「とにかくしゃべること!」と、答えていました。内容がつまらなくても、ギャグがすべってしまっても、とにかく場に沈黙をつくらないことが大切なのです!(重要!)

 沈黙は盛り上がりを止め、時には重い空気を発生させます。そのため、ギャグがすべり沈黙ができても、「すべってしまったよ!」などと笑いながらフォローを入れ、それを引きづらないようにする必要があるのです。これは日常会話でも同じです。
 例を挙げましょう。
 仮に「タレントのA君って素敵よね」と、相手から話し掛けられたとします。
 それに対して、「うん、本当素敵よね。でもA君もいいけど、B君も素敵よ☆」などと返せれば、話を続けることが楽になります。
 さらに余裕があれば…、
「A君で思いだしたけど、A君の番組を見ながら料理していたら、つい見愡れちゃって、間違って包丁で指を切ってしまって大変だったわ」
「それは大変だったわね。でも私なんてA君のこと考えながら料理していたら、つい味噌汁の中にイチゴを入れちゃったわよ。でも酢豚にパイナップルが入っているくらいだから、似たようなものでしょうけど」
「それって全然似てないわよ。ワハハハ」
…と、内容を広げていけると会話は楽しくなってきます。(^_^)

 なにやら、団地の奥様方の井戸端会議のようにも思えますが、話を続けるという意味では、井戸端会議も参考になる部分が多いのです。周りから見れば「どうでもいい話で、よくしゃべるな」と思うかもしれませんが、それくらい長く話せる技術がなければ話を盛り上げることは難しいのです。
 ただ、そうはいっても「性格的に内気で上手に話せない」という人も中にはいるでしょう。そういう人は、別に無理して面白いことをいわなくてもいいので、最初は「笑顔で少しでも長く話を続ける」ということを意識することです。話し下手だからといって、それに甘んじていては、自分に悪気はなくても相手には「この人とは話しづらいな。もしかして私のことを嫌っているのかな?」といった誤解を与えてしまうことになります!そうならないためにも、これといった話がなくても適当な話題を見つけ、積極的に自分から話し掛けていく努力をすることが必要です。(重要!)

 では逆に、自分が話し下手な人を相手にする場合はどうすればいいのでしょう?
 話し下手な人は、どうしても「はい」とか「そうですね」と答えるだけで、そのまま話を切ってしまうことが多いのです。こちらがいくら話を振っても話題が広がらず、流れも不自然になってしまいます。
 それを防ぐためのテクニックの1つに「はい、いいえでは答えられない質問をする」というのがあります。例えば「好きな映画はどんなジャンルなの?」とか、「休日は何をしているの?」などです。こういった質問なら、相手は嫌でも何か答えなければなりません。
 仮に「SF映画が好き」と返事があれば、あとはその流れで「どんなSF映画が好きなの?」、「あの映画のあのシーンはいいよね!」、「あの俳優は別な映画にもでていたよね」など、いくらでも話を広げることができます。また1つの話題に集中して会話しているので、流れも自然で重い空気を感じることがありません。
 どんな相手とでも話せるようになるには、こういった「相手から話を引きだすテクニック」を上手に活用する必要がでてきます。あとは相手の反応を見ながら、興味を引く話題をさぐり、それを中心に話を広げていきます。
 会話は慣れの部分も大きいので、まずは多くの話題で少しでも長く話せるよう努力してみましょう。仮に、自分が話し下手であっても、一生懸命頑張っていれば相手にもその気持ちが伝わり、必ず親切に接っしてくれるはずですよ!(^_^)

 
聞き上手のテクニックを学び会話の達人になる!

 いうまでもなく、会話は「いかに相手をリラックスさせ楽しませるか」が大事です。相手から警戒され、落ち着かない雰囲気で話していても、違和感のあるものにしかならないからです。

※1
「シンクロシニー」と呼ばれるもので、具体的には相手のしぐさ、言葉のスピードなどを相手に合わせる(真似をする)ことで、相手をリラックスさせる効果があります。

 相手をリラックスさせる方法はたくさんありますが、その中の1つに「内容もペースも相手に合わせて話す」(※1)というのがあります。
 誰でも自分の好きな話題、興味のある話題には引きつけられ、楽しく感じます。そのため、相手の反応を見ながら興味のある話題をさぐり、自分の好きな話題ではなく、相手の好きな話題を中心に話すのです。(重要!)
「自分の好きな話をまったくするな」とはいいませんが、上手な会話の基本は相手優先なのです。とくにまだあまり面識がない人に対しては、「この人は話しやすい人だ!」という印象を与える必要があるため、まずは相手の好きな話題で緊張をとくのです。(このとき常に笑顔をつくるのも忘れずに!)自分の好きな話題はあせらず、ある程度打ち解けてから、後でゆっくりと話すようにしましょう。(^_^)
 ただ、相手の好きな話題が、自分のまったく知らないものの場合もあるでしょう。そのときは、素直に聞いてかまいません。相手は嫌がるどころか、逆に「おっ、興味を持ってくれているな!」と思い、親切に教えてくれるはずです。
 他には、相手が話をしているときは、きちんと相づちを打ちながら聞いてあげることも大事です。そうすることで、相手は「真剣に話を聞いてくれている」と感じ、安心して会話を続けられるわけです。もちろん、相手が何かいいかけたら、話の主導権を譲ってあげることも大切ですよ。


 話は少しズレますが、このような会話術を応用し、近年日本に伝わってきたものに「コーチ」(「~する」でコーチング)と呼ばれるものがあります。コーチングとは「人が自発的に行動を起こせるようにするための方法論」の1つで、具体的には相手がそのような行動をとれるよう、サポート役に徹した聞き方をすればいいのです。

 そのテクニックをいくつか紹介すると…、
 1.相づちを打ったり、相手の言葉を繰り返しいうことで、相手の話を真剣に聞いているということを間接的に伝える。
 2.声の大きさ、動作などを相手に合わせることで安心感を与える。
 3.少しでも良いと思ったことは素直に褒め(好感をあたえる)、より相手の本音を話してもらえる状況をつくる。
 4.相手が「はい」や「いいえ」で答えられるような質問ではなく、自由に考えて答えを導きだせるような質問をして、自発的な行動をとらせる。

 人は心から安心して話せる状況があると、次から次へと新しいイメージが湧いてきます。それは、そのような状況だと、脳内の記憶や情報の管理などを司る「海場」という組織が活性化し、どんどん情報を整理、提供してくれるからです。そして、そのような連想を繰り返している内に、自然と発想の転換が起こり、アドバイスがなくとも自ら答えを導きだせるようになるのです。

 コーチは、「聞き上手テクニック」の良い見本です。会話が上手い人というのは、話題が豊富、よくしゃべる、ということではありません。もちろん、それらも会話上手になるためには後々、必要なことですが、まずは「相手の心のガードをとく、聞き上手である」ということが大切なのです。(^_^)

 
強い精神力を持てば人間関係が格段に広がる!

 世の中には、何か失敗事が起きた時に、必要以上に自分を責める人がいます。「すべて自分のせいでそうなったんだ」「自分は悪い人間だ」など、内罰的思考の人です。

 自分を責める行動は、「自分が悪いのだから相手は悪くない」と、他人の責任をなくそうとしているのですが、そうすることで相手から「同情してもらえる」「慰めてもらえる」と考え、結果的に責任逃れをしようとする心理が働いています。つまり、子供が何か悪いことをしたときに、「泣けば許してもらえる」と考えるのと同じで、自分に対しての甘えなのです。これでは、人と良いコミュニケーションをとれるわけもありません。
 このような人は、主に「生真面目な性格」「人と話す機会が少ない」「辛いことや悲しいことを乗り越えてこなかった」という特徴を持っています。何事も真面目に捉える傾向が強いのですが、それだけに細かいところまで深く考え込んでしまうというわけです。また、他人との接触が極めて少ないため、自分だけの判断に頼りがちになり、余計に失敗を犯しやすくなります。

 では「内罰的な人は悪い人か?」といえば、そうではありません。実際に会って話してみると、真面目で几帳面で良い人が多いのですが、それがいきすぎて失敗しているだけなのです。
 ストレスの多い現代、いちいち細かいことを気にしていたらキリがありません。もっとアバウトな気持ちを持つことも必要です。もちろん、それは「いい加減にやる」ということではなく、「やるべきことはやりつつも、あるていどの妥協も必要」ということです。どんなに屈強な人でも、常に100%の力をだしていては、身がもたないのですから…。


 お笑い芸人は、普段は馬鹿馬鹿しいことをしていても、裏ではたくさんの努力をしています。芸人魂を持っているため、自分にとって辛い状況であっても、それを笑いに変えていく努力を惜しまないからです。
 しかし、それを表にだすことはありません。お笑いの芸というのは、必死でやっていることを観客に悟られてしまっては、心配はされても、笑ってはくれないからです。どんなに苦しくても、それを悟られない強い精神力が必要なのです!

 これは私たちの日常生活にもいえます。誰でも嫌なことや辛いことは、たくさん経験しています。それでも普段、表にださないでいられるのは、様々な障害を自分の力で乗り越え、それに耐えられる強い精神力を養ってきているからです。また愚痴をこぼしたり、人前で嫌な表情をしないのも、それをすると「相手を悪い気分にさせてしまう」ことを知っているからで、人と接っする態度を様々な経験をして学んできているわけです。

 何か嫌なことがあったときに、すぐに悲劇の主人公を気取る人がいますが、そういう人に最初は周りも同情するかもしれませんが、次第に誰も相手にしなくなります。厳しいかもしれませんが、それが世の中であり、皆そういう厳しい世界を生きて一人前になっていくのです。もちろん、ストレス解消のために、たまに愚痴をいうのは仕方ないでしょう。しかし、いつも愚痴ばかりでは困りものです。
 こういった人は、まず少しでも自分と気の合うような人と話してみることです。自分をきちんと分かってくれる人なら、良いアドバイスをしてくれるはずです。ただ、このとき1番大事なのは「辛い物事から逃げようとする考え方を直そう!」という本人の前向きな姿勢です。他人に頼るのではなく、自分で何とかしようとする気持ちを持つのです。
 楽して甘い汁を吸おうとしている人に対しては、誰も手助けしようとは思いません。しかし、例え結果がでなくても頑張って努力している人に対しては、何もいわなくても「手助けしてあげよう!」と思うのが人情です。
 そして、こういった1つ1つの行動が人間性として表れ、そこに惹かれた人たちが次第に集まり、人間関係が広がっていくのです…。

 
前向きな考え方をすれば人生が10倍素晴らしく思える!

 1人の女性の体験談を話しましょう…。
 20代後半の女性、Hさんは、人より厳しい家庭に生まれました。彼女の父は、時には彼女に暴力を振って怪我をさせたりもしていたそうです。そんな生活が続き、彼女は「どうして私はこんな家庭に生まれたのだろう…」「もっと幸福な家庭に生まれたかった…」という想いが募り、悲観的な考えが頭の中を支配するようになりました。それに伴って何か嫌なことがあっても、その物事と面と向かって対時せず、逃げてばかりの行動をとるようになりました。当然、そんな状態では人とのコミュニケーションを上手くできるはずもなく、余計に悲観的になる…という悪循環に陥っていたのです。

 確かに、親子の関係は非常に大事なもので、自分の人生を変えてしまうほどの影響力を持っています。しかし、子は親を選ぶことはできません。そういう家庭に生まれてしまったのは、仕方のないことです。しかし、そこで悲観的になって人生を棒に振るか、逆に反面教師となって前向きに考え、人生を楽しく過ごすかは自分次第なのです。
 私自身も厳しい家庭に育ったので、彼女の気持ちはよく分かります。幼い頃は、同じように悲観的な考えを持っていた時期もありました。しかし、そういった考えを引きずるのは良くないし、生活するうえでも不便でした。そのため私自身、考え方をあらためた者として、彼女にも色々とアドバイスができたわけです。(^_^)

 では、どのように前向きに考えれば良いのでしょうか?
 何事もそうですが、何か辛いことが起こったときに、そういった状況になってしまったことを後悔するよりも、「なってしまったのは仕方ない!」として、「次にどうするのか?」と、先のことを考えた方が建設的です。Hさんの場合なら、そういった家庭に生まれたのは仕方ないことなので、「そこで生きていくためには、どうすればよいか?」を考えるのです。
 世間は広いですから、上を見ればキリがないし、逆に下を見てもキリがありません。厳しい家庭といっても、まだ両親が居るだけ幸せと思わなくてはいけません。中には、若くして両親を亡くし、1人で必死に生きている人だっています。世界には食べものがなく、餓死していくのを待っているだけの人もたくさんいます。それを考えれば、自分のいっていることは甘えとも捕れるわけです。

 もちろん、逆に裕福な家庭で生まれていた可能性もあります。しかし、「そういう家庭に生まれれば幸せか?」といえば、そうともいえません。裕福な家庭は、自分にとっての待遇が良いため、世間の辛さを知らず、特有の価値観を持ちやすいのです。すると、何かにつけて甘えがでて、自己中心的な性格になる可能性も高いのです。
 また、人間には欲があるので、良いものを求めればキリがありません。裕福な家庭で育ったとしても、もっと上を見て「うちは厳しい!もっと裕福な家庭に生まれれば良かった!」と考えるものなのです。

 それらを踏まえれば、厳しい家庭で育つことは決して悪いことばかりではありません。若いうちに辛いことを経験していれば、辛いときの人の気持ちも理解でき、他人に対して優しくできるようになります。また金銭的なありがたみも分かるため、物の価値を正しく見れます。そして辛いことを多く経験してきた人は、些細なことでも感動できます。そういった感受性を養うことも、人間として大きな魅力の1つになるのです!(^_^)

 何事も悲観的に考えて生きていくのは、もったいないと思いませんか?確かに、辛い時期はあるでしょう。しかし、そのことを死ぬまでずっと引きずっていくつもりなのですか?そして、死ぬ間際になっても、そのことを後悔しながら死んでいくとしたら、それほど寂しい人生はないと思います。
 誰のものでもない自分の人生なのだから、辛いことを考えるよりも、楽しいことを考えていた方が幸せな気分になれるぶん得ではないでしょうか。それに、嫌だと思う人のために自分の時間を潰して悩むなんて、もったいないことです。限りある時間なのだから、もっと自分のために使うべきです!

 そうはいっても、実際やるのは口でいうほど簡単ではないかもしれません。しかし、少しずつでもやっていけば必ず成果はあります。Hさんの経験は、彼女の将来においてきっと役に立ちます。そして、その上で前向きな考え方ができれば、よりいっそう魅力のある人になれるはずです。
 今回は、たまたまHさんの例をだしましたが、前向きな考え方は世の中のすべての物事に応用できます!そして、それができるようになると、人生が楽しくて仕方がなくなります!
「1粒で2度おいしい」ではないですが、「1度の人生、10倍楽しむ」方が得なのです!(^_^)

 
忠告を真剣に受け止め親友をつくろう!

 世の中には、人の忠告や注意に対して「文句があるのか!」と怒る人もいれば、「自分で気付かなかったことをいってくれてありがとう」と思う人もいます。
 前者は、相手の気持ちが理解できていないため、「自分に対して色々ときつい意見をいった」という単純な認識しかできず、素直に意見を受け止めることができない人です。こういった考えでは、精神的に成長することはできません。
 後者は、相手の気持ちや自分の行動を冷静に分析し、「忠告されたということは、気付かないうちに迷惑な行動をしていたのかもしれないな。もしそうなら、今後は注意して行動しよう」と考えられる人です。確かに、忠告はいわれればあまりいい気分はしません。しかし、いう側もそれを分かったうえでいうので、辛い思いはしているのです。それが親しい関係なら、なおさらでしょう。忠告をするのは非常に勇気のいることですから、そこまでしてくれるというのは愛情がある証拠で、ありがたいことなのです。
 逆をいえば、忠告をしてくれる友人をたくさん持つべきです。悪いところは、どうしても自分では分かりにくいものです。それだけに、人の忠告は真剣に受けとめなくてはいけません。また、そういった気持ちを理解できるようになれば、コミュニケーション技術も上達するし、人間的にも成長できるのです。

 逆に相手に対して何か不満があれば、こちらからきちんといってあげることも大切ですね。 どちらかというと、忠告を受け止めることよりも、忠告をする方が難 しく、実際できない人が多いのです。
「気まずい雰囲気になりそうで、いい辛い」 「いうと互いの関係が崩れる恐れがある」などの理由からですが、いわなければ何も変わりません。いつまで経っても問題が解決しないため、不満はますます大きくなります。そして最後には、陰口をたたいたり、相手を避けるような行動をとるようになります。これは、一番良くないパターンです。

 仮に、あきらかに相手に問題がある場合でも、それをいわないこちら側にも責任はあります。確かに、リスクを伴うため、はっきりいうのは難しいでしょう。しかし、それをしない自分の精神的な弱さを棚に上げ、相手のいないところで陰口をたたくのは、「卑怯なやり方」といわれても仕方がありません。これは逆の立場になって考えると、分かりやすいと思います。
 例えば、あなたが相手に親切心で色々としていたとしても、ちょっとした誤解から、逆に悪く思われてしまう場合もあります。そのとき、相手があなたには何もいわず、裏で他の人と陰口をたたいたり、急にそっけない態度をとるようになったとしたら、あなたは不安や、怒りなどの感情を抱くのではないでしょうか。
 人間は相手のことをすべて分かるわけではありません。はっきりと口にだしていうことで「実は誤解だった」と分かることは、多々あります。自分の意見をきちんということは、人間関係のトラブルを未然に防ぐ役割もあるのですよ。

 ちなみに、私は親しい間柄の人には必ずいうことがあります。それは「私があなたに気になった点があればいうけど、逆に私の行動で不快に思うことがあれば、遠慮せずに何でもいってほしい」ということです。これは普段から、何でも本音でいえるような関係を築いていくために、どちらかが一方的にではなく、互いに良い部分は認め、逆に悪い部分は指摘して直していこうという気持ちからいっていることです。人それぞれ価値観が違う以上、気付かないうちに相手を傷つけてしまうことはよくあります。そんなときでも、事前にこのようなことをいっておけば、相手もいいやすいと思うのです。

 互いに、何でも腹を割って話すことができると、絆が深まり、信頼関係もできます。親友と呼ぶ仲間をつくるには、絶対的に必要なことです。そして、少しでも多くの人とその関係を持てれば、必然的に大きな幸せが訪れるのではないでしょうか。(^_^)

人に好かれる方法(基本編)①

2005年03月22日 13時50分36秒 | Weblog
●コミュケーション・会話術を考えよう
●良い会話をするために環境づくりをしよう!
●とにかく話を続けて場を盛り上げよう!
●聞き上手のテクニックを学び会話の達人になる!
●強い精神力を持てば人間関係が格段に広がる!
●前向きな考え方をすれば人生が10倍素晴らしく思える!
●忠告を真剣に受け止め親友をつくろう!
●向上心を持てばどんな苦難も乗り越えられる!

 
コミュケーション・会話術を考えよう

 コミュニケーションに欠かせないのが笑いです。そこで、お笑いを例にとり、コミュニケーション会話術を考えていきましょう。
 お笑いと一言でいっても、その世界は広大です。そして、それはTV画面の中だけにあるのではなく、どちらかというと一般の日常生活の中に多くあるのではないでしょうか。

 普段、私たちは周りの人と何気なく会話を交わしていますが、そこでふと「相手を喜ばせよう」と軽い笑い話をします。そんなちょっとした話が、すでにお笑い世界のど真ん中といえるのです。皆さんの中には、もしかしてプロの芸人を目指している人もいるかもしれませんが、多くの人は…
「笑い話をきっかけに、人間関係を豊かにしたい」
「ユーモアセンスを磨いて、人気者になりたい」
「明るい性格になりたい」
…と、いった程度だと思います。もちろん、それはそれで大いに結構。むしろお笑いとは、そういった何気ない思いが根底にあって広がっていくものです。
「自分を磨いて、周りの人たちを少しでも楽しませたい」
 そんな小さな思いが、充分すぎるほど素晴らしいことだと私は思います。(^_^)

 基本的に、コミュニケーション・会話術に長けている人は、笑い話のつくり方も上手いのが普通です。人を笑わせるためのテクニックは数多く存在しますが、どんなに表面的なテクニックを知っていても、肝心のコミュニケーションが下手では、なかなか周りの人たちを自分の輪の中に引き込むことはできないからです。逆をいえば、人とのコミュニケーションが上手になれば、経験を積むことで自然と笑いのテクニックは身についてくるのです。
 皆さんは、バラエティー番組を見ていて、「この芸人は漫才やコントは面白いのに、フリートークになるとそうでもないなぁ」と、思ったことはないでしょうか。それはなぜか?そのような芸人は、漫才やコントでは、演技、パフォーマンスなどの演芸的テクニックを使い、笑わせることに成功しています。しかし、肝心のコミュニケーション・会話術が下手なために、フリートークになると、周りを引っ張っていくようなインパクトのある会話や行動ができていないせいです。つまり、「演芸が面白い」からといって、必ずしも「その人自身が面白い人間」とはいえないのです。

※1
俗に「天然キャラ」と呼ばれているタレントでも、実際には本番前にネタ合わせをしている場合も多かったりします。(^_^;)
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※2
演芸では、それを意図的にだすために「キャラクター性」を明確にします。
ただフリートーク時には、どうしても素の部分がでるため、自分本来の性格やイメージが重要になる。

 芸人は「馬鹿なことをいう」のが仕事ですが、本当に馬鹿な人が馬鹿なことをいっても、笑われることはあっても笑ってはくれません。一流と呼ばれるには、「普段は馬鹿なことをいっているが、裏ではきちんと色々考えられる人間性」を持っていることが大切なのです。何も考えずに馬鹿なことをいっても、周りには「ていどが低い」と思われるだけで、大きな笑いには結びつきません。それは「単に勢いでいっているだけ」という感が強く、人間的魅力を充分に引きだせていないからです。(※1)
 逆にきちんとした人間性があると、馬鹿なことをいっても意味があり、それが個性となって表れます。人は個性のある人間には魅力を感じるので、同じ言葉でも良いイメージのある人の方が面白く感じるのです。人を笑わせる技術とは、笑いのセンスやテクニックだけではありません。話の面白味を100%相手に伝えようと思うならば、表面的なテクニックよりも、まず始めに「自分の人間性やイメージを良くするコミュニケーション・会話術」を学ばなくてはいけないのです。(※2)

 現代のお笑いスタイルは、面白いことをいうのは当然として、芸のファッション性や、その人の本質的な人間性も高いレベルを求められます。その理由に、新しいものを求める現代人の思考が、芸のスタイルに対しても同じであるということ。またバラエティー番組が増えフリートークをする機会が多くなったため、芸人のプライベートなど、素の部分を知ることも多くなったことがあります。とくに現代お笑いでは、この傾向が強いため、演芸だけの芸人では番組に出演しても大して目立たず、人気も下降線を辿ることになります。
 逆にフリートークが面白い芸人は、それが評価され、後の番組ゲストに呼ばれたり、はたまた司会者などの重要なポストに抜擢されることも多くなります。もちろん、どちらの技術もあるのがベストですが、それだけ現在のお笑い界ではコミュニケーション・会話術が大事といえるのです。
 さて、少し難しい話になりましたが、現代お笑いの実状を何となくでも分かってもらったと思います。しかし、これを覚える必要はありません。漠然とでもいいので、「人を楽しませるには、自分の個性や人間性も大事なんだなぁ」ということだけ頭に入れておいてくれれば、結構です。(^_^)

 ではそれを踏まえて、身近な私たちの一般社会についてもお話しましょう。
 会話は「自分のイメージを大きく左右する1つの表現方法」なので、それが良ければ評価はグンと上がるし、悪ければ下がってしまうものです。(当然ですね) 普段はあまり話し方を意識していない人も多いと思います。しかし、「少し考えて話す」だけで、大きなメリットが生まれます!
 例えば、人と話していれば言葉の使い方で誤解を生み、険悪なムードになってしまう場合も少なくありません。しかし、事前に相手の気持ちや、誤解を招く表現などを理解していれば未然に防げるし、仮にトラブルになってしまっても上手にフォローできます。(これが会話下手な人だと、相手を余計に怒らせてしまう行動をとりがちです)
 また、会話上手になれば個性の表現も上手になります。どんな環境でも、個性がある人は際立つ存在であり、何かと注目の的になります。そういう人は輪の中心的存在になり、周りを引っ張っていく力もあるので、結果的に良いイメージが定着し、人脈も広がります。
 一般社会では常に人と接っする機会があるため、人間関係を良くするためのコミュニケーション・会話術は、欠かせないものといえるのです。ただ決して難しく考える必要はありません。少なくとも、相手を気遣う気持ちさえ持っていれば、あとは経験と慣れで誰でも上達できるものだからです!
良い会話をするために環境づくりをしよう!

 会話術で最初に意識することは、会話をするための環境(雰囲気)づくりです。仮に会話の内容が同じであっても、会話をする雰囲気によって結果は変わってきます。(食事をしながら仕事の商談を行う場合がありますが、これも楽しい雰囲気をつくることによって、商談を成立させやすくする意図があります)
 環境づくりで最低限考えるのは、次の3つです。(常識なのでわざわざ述べることでもないのですが、まれにできていない人も見かけるのと、具体的にどのような効果があるか解説するためにも、一応話しておきます。(^_^))

 第一に、[身だしなみ]
 人間中身が大事なことに違いはないですが、実際に人は「外見で判断している」ことが多のです。とくに面識があまりない間柄では、外見での判断が多くを占めることになります。人は「自分にとって害になる相手との接触を避けよう」とする防衛本能を持っているため、最初に目につく外見からあらゆる情報を収集し、備えるのです。具体的には、頭髪、服装、表情、言葉づかい、雰囲気などを、今まで自分が出会った人と照らし合わせ、「この人はこんな感じの人だろう」と、頭の中で大体の予測を立てます。そして、その判断結果によって、その人への態度も変わってきます。
 皆さんも経験があるでしょうが、「良さそうな人だ」「自分と合いそうだ」といったイメージの良い人には好意的な態度をとり、逆にそうでない人とは無理して関わりを持とうとはしないでしょう。これは、自分の身を守るためには自然なことであり、必要なことです。
 中でも清潔感は大事です。もちろん、自分だけが清潔と思っているだけではなく、一般的に見て「清潔な感じ」でなくてはなりません。まれにインパクトのある格好をして個性をだそうとする人がいますが、自分だけが「格好良い」と思っているだけで、実際には逆効果になっている場合が多いのです。
 相手を知り、相手を優先させようという気持ちを持っていれば、自然と人に好かれる外見というものも分かってきます。もちろん、人それぞれ好みは自由ですが、それらは除々に分かってもらえばいいのであって、最初は一般的なものにするのが無難といえるでしょう。

 第二に、[挨拶]

「そんな常識を今さら…」と思うかもしれませんが、周りがすでに会話中でその輪の中に入っていく場合など、状況によっては挨拶前にいきなり相手から話し掛けてくることもないわけではありません。またその場合、話の腰を折るまいと、会釈程度で済ませてしまうこともあるでしょう。こういったときでも、会話が一段落してからでかまわないので、きちんと挨拶、自己紹介(簡単でいいので)をしておくことが大事です。
 他にも、最近ではインターネットで見ず知らずの人たちと気楽に会話ができてしまいます。「メールでは親友と同じように話すけど、実際会ったことはない」という変わった状況も多いので、実際に会う際には注意したいところです。(もちろん、変に堅苦しくなる必要はありませんけどね(^_^))
 とくに初対面の場合、相手が話しづらそうな素振りを見せているときは、相手の気持ちを察っしできるだけこちらから気軽に挨拶、自己紹介をしてあげると、相手もリラックスして話しやすくなります。誰でも、あまり面識のない人に対してはなかなか話しかけづらいですが、それは相手も同じこと。こちらが相手との距離を置いてしまうと、相手もそれを察してどんどん離れていってしまいます!仮に互いに共通の知り合いがいるなら、「こちらは、どちら様で?」と聞けば、そのきっかけを簡単につくることもできるでしょう。とにかく待っているだけではなく、まず自分から話しかけることを心がけましょう!(それが会話上手の第一歩になります!)
 挨拶は最低限の礼儀ですが、たったそれだけで相手に安心感を与え、印象を良くできるのだから、明るく笑顔で挨拶したいものですね。人に好かれる人というのは、気さくで親しみやすいけれど、礼儀正しい人に多いのです。人のために細かい配慮ができる姿勢が、自然と相手に伝わり、結果的に自分への態度となって返ってくるからです。(^_^)

 第三に、[適度に目線を外す]

※1
会社の面接で面接官が正面に座らず、90度スレた位置で面接をするときがあります。そうすることで、自然と視線も合わず、緊張を和らげることができるからです。
これは「限られた時間で相手がどんな人間かを知る」ために、少しでもリラックスさせ本音をださせようとする意図があるのです。(意図があるというだけで、実際に短時間で本音を出させることが可能かどうかは別ですが…)

 日本人は相手を見つめて話すという習慣がないので、相手からじっと見つめられると、話しづらく感じてしまいます。人間が本来持つ「なわばり意識」にも関係しているのですが、目は相手に対して威圧感を与えることのできるものです。そのため、それを感じると人間は本能的警戒心から緊張し、不快に感じてしまうのです。
 そういう状況では、相手はなかなか本心を見せてくれません。絆というのは互いに本心をいい合い、自分をさせけだすことで深まるものですから、少しでも相手をリラックスさせ、本音をいいやすい環境を整えることが大事なのです。そのため、まだあまり親密でない人と店内で会話する場合は、正面で向き合うテーブル席よりも、隣に並んで座るカウンター席の方が、緊張させずに会話ができていいと思います。(※1)

 以上のように視線は非常に大きな意味を持っています。ただ、相手をまったく見ないのも失礼になるので、必要なときは見てそれ以外のときは外してと、バランス良くすることが大事ですね。ずっと相手を見て話す人は、自分では気付きにくいでしょうが、相手はけっこう威圧感を感じている場合が多いですよ。具体的には、4~5秒に1回外すくらいが丁度いいでしょう。(^_^)

 ちなみに、人は話に興味を持ち集中して聞いているときは、少し身を乗り出すような前かがみ状態になり、頭を相手に近づけてきます。(少しでも話をよく聞こうとするため) 逆に話に興味を示さない場合は、椅子に深く座り、話相手から頭を遠ざけるような行動をとります。そして目線をキョロキョロさせたり、下を向いて手元をいじってみたりという落ち着きのない行動をとるので、そういう反応が見られた場合は、即座に話題を変えるなどした方が良いでしょう。
 また人は、緊張するとまばたきが多くなります。逆をいえば、こちらの話に集中して聞いている場合は、まばたきが少なくなるので、余裕があればそういった反応にも気を配りながら話せればベストです。
 場所は、互いに話しやすい所を選ぶこと。とくに真面目な話や相談事の場合は、あまりガヤガヤした所ではなく、なるべく2人だけで話に集中できる場所が理想です。照明は少し暗めの所の方が、落ち着いて話せていいと思います。

http://yuki-takizawa.com/commu/hitoni_sukareru.htm

笑いの効果

2005年03月22日 13時42分39秒 | Weblog
笑いの効果
 
ストレス解消で気分もすっきり!

 笑顔には「笑う」という行動がつきものですが、その単純な行動が私たちに大きな恩恵をもたらしているとしたら、少なからず驚くのではないでしょうか。
 現代は、何事にもストレスの多い世の中です。毎日、満員電車でもみくしゃにされながらの通勤。会社では上司に細かいことで叱られる。帰ったら育児のことで妻と喧嘩。休日も邪魔者扱いされてゆっくりすることもできない。…なんて絵に描いたようなストーリーですが、あながち笑っていられない人も多いのではないでしょうか。(笑) そうかといって脱サラするわけにもいかず、なかなかストレスの多い環境から逃れられないのが現状です。
 でも、多くの人は健康のために食生活は気にしますが、目に見えないストレスを気にすることは少ないのです。しかし実際は、ストレスほど健康や人間関係を害するものはないのです!(重要!) 最新の医学では、「嫌だ!」という強いストレスを感じると、通常の何倍もガンになりやすいといわれています。心身症という言葉があるように、精神は想像以上に体に影響を与えるということです。

 少し怖い話をしましょう。ストレスは神経細胞も破壊します。このとき、人の記憶を司るといわれる大脳辺縁系の海馬とよばれる部位の細胞も破壊します。記憶を司る部位の機能が低下するわけですから、今まで自分自身が経験してきた様々な出来事を忘れがちになったり、何かを見たり聞いたりしたときに、それに似たような出来事や物事を、記憶の中から上手く引きだすことがなります。
 人は社会で数々の経験をして、少しずつ大人の考え方ができるようになっていくわけですが、その記憶の断片が上手く引きだせなくなると、他人の失敗に対して記憶と照らし合わせ「自分もそういう時期があったから仕方ない」という考えがだせず、「嫌なことだ」という結果だけが頭に残り、些細なことでも許せなくなり、不快を感じるようになります。その結果、ストレスが元で余計にストレスを溜め、どんどん悪循環となっていくのです。(このようにストレスは、人間性をも変えてしまう)
 すこし脅かしてしまいましたが、ただ安心して下さい。大かれ少なかれストレスは誰にでも常についてまわるものです。例えば、綺麗好きな人なら汚れを放っておくことはストレスになるし、立派な人でも周りから期待されればプレッシャーというストレスを感じます。つまり、生きている以上はどんな環境や物でも、ストレスになりえるということです。そうです、落ち込んでいても何も始まらないのです。「それはそれで仕方がない」と割り切り、あとは「その中でうまく生活していくにはどうすればいいか?」と、考えた方が建設的でしょう。(ストレスという障害は、自分を成長させる効果もあるので、ある程度は必要です。問題は、それといかにうまくつき合っていくかです)

 肝心の解決法ですが、1番効果があるのは「ストレスを感じにくくする」ことです。ストレスがあるなら、それを感じなくすればいい。笑いは、そのために大きく役立ってくれます。
 まず物理的な効果として、笑うときは複式呼吸であるため、それだけでストレスを発散させ、リラックスできる心理状態をつくります。複式呼吸の代表例は寝ているときですが、お腹からゆっくりと呼吸することで、副交感神経などの体を休めようとする機能が働きます。また笑っているときは、楽しい気持ちでいながら「わははは~」と声をだしています。大きな声をだすことは、カラオケなどと同様に、ストレス発散には絶大な効果を発揮するのです!(^_^)

 もう少し専門的な話をさせてもらいます。世の中にはストレスを感じさせないような人がいますが、そういう人は大抵いつも明るく笑顔をふりまいています。これは「ストレスを感じていないから笑っている」ともいえますが、逆に「笑っているからストレスを感じない」ともいえるのです。
 どういうことかというと、このとき人は無意識の内に心の中で、「笑っている自分」を自覚しているのです。それが自己暗示の効果を生みだし、さらに楽しさを感じるようになります。楽しくなればストレスも消え、さらに笑いたくなるという循環が繰り返されるわけです。(テンションがどんどん上がっていく状態が良い例ですね)
 つまり逆をいえば、それほど楽しい状況でなくても無理してでも笑うクセをつけておくことで、肉体的にも精神的にもストレスを解消しやすくなるのです。医学的にも精神と肉体はバラバラに作動するのではなく、密接な繋がりを持って機能していることが分かっています。目には見えないことですが、単に笑うことを続けているだけで、ストレスを排除しやすい体がつくられていくのです。(う~ん、神秘的ですね) 薬などと違って副作用もなく、楽しみながら健康体をつくれるのだから、これほど良いことはないと思いますがいかがでしょうか。 (^_^)

 
心身共にリラックスできる!

 笑いは精神的なストレスを解消するだけでなく、同時に身体もリラックス状態に保つことができます。単純に考えても、普段から無駄な緊張はないほうがいいでしょう。緊張することは、自分の身が危険にさらされたときに臨戦体制をとろうとする、もともと人間が持っている本能的防衛機能の1つなので、あるていどなくてはいけないものです。ただ、それもいきすぎると胃潰瘍などのように肉体にまで悪影響を及ぼしてしまいます。またちょっとした状況で、いちいち緊張していては生活に支障をきたすので、やはりあるていど抑えることも必要でしょう。
 そのためには、常日頃から笑うクセをつけて「笑う = リラックスする」という条件を体に覚えこませておくといいのです。そうすれば、いざ緊張したときに「無理してでも笑う」ことで、条件反射によって緊張を速やかにほぐすことが可能になります。(身につけるまでは、なかなか難しいですけどね。(^_^;))

※1
以前、あるサッカー選手がプレイをミスしたときに笑顔を見せていました。
このことに、周りの人たちは「真剣にプレイしていない!」と批判を浴びせていましたが、実際は速やかに体の筋肉をほぐし、その後のプレイをより良いものにするためのトレーニング法だったのです。

 また大事な席での司会を頼まれたときや、スポーツ競技の大会など「なるべく失敗したくない」「自分本来の力を発揮したい」と思う状況でも、心身をリラックスさせることで大きな成果が得られます。
 前者なら、話す内容も落ち着いて整理できるため、仮に途中失敗しても楽に立て直しができ、結果的に全体をスムーズな流れで行えます。
 後者も、リラックスしていると状況判断がうまく行えます。ご存知の通り、スポーツ競技では、この瞬間的な状況判断が結果を大きく左右することが非常に多いのです。また笑うことで顔の筋肉がほぐれると、それが神経を通って全身に伝わり、体全体の筋肉もほぐれるのです。(意外に知られていない事実です) そのため競技中もなるべく意識して笑顔をつくることによって、筋肉が効率良く働き、本来の力を100%引きだすことが可能になります。
「楽しい気分でもないのに笑顔をつくってもなぁ…」と思う人もいるでしょう。しかし、無理に笑顔をつくってもリラックス効果は生まれるので、楽しい気分でなくてもなるべく笑顔をつくるよう意識した方が良いのです。(^_^) とくに近年では、精神と肉体の関係が正しく見直され、プロスポーツ業界ではこういったメンタル的なトレーニング方法を取り入れることは、もはや常識となっています。(※1)

 リラックスは脳の働きにも影響があります。基本的には緊張しながら集中するよりも、リラックスしながら集中したほうが、能率は上がるといわれています。近年では、右脳の活用が大事といわれていますが、それは右脳を発達させれば、今までにできなかったような発想力や表現力が生まれるからです。そういったイメージ力は、現代社会でも強く求められ、理屈で説明するよりもイメージで分かりやすく伝えたほうが説得力を持つ場合も多いのです。その右脳を効率よく働かすためにも、リラックスして常にその状態をつくっておくことが大切といえるでしょう。

 
免疫力UPで健康体を維持できる!

 免疫力とはご存知の通り「病気から身を守る力」のことですが、皆さんは「笑うと体の免疫力が上がる」ということを聞いたことがあるでしょうか?近年ではよく聞くことなので知っている人もいるかと思いますが、これは正真正銘、医学的にも証明されている紛れもない事実です。(^_^)

 ストレスを感じると体の免疫力が下がるのと同じように、逆に楽しいことを考えて笑っていれば免疫力は上がるのです。(実際に「お笑い番組を見て笑う」などの行為の前後で血液検査を行い、それぞれを比べてみると、行為後の方が確実に免疫力がアップしている) 具体的には、体内の免疫システムの中には、リンパ球(白血球の1つ)の一種で、ガン細胞などを攻撃するNK(ナチュラル・キラー)細胞などがあるのですが、それらが活性化して、体に悪影響のあるものを退治してくれるのです。

 また「腹をかかえて笑う」という言葉があるように、笑うときは横隔膜を機能させます。これにより胃の消化を助け、便秘や肝機能不全を補う働きもします。さらにそのような腹式呼吸状態では、体にとって有毒な活性酸素(呼吸で取り入れた酸素が、体内で分子レベルで活性化したもの。病気や老化の原因になる)を消去する物質がでてくるため、心筋梗塞などにも効果があります。 これらに興味のある方は、専門書を読むことをお勧めしますが、そういった事実を知れば知るほど「人間の体はよくできているなぁ」と、本当に感心させられます。
 とくに現在では、今までの西洋医学に頼るだけではなく、「本来持っている免疫力を高めよう」という、東洋医学的思想も注目を浴びています。「医者に見離された末期ガンの患者が、毎日お笑い番組を見て笑うことを続けた結果、病気を克服した」という例もあるくらいですからね。

 このように常日頃から笑ったり笑わせたりしていれば、心陳代謝が良くなり基本的な免疫力も増加し、病気にかかりにくい健康的な肉体を維持することができるというわけです。楽しい生活は健康からです。これだけでも笑うことがいかに大切かが分かると思います。
 近年では、健康ブームにともない、「サプリメント」と呼ばれる栄養補助食品が売れゆきを伸ばしていますが、心身症という言葉があるように、いくら栄養だけを摂取しても精神的な面が不健康では意味がありません。
 昔から「笑う角には福来たる」なんていいますが、それは単なる精神論ではなく、れっきとした事実なのです。(^_^)

 
美容効果で美人になれる!

「笑い」と「美容」…まったく接点がないように思える両者ですが、実は大きな関係があるのです!その関係はたくさんあるのですが、ここではその一部を紹介しましょう。ここも少しだけ専門的な話になりますが、なんとなくでもいいので「そんな効果があるんだ~」と、軽く聞いて下さいね。(^_^)
 よく「恋をすると人は綺麗になる」といわれますが、それは医学的にも正しいのです。恋をすると人は笑顔が多くなります。それは嬉しい気持ちの表れですが、すると大脳新皮質(理性脳とも呼ばれる、人間の知的活動を担当している部分)の前頭連合野と呼ばれる部分が刺激されるのです。そこから大脳辺縁系や視床下部(欲求やホルモン分泌などを司っている部分)に情報が伝えられ、それによってホルモンの分泌が活発になり、肌に潤いを与える効果を与えます。

 女性はダイエットにも関心がありますが、アンケート調査によると「太る理由」の第1位には、「食べすぎ」を挙げています。では、なぜ人は食べすぎてしまうのか?
 その原因は、無意識のストレスにあります。人間は、意識してなくても常にストレスを感じています。(嫌なことがあれば当然ストレスを感じますが、何もなくても「何もない」という刺激のなさが、またストレスになります) 「食べる」という本能的行動は、ストレスを排除するのに大きな効果があるため、安心を取り戻そうと、つい食べすぎてしまうというわけです。こんなときでも「笑い」はストレス発散効果があるので、太る根本的な原因を排除することができます!

 また笑うときは、顔の筋肉を使います。ご存知の通り、筋肉は多くの刺激を与えることによって成長します。そのため、普段から笑顔をだして筋肉を動かしている人は、皮膚に張りもでて、いつまでも若々しい肌でいられるのです。(重要!) 同時に、顔の周りの脂肪を燃焼させるため、たるみなどの顔太りを防げます。とくに女性は老け顔になるのを気にしますが、このたるみが老け顔の1番の原因といえるでしょう。
 筋肉を使っていないと、目もとは上部が引っ込み、下部がふくらんできます。(上部の脂肪が下部に下がってくるため) 同様に、口周りやアゴ下などもたるんできますが、他の部分と比べてもここがたるんでいると、とくに老けた印象を与えやすいのです。
 さらに、筋肉を使えば血行も良くなります。すると肌にほんのり赤みもでてきて、人間本来の美しさを維持できるのです。目の下にできるクマがよい例ですが、血流が悪いと、見た目にも黒ずんだ不健康な顔になってしまいます。
 エステティックサロンなどに行くと、顔のマッサージをされますが、これも同じような意味があります。ただ、そういった所は高額な料金もかかり、毎日通うわけにもいきません。(美容本には顔のマッサージの仕方などはよく載っていますが、結局は毎日続けなければ意味がありませんからね) それだけに、常日頃から笑顔を見せるという行動をお勧めたいのです!普段から笑顔を出すクセをつけている人は、無意識のうちに「毎日マッサージされている」わけです。
 また単純に考えても、笑顔が絶えない女性は、それだけで綺麗に見えるものです。お金もかからず、単に笑っているだけで、人柄的にも肉体的にも綺麗になれるのですから、こんなに有り難いことはないと思いますがいかがでしょうか?

 ちょっと前までは、笑顔が優しく美しい女優やアイドルなどに対して、「癒し系」という言葉が使われていました。当然、そう呼ばれる人たちは皆、笑顔が素敵な人ばかりです。もちろん女性に限らず、男性でも常に若々しく見られた方が嬉しいものです。そのため、化粧やヘアメイクといった表面的なことも大切でしょうが、笑顔という本来の美しさを意識することが、1番大事だと思うのです。
 では逆に、無表情で顔の筋肉を使わないとどうなるのか?当然、筋肉は使わなければどんどん退化していきます。血行も悪く、張りもなくなり皮膚の老化早め、その結果、「顔のたるみ」や「シミ」といった症状となって表れてきます。良くならないだけならまだしも、悪くなってしまうのでは放ってはおけません。後悔しないためにも、日頃から笑って精神と肉体を刺激することは大切なことなのですよ。女性の皆さんは、毎日一生懸命化粧をしていると思います。それはそれで多いにけっこうだと思いますが、それと同じくらい、毎日笑顔をだすことを意識してみてはどうでしょうか?きっとあなたの魅力が数倍上がると思いますよ!(^_^)http://yuki-takizawa.com/commu/warai_kouka.htm

できる男に必須の3つの資質

2005年03月22日 13時29分41秒 | Weblog
書店に行けば、たくさんの成功法の本が並んでいますが、突き詰めていくと成功に必要な資質はたった3つだけです。それは、目標設定力、感受性、そして最後は……。ヒントは「それはちょうどいい!」

《CONTENTS》
●まずは、はっきりした目標を持つ(1P目)
●起きていることを見て、聞いて、感じられる感受性(1P目)
●目的地も現在地も明確。あと必要なのは……(2P目)
●「それはちょうどいい!」と言ってみる(3P目)
●目標設定力・感受性・柔軟性。そして「それはちょうどいい!」(3P目)



成功するのに必要なのはたった3つ 
ある本にこんなことが書いてありました。

「あなたが人生で成功するためには、たった3つのことを覚えればいい」

さて、あなたはこの3つは何だと思いますか? 

まずは、はっきりとした目標を持つ
一つめは、どんな状況でもはっきりした目標を持つこと。成功するためには、自分にとって何が成功なのか? 自分が目指している目標が何なのか? をまず知ることです。こんな質問を自分に問いかけるといいでしょう。

「自分が成功したことは、どうやってわかるんだろう?」
「自分が目標を達成したことは、どうやってわかるんだろう?」

これが明確でなければ、自分が成功に向かっているのか、どうなのかの判断がつきません。たとえ実際は“成功”していたとしても、自分では成功したかどうかはわかりません。成功するために必要なことの一つめは「目標設定力」です。
(目標設定の参考記事:「目標設定の“ロケット”を噴射せよ!」)


起きていることを見て・聞いて・感じられる感受性
二つめは感受性。感覚の鋭さです。今、何が起きているのか? これがわからなければ、自分が成功に向かって、目標達成に近づきつつあるのかもわかりません。車を運転していても、自分がどこを走っているのか、どちらに走っているかがわからないと目的地に到達することはとうていできません。こんな質問を自分に問いかけるといいでしょう。

「今、何が起きているのだろう? 何が見えて、聞こえて、感じているんだろう?」
「自分は目標に近づいているんだろうか? それとも、遠ざかっているんだろうか?」

例えば、コミュニケーションを成功させるのに必ず必要なのは、相手がどう反応しているのかをしっかり観察して気づくことです。いくら話がうまくても、面白いネタがあっても、相手の状態が見えていなければ、せっかくの力やネタが生かせません。成功するために必要なことの二つめは「感受性」です。



目的地も現在地も明確。あと必要なのは……。
もし道が間違っていたら? 
さて、人生の成功に必要な3つの資質のうち、2つを紹介しました。目標設定力と感受性。どこかに行くことにたとえると、目的地もしっかりと決まっていて、現在地や自分がどちらに向かっているのかもわかっている状態です。あと必要なのは何だと思いますか?

例えば、走っている方向が違っているとわかったらどうしますか? また、乗っていたクルマが急に故障したらどうしますか? そんなとき、目標を達成するために必要なものは何でしょう? 

それは、目標に到達するまでに自分の行動を変化させる「柔軟性」です。こんな言葉があります。

「やっていることがうまくいかなければ、他のことをしなさい。何でもいいから。」

もし、間違った道に行っているとわかりながら、止まらずに走り続けたらどうなるでしょう? クルマが故障したのに、乗ったままでなんとかエンジンをかけようとしていたらどうなるでしょう? もちろん、目標に到達することなんてできませんよね。

考えてみれば当たり前ですが、ちょっと自分自身の日ごろの行動を振り返ってみてください。「こんなことをしていてもダメだ」と思いながらも、惰性で続けていることはありませんか? 人はいつの間にか、知らず知らずのうちに枠にはまって、行動にしろ、思考にしろ、柔軟性がなくなってきます。

長時間座っていると身体が硬くなって、柔軟体操が必要なように、あなたの思考・心にも柔軟体操が必要になります。最後に、簡単にできる心の“柔軟体操”をご紹介しましょう。




「それはちょうどいい!」と言ってみる
こんな時こそ、“柔軟体操”のチャンス! 
その“柔軟体操”とは、何か困ったとき、問題が起きたときに、「それはちょうどいい!」と、とりあえず言うことです。

普通だったら、不満や愚痴が出るところを敢えて、受け入れてみるわけです。すると不思議なもので、無理をしてでも、「なぜ、それがちょうどいいのか?」、理由を探し出そうと頭は働き始めます。

こんな話を聞かれたことがあるかもしれません。

ある南の島に、2人の靴のセールスマンが市場調査に行きました。行ってみたところ、島の住人全員が靴をはかずに裸足でした。これに対する2人のセールスマンの反応は全く逆でした。

「誰も靴をはいていない。見込み客はゼロ。売れる見込みはない」
「誰も靴をはいていない。全員が見込み客だ。これは有望だぞ」

同じ現象でも、こんなふうに全く違うものになるのです。

「それはちょうどいい!」

困ったときに、とりあえず言ってみてください。最初は居心地が悪いかもしれませんが、続けるうちにあなたの心はほぐれてきて、だんだんと楽になり、柔軟になってきます。

目標設定力・感受性・柔軟性。そして「それはちょうどいい!」
人生の成功に必要なものは、「目標設定力」「感受性」「柔軟性」のたった3つだけ。いかがでしたか? 

「どれもダメだ……。」というあなた。 そんな自分でも、というより、そんな自分だからこそ、とりあえず自分に言ってみましょう。

「それはちょうどいい!」

ここからあなたの成功への道が始まります。
http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050107A/index.htm

相手を気持ちよくする接待術

2005年03月22日 13時18分01秒 | Weblog
仕事であれ、プライベートであれ、大切なお客さまを上手に接待することには、とても気を使いますよね。あまり堅苦しくなってもだめですし、かといって、あまり気安くしてもいけない。

「どうやったらお客さまを上手にに接待できるのか?」

そのポイントを“接待の達人”である銀座のママ、さらにはホストから学びましょう。

《CONTENTS》
●銀座ママ曰く:「できる女は自分を語らない」(1P目)
●銀座ママ曰く:「よく知っていますね、と言われたら赤信号」(1P目)
●ホスト曰く:「売れっ子は聞き上手」(2P目)
●ホスト曰く:「客のシグナルを見逃すな」(2P目)
●ホスト曰く:「一流ホストは、客の言いなりにならない」 (3P目)
●コーチ曰く:「とにかく相手を見て、臨機応変に」(3P目)


銀座ママ曰く:「できる女は自分を語らない」
長い歴史の中で培われた接待術とは?
「お客さまを楽しませなければ……」と思って、はまりやすいワナが「一所懸命面白い話をしようとする」ことです。次のようなことはありませんか?

「実はこんな話があって……」と、あなたがとっておきの話をすると、お客が興味深げに聴いてくれた。さらにいろいろと話をしたけれども、だんだんとお客のテンションが落ちていってしまった……。

これは銀座でも新人のホステスに多いパターンです。相手の話を聴くのではなく、自分の話ばかりしてしまう。お客も最初は聴いてくれていても、だんだんと退屈し、最後には店に来てくれなくなります。

「自分を語ることで客を楽しませようとするのがアマチュアなら、客に語らせることでなごませるのがプロなのである。」 (『銀座バイブル』より)

お客に「語らせる」ために大事なのは、あなたが質問することです。

「最近どうでした?」とあなたが質問すれば、お客は否が応でも「最近どうだったかなあ?」といろいろなことを考え始めます。あなたが質問することが呼び水となり、だんだんとお客の記憶を活性化させていきます。

お客が話し始めたら、すかさず相づちを打ったり、お客の言葉を繰り返しながら、相手の話にただついていきます。
あなたが聴きたい話ではなく、お客が話したい話を聴くことです。

「語る」よりも「語らせる」。「楽しませる」よりも「なごませる」ことがポイントです。
銀座ママ曰く:「よく知っていますね、と言われたら赤信号」
「自分の話を得意気にするなんて、そんな野暮なことはしませんよ。」

そんな人も油断は禁物です。お客が話をしていても、ついつい話をお客から奪っているかもしれませんよ。次のようなことはありませんか?

お客が話している話題の中で、自分が知っていることが出てくると、「それ、私も聞いたことがありますよ」と言って、自分の知識も提供する。お客からは「よく知っていますね」と感心され、あなたは恐縮しながらも、まんざらではない。そして、気がつくと、お客と意見を戦わせていた……。

これまた銀座の未熟なホステスにみられる悪いパターン。「お客さまの話題に付いていけるように」と新聞やニュースを見ることは大事ですが、それをひけらかすと逆効果。お客は「よく知っているね」と笑っていても、いい気分ではなく、離れていきます。

大事なのは、「それで、どうなるんですか?」と、無知の立場からお客の話に感心すること。あくまで主役はお客です。お客が話している話題でもなければ、ましてやあなたでもありません。

「無知を装った聞き上手というのは、意外に難しいのだ。頭の回転が速くなくては無理で、本物のおバカさんには、できない芸当なのである」(『銀座バイブル』より)

「知識」よりも「無知」。
自信を持って「無知」になることがポイントです。


「語る」よりも「語らせる」。「知識」よりも「無知」。銀座のママが教える接待術の基本は「聞き上手」になることでした。一方、女性を相手にするホストの接待術はどうなんでしょう? 

ホスト曰く:「売れっ子は聞き上手」
ホストも銀座ママに負けてはいません
やはり女性相手のホストでも基本は銀座のママと同じ。「売れっ子は聞き上手」とホストの誰もが口を揃えるといいます。とはいえ、やっていることは極めて単純。基本は次の2つです。

1) うなずく
2) 「イエス」「ノー」で答えられる質問をしない

ただ、本当に聞いているかどうかは別の話。何時間もお客の話をうなずきながら聞いているホストにたずねたところ、「うなずいているだけ。話、聞いてないもの」という返事。

「女性心理というのは、相手が理解してくれているかどうかではなく、聞いてくれているのだという、その誠意が大事」(『ホストの実戦心理術』より)

「理解する」よりも、とにかく「聞く」こと。自分が理解した・しないより、聞くことで相手がどう思うかが大事なポイントです。

ホスト曰く:「客のシグナルを見逃すな」
話は「聞いたフリ」のホストですが、とはいえ漫然と話を聞いているだけではありません。一流のホストはお客の大事なシグナルは見逃しません。例えば、次のような例をみてみましょう。

バリバリのキャリアウーマンが、お店に来てお酒を飲みながら言いました。

「会社がつまらなくて……」

さて、あなたならどう対応しますか?

「元気だそうよ。会社のことなんか忘れて、パァーとやろう!」と励ますかもしれませんね。でも、それではお客のシグナルに気づいていません。この「会社がつまらなくて……」という言葉は、お客が愚痴を聞いてほしいというシグナルである場合が多いんです。

一流ホストはこういったお客が望む方向を示すシグナルを見逃しません。「会社がつまらないんだ……」と受け止めることで、お客は自分の愚痴や感情を話しやすくなります。

もちろん、お客が思い切りはしゃぎたい場合もあるでしょう。そのときはそのシグナルを素早く感知して、対応するのです。

「要するに、『この客は何を望んでいるのか』ということを一瞬にして嗅ぎ取り、望み通りの接客をする――これが一流ホストなのです」(『ホストの実戦心理術より』

「細かい話の内容」より、「お客が進みたい方向」をとらえて進むことがポイントです。

ただこれだけでは、お客を本当に気持ちよくさせることができません。お客からマンション、高級外車をプレゼントされるほど、お客を気持ちよくさせる秘密はなんでしょう?


ホスト曰く:「一流ホストは、客の言いなりにならない」
ほんの一言でお客の心は変わっていく

お客からたくさんのプレゼントをもらうホスト。ただし、それにも二種類あります。

一つはお客に欲しいとねだる「小金虫(こがねむし)」。もう一つがお客にそっけない態度をとってお客にもらってくださいと言わせる「大金虫(おおがね虫)」です。

一流のホストはお客の言いなりになりません。さらには「お客を突き放す」ことさえもします。わざとお客に逆らって、ガツンと怒る。

「突き放せば、マンションだってゲットできる」

これは銀座のママと大きく違うところでしょう。客が男性か女性かの違いや、お客との付き合いが長期か短期かの違いもあるでしょう。「突き放す」のはかなりリスクの高い方法ですが、お客を接待するうえでの一つの参考になると思います。

「なんでも自分の思い通りにされると、客は飽きてしまうのだそうだ。このあたりが、女心の不可解なところで、幸せゆえに退屈するという主婦の心理に一脈通じるものがあろうか。」(『ホストの実戦心理術』より)

まずは「聞き上手」になることが必要なのは言うまでもありませんが、次の段階へ進めるかどうかは、突き放すかどうかはともかく、「言いなりにならない」ところがポイントになります。

コーチ曰く:「とにかく相手を見て、臨機応変に」
さすが、接待の達人である銀座のママ、ホストの考え方・方法はシンプルで納得できるものばかりですが、最後にコーチングを伝える立場から一言。

「とにかく相手を見て、臨機応変に」

いろいろなスキルや方法はありますが、それらを使いこなすためには、相手が今どんな状態にいるのかを知ることが何よりも必要です。

お客の状態は刻一刻と変わっていきます。あなたの言葉、表情、ボディランゲージなどからにも、どんどんと影響を受けて変わっていきます。お客からも予想通りの反応、予想外の反応などいろいろ出てきます。どんな反応であってもうろたえることなく、それに臨機応変に対応して作り出していくのです。

そのためには、まずお客をよく見て、今の状態を知ること。
銀座のママ、ホストの知恵も参考にしながら、お客様をよーく見て接待しましょう。http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050314A/index.htm?FM=life