これじゃ全然通じない!日本人が間違えやすい「英語人名の読み方」

2015年03月31日 22時42分33秒 | 英語
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これじゃ全然通じない!日本人が間違えやすい「英語人名の読み方」


私たちは日常、英語などの外来語を、カタカナで発音して、日本語のなかで使っていますよね? ところが、それだと実際のネイティブの発音とはかなりちがっている場合があるのです。

それが、ものの名前ならまだお笑いですみますが、人の名前となるとチョッと失礼かもしれませんよね? 

そこで、今回は在米26年になる筆者が気が付いた、“日本人がうっかり間違えやすい英語の人名の発音”をいくつかご紹介しますね。



■間違えやすい男性の名前

カタカナは、本当に便利なもので、これがあるからこそ日本語は、外来語を取り入れやすいのですが、どうやら何十年も前から使われていた言い方が、そのまま残っているものが数多くあり、そのうちの一つが人名なのです。

そこでまず、男性の人名をいくつか、米英語の発音に近いものとあわせて、それもカタカナでご紹介します。

(1)マイケル……よく聞く名前ですよね? これは“マイコォー”に近いです。

(2)ケビン……ケビン・コスナーではなくて、“ケヴン・コスナー”ですね。

(3)ジェイソン……近いですが、“ジェイスン”の方がより近いです。

(4)コーナー……コーナーと聞くと、“角”かと思われます! これは、“カーナー”が正しいです。

(5)アドリアナ……ウ~ン、違います。“エイドリアーナー”という発音になりますね。



■間違えやすい女性の名前

男性の名前と同じく、女性の名前にもかなりあります。主なものをあげてみますと……

(1)ドナ……ドナ・サマーじゃなくて、“ダナ・サマー”ですね。

(2)マリア……マリアは、“マリ~ア”で、リ~を強めに発音してください。

(3)マリー……これも、“マリ~”で、リ~を強めに。

(4)アンナ……アンナは、もっと縮めて“ア~ナ”になります。

(5)ブリトニー……ブリトニー・スピアースは“ブリットニー”。(ブリトニーじゃ、ブリトーみたいです~!)

(6)マドンナ……イタリア語は近いですが、米英語では“マダァ~ナ”と発音します。

これらは、もっとも代表的なものです。ほかにもいろいろありますが、最後に映画の名前で「それって、あんまりじゃな~い?」というのを2つご紹介しますね。

(1)インディー・ジョーンズじゃなくて“インディアーナ・ジョーンズ”です。

(2)マトリックスは“メイトリックス”です。



いかがでしたか? 誰だって、自分の名前を間違って発音されるのは、気分のいいものではありませんよね? これを参考にして、今後は、正しい名前で呼んであげてくださいね!


あの英単語も危険!? ネイティブを怒らせる英語表現7個

2015年03月31日 22時41分38秒 | 英語
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あの英単語も危険!? ネイティブを怒らせる英語表現7個


その昔、我が家に2週間ほど滞在した外国人留学生が帰国する際、「大きなお世話でした」と笑顔であいさつしたことがあります。

どうやら彼女は「大変お世話になりました」という感謝を伝えたかったよう。でも、日本で「大きなお世話」といえば、“余計なおせっかい”という悪い意味になってしまいますよね。

このように、ネイティブじゃないと分からない微妙な言葉のニュアンスは少なくありません。逆に、我々が英語圏のかたと接する際、変な言葉遣いで相手を怒らせては大変です!

そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『学校では教えてくれなかった ネイティブにちゃんと伝わる英単語帳』から、ネイティブをイラッとさせる英単語7個を紹介していきたいと思います。



■1:実はそんなに「オッケー!」じゃない“okay”

人気モデルのローラさんやタレントのガッツ石松さんの口癖でもある“okay”ですが、実は“ぎりぎり許容範囲”という印象の言葉で、あまりポジティブな意味ではないということをご存じでしょうか?

たとえば、

<His speech was okay, but it could have been better.

彼のスピーチは問題なかったが、もっといいものを期待していた。>

というふうに、“面白くもないけれども、つまらなくもない”、“問題はないけれどもそこそこ”といったニュアンスで使われることが多いです。

ローラさんのような愛くるしい笑顔で言えば何でも許されそうな気もしますが、「良い」と思ったことについて、何でもかんでも“okay”を使うのは避けましょう。



■2:使い方に一工夫が必要な“good”

“良い=good”と中学英語で習った人が多いでしょうが、実は“good”は“ほかと比べてちょっと良い”くらいのイメージです。

ですから、心から「いいね!」と感じた場合には、“very”や“really”を前に付けて強調しましょう。



■3:褒め言葉どころか悪口になっちゃう“homely”

“homely”は、もともとは“家庭的な”という意味。ところが、素朴すぎて華がなかったり、あか抜けなかったりするイメージが定着して、現在は器量の悪さを表す単語になってしまったとのこと。

たとえば、

<Ann’s boyfriend is homely, but he’s a good person.

アンの彼は見た目は悪いけれど、人柄はいいのよ。>

というふうに使われます。褒め言葉のつもりでは絶対に使わないようにしましょう!



■4:すごく侮辱的な“stupid”

頭が悪いことを示す単語は、“slow(頭が鈍い)”、“foolish(愚かだ)”、“dumb(まぬけだ)”などがありますが、これらよりもっとキツイ表現は“stupid(大馬鹿だ)”。

理解力や知能がきわめて低く、同じ過ちを繰り返すイメージのある強い侮辱の言葉です。

ですから、

<I forgot all about the party, I’m so stupid.

パーティーのことすっかり忘れてた。なんてばかなんだろう。>

というように、自分を表現する以外では絶対に使わないようにしましょう。



■5:ややネガティブな意味のある“so-so”

“so-so”は、良くも悪くもなく“まずまず”といったニュアンスです。ややネガティブな言葉なので、むやみやたらと使わないほうがいいでしょう。

ネイティブは「悪い」とはっきり言いづらいときに、遠回しにこの言葉を使います

たとえば、

<Steven King’s latest novel was so-so,but I liked the ending.

スティーブン・キングの最新刊はまずまずだけど、結末は好きかも。>

といった感じです。



■6:褒め言葉にはならない“fine”

“fine”といえば、“I’m fine,thank you.(元気です、ありがとうございます)”とか“It’s fine today.(今日はいい天気だ)”といったフレーズを中学英語のかなり最初のほうで習わなかったでしょうか?

このフレーズにあるように、“fine”は天気や体などの状態が良いことを表します。“良い”というより、どちらかというと“問題ない”という意味になるので、褒めるニュアンスにはなりません。

ですから、新しい髪型が似合うかどうか気にしている友達に向かって、“You look fine.”なんて言わないように注意しましょう!



■7:人に対して絶対使っちゃダメな“cheap”

“cheap”は価格が安いことを表しますが、お買い得というより、ほとんどの場合、品質や素材が粗悪で“安っぽい”とったマイナスのイメージがあります。さらに、人を主語にして使うと“ケチ、セコイ”という意味になってしまうことも。

ポジティブな意味で“安い”を表現したいなら、“cheap”のかわりに“inexpensive”を使いましょう。



以上、ネイティブをイラッとさせる危険な英単語7個をお届けしましたがいかがでしたか? 外国のかたを相手に誤解を解くのはなかなか大変です。「そんなつもりじゃなかったのに……」と後悔しないよう、どうかこれらの英単語の使い方にはくれぐれも注意してくださいね!



>これでは絶対伝わらない!間違いだらけの英語表現4個

2015年03月31日 22時40分40秒 | 英語
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これでは絶対伝わらない!間違いだらけの英語表現4個

『WooRis』前回の記事では、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『打ち合わせから出張まで ネイティブに伝わるビジネス英語 ワンランクアップ編』から、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしました。

この記事でもお伝えしたように、日本人は英語で話そうとする際、日本語をそのまま英語に置き換えようとしがち。でも、そのやりかたではニュアンスがおかしくて、相手に誤解されたり嫌われたりしかねません。

そこで、引き続き同書から、ネイティブに絶対伝わらないNGな英語の言い回し4個を紹介していきたいと思います。



■1:「美味しいですね」

今日のランチは、上司のお気に入りのお店でおごってもらえることに。おいしい料理に舌鼓を打っていると、上司が感想を尋ねてきました。

ここで、“This tastes good.”と返しては、上司は不機嫌になっちゃうかも……。前回の記事でもお伝えしましたが、“good”は「まあまあいい」というレベル。なので、“This tastes good.”では、「まあまあの味ですね」というふうに聞こえてしまいます。

本当においしいと伝えたいなら、“It’s really good!”か、もしくは“It is delicious!”と伝えましょう。これなら、上司もあなたを連れてきた甲斐がありますね!



■2:「とても楽しんでいます!」

友人宅でのクリスマス・パーティー。日本人はあなたひとりですが、参加者がみな気さくなおかげで、あなたも充実した時間を過ごしています。そこへ、ホスト役の友人があなたを気遣い、「楽しんでる?」と声をかけてきたとしたら?

ここで、ついつい言ってしまいがちな表現は、“I enjoy it.”でしょう。でも、この表現では、あなたは2度とパーティーに呼んでもらえなくなるかもしれません。というのも、“I enjoy it.”では「まあまあかな」というニュアンスで、暗につまらないと言っていることになってしまうのです。

では、感謝と感動の気持ちをどう伝えればいいのかというと、“I really enjoy it.(とっても楽しんでいます)”という表現がオススメ。なんと“really”というひとつの単語があるかないかだけで、意味がガラリと変わってしまうわけです。

これからも交流を深めていきたいなら、“really”を付けるのをどうかお忘れなく!



■3:「つまらないものですが」

日本では贈りものをする際、「つまらないものですが」と謙遜するならわしがありますよね。これをそのまま英語に置き換えて、“This is a boring present, I’m sorry.”と表現しては、「一体、何を贈りつけるつもりなんだ!?」と相手を恐怖に陥れることになってしまうかも……。

とはいえ、謙遜の文化が、英語圏には全くないというわけではありません。英語圏の人でも自分の贈りものを「すんごいいいものだから」とアピールするようなことはなく、ちゃんと謙遜の表現があります。

それは、“This is a little something I got for you.(ちょっとしたものですが、どうぞ)”というフレーズ。どんなに素晴らしい贈りものであっても、“little”という控え目な表現を用いるのです。

卑屈にも尊大にもならない便利なフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう!



■4:「体調が悪くて……」

日本語で“体調”のことを“コンディション”と表現することってありますよね。たとえば、「今日はちょっとコンディションが悪くて……」みたいに。

ところが、英語で“My condition is bad.”と言うと、体調のことを言っているのではなく、「私の条件はよくありません」と聞こえる可能性があります。悩ましげな表情でこんなことを口走っても、かなり意味不明ですよね。

ここは、“I’m not feeling very well.”で表しましょう。“bad”を使うよりも“not very well”を使うことで、相手にも過度の心配をかけることがありません。



以上、ネイティブに絶対伝わらないNGな英語の言い回し4個をお伝えしましたがいかがでしたか? いずれも、日常会話でよく使いそうな表現なので、相手を「?」とさせないように、ぜひ覚えておきましょう!





ビジネスで使ったら恥ずかしい!勘違い英語フレーズ5個

2015年03月31日 22時39分40秒 | 英語
http://wooris.jp/archives/9890
ビジネスで使ったら恥ずかしい!勘違い英語フレーズ5個

自分の言いたいことを英語で表現しようとする際、日本語をそのまま英語に置き換えようとしていませんか?

これは、日本人がよくやっちゃうミス。一昔前のCMではありませんが、飛行機の機内食を注文するのに“I am chicken.”では、キャビン・アテンダントからきょとんとされてしまいます。この例のように、相手に意図が伝わらないだけならまだしも、ニュアンスの違いから相手を怒らせてしまっては大変ですよね!

そこで当記事では、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『打ち合わせから出張まで ネイティブに伝わるビジネス英語 ワンランクアップ編』から、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしたいと思います。



■1:「とてもいいアイデアですね」

会議の席で、ネイティブの上司が新しいビジネス・プランを提案したのに対し、あなたは「とてもいいアイデアですね」と賛同したいとします。

この場合、ついつい言ってしまいがちな表現は、“It’s a good idea.”ではないでしょうか。ところが、これだと「まぁいいアイデアなんじゃないかな?」というニュアンスになってしまうのです。プライドの高い上司なら、ムッとしてしまうかもしれませんね!

実は、“good”は「まあまあいい」に聞こえる場合があり、「とてもいい」というニュアンスではありません。

積極的に賛同したい場合には、“It’s a great idea.”を使いましょう。これなら、「すばらしいアイデアですね」というニュアンスなので、気難しい上司も「だろ?」とニコニコです。



■2:「おっしゃっていることがよく分かりません」

人との意思疎通は日本人同士でもうまくいかないことがありますが、相手が外国人だとなおさらです。物事をうやむやにしないためには、「おっしゃっていることがよく分かりません」と伝えなければならない場面も出てくるでしょう。

この際、“I don’t know what you mean.”という表現はNG。教科書の例文にありそうな表現ですが、実はこれだと「何言ってんのかよく分かんない」というニュアンスになり、大変失礼なことになりかねません。

相手の発言内容がよく分からない場合には、“Could you explain that again for me?(もう1度説明していただけますか)”とお願いするのがオススメ。

“Could you ~?”を用いると、とても丁寧な言い回しになるので、相手も快くもう1度説明してくれることでしょう。



■3:「きっと成功できますよ」

外国人の彼氏が、会社で新しいプロジェクトの責任者を任されたそうです。「自分なんかが……」と不安げな彼に、あなたは何と声をかけてあげますか?

ここで、“Maybe it will be a success.”と言うのは、彼にとってあまり励みになりません。というのも、“Maybe it will be ~.”という表現では、「…かもね~」とちょっと他人事というか、単に客観的な予想を言っているだけのようなニュアンスがあり、しかも成功の可能性があまり高くないように聞こえるからです。

本当に彼を励ましたいなら、“I think you can do it.(あなたならできるよ)”と言ってあげましょう。

これならあなたのポジティブな思いが込められており、励ますニュアンスもあるので、彼はきっと自信を持ってくれるはず!



■4:「あなたはどう思われますか?」

会話のキャッチボールでは、「あなたはどう思う?」と相手の意見を求めることもしばしば。ここで多くの日本人は“What do you think?”とやっちゃうのではないでしょうか?

この“What do you think?”は間違った表現ではありません。ただ、何となく上から目線を匂わせるというか、時として、押しの強い営業マンの「どうです? 買わないんですか!?」と同じような響きになることもあります。

ですから、相手の意見を求める場合は、“Do you have any thoughts?”を用いるほうがいいでしょう。

この表現なら、「何か思うところはありますか?」というソフトなイメージになるので、相手にイヤ~な印象を与えずに済みます。



■5:「うまくいきました」

お得意先に出向いての、あなたのプレゼンテーションは大成功! 先方は、あなたの勧めた新商品にとても関心を持っているようです。

会社に戻ると早速、ネイティブ上司から「どうだった?」との質問。さあ、あなたなら何と答える?

ここで、“It’s okay.”と伝えては、上司は「あっ、そう……」と気の抜けた反応しかしないかも。というのも、“okay”は「ベスト」ではなく「まあまあ」として使うことが多い形容詞だから。あなたの報告は、「まあまあ許容範囲内だったということかな?」という程度にしか受け取られません。

本当にうまくいったことを伝えたいなら、“It went well !”と表現しましょう。きっと上司も大喜びです。



以上、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしましたがいかがでしたか? 日本語をそのまま英語に置き換えただけでは、随分おかしなニュアンスになってしまうのですね……。ネイティブと直接かかわる機会に備えて、ぜひとも覚えておきましょう!



「お愛想して」もダメなの!? うっかり使ったら赤っ恥の勘違い日本語5選

2015年03月31日 22時38分09秒 | Weblog

http://news.livedoor.com/article/detail/9276143/

「お愛想して」もダメなの!? うっかり使ったら赤っ恥の勘違い日本語5選


まさか、飲食店で会計する時に、お店の人にむかって「お愛想してください!」という言葉を使っていませんよね? 使っているという方がいたら、今すぐやめましょう。

目上の方や上司などがいる酒席で、つつがなく事が運んでいたのに、最後にこの言葉を放った途端に失笑……なんていうことがないように気をつけたいものです。

今回は、立教大学名誉教授の宇野義方先生監修の『使ってはいけない日本語』を参考に、使ったら失笑されちゃう勘違い日本語5種をご紹介します。



■1:「お愛想してください」

「お愛想してください」は、勘違い日本語の代表格です。お客側が知らずに使っていると、失笑されてしまうかもしれません。

<「お愛想」というのは、本来、お客が使う言葉ではない。店のほうが「勘定」という言葉を使うと、無愛想に聞こえるからと、「愛想」という言葉を使うようになったのだ。>

お愛想はお店側が使う言葉ということですね。お店の人に会計したい旨を伝えたい時は「お勘定して下さい」「お会計お願いします」と言いましょう。



■2:「どうぞご賞味ください」

お中元やお歳暮などで食べ物の贈り物をする際に、添え書きに「どうぞご賞味ください」と書いていませんか? こちらも使うと恥ずかしい勘違い日本語のひとつです。

<「賞味」というのは、そもそも「賞賛しながら味わう」という意味。>

「この食べ物、賞賛しながら味わってね!」ということになってしまいます。贈り物をした側が上位に立ってしまうので注意をしましょう。「どうぞ召し上がってください」「お食べください」と書くようにしましょう。



■3:「私は先生の教え子です」

同窓会などで数十年ぶりに会う恩師にむかって、「私は先生の教え子の○○です」なんて挨拶は絶対にNGです。先生も残念な気持ちになりますし、周りで聞いている同級生たちにも笑われてしまいます。

<「教え子」は、生徒のほうからは使えない言葉。使っていいのは、先生だけで、中村君をかつて教えたことがあるのなら、「中村君は、私の教え子です」となる。>

正しくは、「先生に師事しました」「先生の薫陶(くんとう)を受けました」です。



■4:「夫は今、里帰りしています」

夫が一人で帰省して、自分は家に残っているというケースも発生しなくはないですよね。その際に、夫の会社から電話が掛かってきて所在をたずねられた。「夫は今、里帰りしています」……電話の向こう側でしばし沈黙があったとしたら、心の中で笑われてしまっていますよ!

<「里帰り」という言葉は、本来、夫の行動には使えない。夫が自分の郷里に帰っても、それは「里帰り」とは言わないのだ。正しくは「帰省」である。>

くれぐれも気をつけましょう。



■5:「御拝聴いただき、ありがとうございました」

スピーチの最後に、感謝の言葉で締めくくる。その際に「御拝聴いただき、ありがとうございました」と言っていませんか? “拝聴”は“聞く”の謙譲語ですよね。

<スピーチした者が聞き手よりも上位になってしまうのだ。スピーチをした人間が自分で口にする言葉ではないのだ。>

では、なんと言って締めくくったらいいのでしょうか? その場合は「ご清聴いただき、ありがとうございました」が正解です。



以上、使ったら失笑される勘違い日本語5種をご紹介しましたが、いかがでしたか?

大人になると間違いを指摘してくれる人は少なくなるもの。勘違い日本語を使って失笑されないように、日ごろから正しい日本語を使うように意識しましょう。





海外で赤っ恥!日本人によくある変な英語フレーズ5個

2015年03月31日 22時37分22秒 | 英語
http://wooris.jp/archives/7423
海外で赤っ恥!日本人によくある変な英語フレーズ5個

その昔、英会話学校のテレビCMで、飛行機で機内食を注文するのに“I am a chicken.”と真顔で言っちゃう男性がいたのを覚えていますか?

この“I am chicken.”同様、正しいようでまちがっている英会話フレーズというのはたくさんあります。まあ、機内で「私は鶏(臆病者)です」くらいなら笑い話ですみますが、勘違いフレーズのために、取り返しのつかないトラブルに巻き込まれるおそれも……。

そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『日本人のちょっとヘンな英語』から、日本人がやりがちな英語のまちがい表現を5個お届けしたいと思います。



■1:“散歩好き”のつもりが“誘惑”に?

あなたの趣味は何ですか? 街をぶらぶら散策するのが好きな人が、“I like street walking.”なんて言っちゃうと、絶対にドン引きされるので要注意!

“I like street walking.”は、なんと「私は売春が好きです」という意味になってしまうのだそう。「街を歩くのが好き」を表現したいのなら、“I like walking through the streets.”と言うのが正解です。

女性が「売春が好き」なんて言おうものなら、大変なことになってしまいますね。



■2:変なあだ名?

タクシーを呼んでほしい場合、“Could you call me taxi?”と言ってはいけません。これでは、「私を“タクシー”と呼んで下さい」という意味になります。

正しくは、“Could you call me a taxi?”です。“a”があるのと無いのとでは、意味がガラッと変わってしまうのですね!



■3:タクシー内でそんなこと言うなんて!?

無事タクシーを呼ぶことができ、乗車したあなた。目的地に着いたら、運転手さんに何と声をかけますか? 「ここで降ろしてください」のつもりで“Please get me off here.”と言ってはヤバイことになるかも……。

実は、“Please get me off here.”は、「私を性的に興奮させてください」という意味になるのです。いきなりそんなこと言われては、運転手さんもびっくりですよね。

正しくは、“Please let me off here.”です。きちんと覚えておきましょう!



■4:それは日本の文化ですか……?

値段を尋ねる表現は“How much ~ ?”であることは、中学英語で習いましたよね。では、「ひとりいくらですか?」と尋ねるには、どう言えばいいのでしょうか? “How much is one person?”と言っては大恥! これでは「人間ひとりいくらですか?」という人身売買になってしまうのです。

ひとり当たりの料金などを尋ねたい場合は、“How much is it for one person?”という表現があります。海外旅行の際にぜひ使ってみましょう。



■5:親切心がアダになる?

ちょっと遅い時間まで引き止めてしまった相手に対し、「家まで送ります」と申し出たいあなた。でも、“I’ll send you home.”と言っては、ムッとされるかもしれません。

というのも、“I’ll send you home.”では、「家に帰すぞ!」というきついニュアンスになってしまうのです。「家まで送ります」の正しい英語フレーズは、“I’ll take you home.”になります。



以上、日本人がやりがちな英語のまちがい表現5個をお届けしましたがいかがでしたか? いずれも、知らずに使っちゃうとピンチを招きそうなフレーズばかりでしたね!

英語圏の人々と接する場合や、海外旅行の際にはくれぐれも気を付けましょう。



科学者が勧める紅茶とワインの利点

2015年03月31日 22時36分34秒 | Weblog

http://news.livedoor.com/article/detail/9283555/

科学者が勧める紅茶とワインの利点


科学者が勧める紅茶とワインの利点 バルセロナの心臓病(ESC)議会で、常飲しているものが健康上強力な影響力を持つ可能性があると、2つの研究結果が発表されました。

チェコ共和国オロモウツ大学病院の研究者による最初の研究は、軽~中程度の心臓病リスクのある146人を対象に行なわれました。このうち半数の人に、男性は300ml、女性は200ml、中程度の赤ワインを一週間に5回飲んでもらい、残った半分の人には、同じ量の白ワインを試してもらい、一年間続けて様子を見たものでした。

その結果、善玉コレステロール値は対象者が飲んだワインの色に関係なく同じでしたが、一週間に少なくとも2回以上運動した人に、善玉コレステロール値の上昇と総コレステロールの低下が見られました。このことから、運動習慣のある人にワインは効果を発することが分かりました。

2つめは、フランスのパリに住む131,000人の7年間に渡る健康記録からの調査結果です。紅茶を常に飲んでいた人は全体に比べ、死の危険が24パーセント低いことが判明。ジョルジュ・ポンピドゥー欧州病院のニコラス・ダンシャン教授はこう語ります。

「例えば、紅茶を飲む人よりもコーヒーを飲む人に、喫煙者が多く見られるように、他に要因はあるかもしれないので、紅茶が心臓を守り、紅茶を飲んでいる人が一般的により健康であるとは一概に言えません。確かに紅茶には、長生きの鍵となる抗酸化物質が含まれているので、コーヒーから紅茶に変えて損はないと思いますよ」

心臓財団CEOの最高責任者であるメアリー・バリーは、緑茶と黒茶に含まれる抗酸化剤に心臓病予防効果がある、と述べています。

「たった3杯のお茶で、最大21%脳卒中のリスクを下げることができます。心臓財団は、心臓病予防や治療のために、赤ワインや他のタイプのアルコールを飲むことを勧めてはいません。十分な抗酸化物質を摂ることが大切だと考えています」と。

Down to a tea: scientists suggest wine and cuppa are good for the heart
http://health.ninemsn.com.au/article.aspx?id=8899317


「いただきます」言える?覚えておきたい食事に関する英語表現11個

2015年03月31日 22時35分49秒 | 英語
http://wooris.jp/archives/18467
「いただきます」言える?覚えておきたい食事に関する英語表現11個

今年のゴールデンウィーク(GW)は平日をはさむ飛び石連休となっていますが、連休をとって海外旅行に行かれるかたも多いのではないでしょうか?

世界中どこに行っても毎日必要となるのは食事。あなたは英語で「いただきます」や「ごちそうさま」が言えますか? 通訳やガイドさんのいない状況で、「こういうとき一体どう言えばいいの?」と困ってしまうかもしれませんね。

そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『「ごちそうさま」を英語で言えますか?』をもとに、食事にまつわる英語フレーズ11個をお届けします。海外旅行前に要チェック!



■食事前に使いたいフレーズ3個

(1)「夕飯、どうする?」

<What about dinner?

夕飯、どうする?>

もちろん、“dinner(夕飯)”の部分を“lunch(昼食)”や“breakfast(朝食)”に置き換えて使ってみてもいいですよ。



(2)「バイキングに行こう!」

<Let’s go to an all‐you‐can eat place!

バイキングに行こう!>

食べ放題という意味の“バイキング”は、和製英語。海外では通じません。“食べ放題=an all‐you‐can eat place”です。



(3)「とりあえず、ビールください」

<Let’s start with beer.

とりあえず、ビールください。>

“Beer!”と連呼するだけでもとりあえず通じそうな気もしますが、それだとちょっとかっこ悪いので、スマートな表現もぜひ覚えておきましょう。



■食事中に使いたいフレーズ4個

<・Looks good!

おいしそう!

・Let’s eat!

いただきます!

・One bite!

ひと口ちょうだい!

・My mouth is burning!

激辛だ!>

いずれも簡単で、すごく便利なフレーズ。それにしても、“My mouth is burning!=口の中が燃えている!=激辛だ!”というのは面白い表現ですよね。



■食事の終盤に使いたいフレーズ2個

<・Anything else?

もっと食べる?

・Second, please!

おかわり!>

これらもサッと使える便利表現。ちなみに、“second”は“2杯目”という意味で、3杯目は“third”、4杯目は“fourth”となりますが、おいしいからって食べ過ぎにはご用心!



■食後に使いたいフレーズ2個

<・That was delicious.

ごちそうさま。

・Check, please.

お会計お願いします。>

満腹のあまり、言葉を失ってはなりません。最後までビシッと英語フレーズで決めましょう!



以上、食事にまつわる英語フレーズ11個をお届けしましたがいかがでしたか? 海外旅行時はもちろんのこと、海外からお客さんをお迎えした際なども、これらの表現をぜひ使いこなしてくださいね!



あなたも言ってる?間違いだらけの英会話フレーズ5個

2015年03月31日 22時35分08秒 | 英語
http://wooris.jp/archives/7426
あなたも言ってる?間違いだらけの英会話フレーズ5個

以前、『WooRis』の「海外で赤っ恥!日本人によくある変な英語フレーズ5個」では、正しいようで実は大まちがいの英語フレーズ5個をお届けしました。

日本人がうっかり口にしているヘンテコ英会話はこれ以外にもまだまだあります。そこで、引き続き英会話講師デイビッド・セインさんの著書『日本人のちょっとヘンな英語』から、日本人がやりがちな英語のまちがい表現を5個ピックアップしてみました。



■1:通りすがりの人がいきなり説教?

道を尋ねられた際、「まっすぐ行ってください」のつもりで、“You need to go straight.”と答えると、せっかく親切にしたのに相手は激怒するかもしれません。

というのも、“You need to go straight.”は「まっとうに生きたほうがいいですよ」という意味になってしまうから。見ず知らずの人にそんな説教される筋合いはありませんよね!

正しくは、“You need to go straight ahead.”というふうに、最後に“ahead”を付け足しましょう。



■2:毒舌にもほどがある

女性に向かって「あなたって本当に家庭的ね」と言うのは一種の褒め言葉。ところが、そのつもりで“You are really homely.”などと言ってはなりません。

“homely”には“器量が悪い”という意味があるので、“You are really homely.”は、「あんたって見た目がぱっとしないねぇ」というニュアンスになってしまいます。失礼極まりないですね。

女性を“家庭的”と表現したい場合は、“You are an excellent housewife.”と言うのが正解。



■3:パパは猟奇殺人者

ちょっと親しくなった人には身の上話をすることがありますよね。たとえば、「子どものときに両親が離婚したんだ」というふうに。

ところが、“My father separated my mother when I was a child.”と言うと、きっと相手は真っ青になるでしょう。これでは、「子どもの頃、お父さんがお母さんをバラバラにした」という意味になりますから。お父さんを猟奇殺人者にしてはなりません。

「両親が離婚した」の英語表現は、“My father and mother separated.”になります。



■4:まだ死んでません

お墓参りの習慣は海外でもあります。では、「両親は墓参りに行った」を英語で表現するとどうなるのでしょうか?

“My parents went to the grave.”と言うと、「まぁ、それはお気の毒に……」としんみりしたムードになるかもしれません。これでは「両親は墓に入っている」という意味になってしまうのです。

“お墓参りに行く”は、“go”ではなく、“visit”を使いましょう。正しくは、“My parents visited our ancestor’s grave.”です。



■5:動物虐待したい?

ひとり暮らしをしていると、ペットでも飼いたくなりますよね。そこで、外国人の友人に「犬を飼いたい」のつもりで“I want to keep a dog.”と伝えると、ちょっと怪訝な顔をされるおそれがあります。

たしかに英和辞書で“keep”を調べると、“(動物を)飼う”という意味も載っているのですが、ペットとして飼うというより、家畜を飼育したり閉じ込めたりするようなニュアンスがあるようです。ですから、“I want to keep a dog.”だと、「犬を閉じ込めたいの?」と思われるかもしれません。

ペットとして飼いたいなら、“Iwant to have a dog.”のほうが自然な表現です。



以上、日本人がやりがちな英語のまちがい表現を5個お届けしましたがいかがでしたか? 日本語をそのまま英語に置き換えただけでは、随分とヘンテコな意味になってしまうのですね! くれぐれも注意しましょう。



お金も時間も不要!今すぐ「英会話」が身に付く必勝法が判明

2015年03月31日 22時34分24秒 | 英語
http://wooris.jp/archives/8106
お金も時間も不要!今すぐ「英会話」が身に付く必勝法が判明

あなたは今、やってみたい習い事はありますか?

働く女性向けのサイト『Woman type』のアンケートによれば、なんと9割の女性が、「実現可能かさておき、習い事をしてみたい」と回答。また、どんな習い事をしてみたいかという質問では、「英会話」が63.7%と最も多くの回答を集めました。

ただ、実際に習い事を始めようにも、「お金がかかる」「時間がない」といった事情で、行動に移せないでいる人が多いという実態が、同アンケートでは明らかになっています。

では、お金も時間もかけずに、英会話ができるようになる都合のいい方法ってないのでしょうか? 実は、あるんです!



■中学英語さえ復習すれば英会話はペラペラ?

英会話講師ディビッド・セインさんによれば、英会話の9割は中学英語で通用するとのこと。もう少し具体的に述べると、中学で習うような基本フレーズに、ほんの少し単語やフレーズを付け足すだけで、驚くほど会話のバリエーションが広がるのだそうです。

とすれば、英会話学校に通ったり、高い教材を買ったりしなくても、中学英語の復習さえすれば、英会話はできるようになります。

ご自分の中学時代の教材を引っ張りだしてきてもいいですし、「そんなのとっくの昔に捨てちゃったよ!」という人は、書店で教科書ガイドか何か、中学生向けの教材を買ってくればOK。

「でも、本当に中学英語で大丈夫なの?」と半信半疑なあなたに向けて、ディビッド・セインさんの著書『英会話の9割は中学英語で通用する』から、覚えておくと超便利なフレーズを3つご紹介します。



■1:“I’d like to.”

“I’d like to.”は、単体で使うだけでも、「ぜひしたいです」と希望を伝えられるフレーズ。さらに、後ろに動詞をくっつければ、バリエーションは無限に広がります。

<・I’d like to apologize.

(お詫びさせてください。)

・I’d like to know why.

(理由を教えてください。)

・I’d like to have some spaghetti.

(スパゲッティをいただきます。)>

丁寧で、しかもフレンドリーな響きのある言い方だそうなので、いろんな場面でぜひお試しを!



■2:“Would you?”

人に頼みごとをしたいときには、“Would you?”を使います。

<・Would you give me some help?

(少し手伝ってもらえるかな?)

・Would you help me move?

(引越しを手伝ってもらえる?)>

もしも、“Would you”の後ろにつける動詞が出てこなかったら、困った顔して“Would you?”と言うだけでも、親切な人があなたを助けてくれるかもしれません。

また、“Would you?”は、以下のように、相手の意思を確認したいときにも使えます。

<・Would you care for dessert?

(デザートはいかが?)

・Would you like to come?

(来たい?)>



■3:“Do you mind?”

“Do you mind?”は、「いいですか?」と人に許可を求めるときの表現。相手の行動についても、自分の行動についても使えます。たとえば、相手に何かしてもらいたい場合は、後ろに“~ing”を付け足せばOK。

<・Do you mind helping me?

(助けてくれない?)

・Do you mind opening the door?

(悪いけどドアを開けてくれる?)>

他方、自分が何かしたくて許可を求める場合は“if I~”をプラスです。

<・Do you mind if I turn off the light?

(電気を消していい?)

・Do you mind if I move to another seat?

(ほかの席に移ってはダメですか?)>

ちなみに、“Do you mind?”は直訳すると、「~したら嫌ですか?」になるので、人から言われた場合、「いいよ」なら“No”、「ダメ」なら“Yes”と答えなければなりません。注意しましょう!



上に挙げた3つのフレーズは、いずれも「そういえば何か聞いたことはある」という人が多いのではないでしょうか? きっと、中学英語で習ったはずなのです。

中学時代には、いやいや勉強していたために、頭に入らなかったかもしれませんが、今、当時の教材を見返してみると、案外、英会話で使える表現が見つかるのではないでしょうか?

時間もお金もなるべくかけずに英会話ができるようになりたい人は、この機会にぜひ中学英語の復習をしてみてくださいね。

また、その手間さえも省いて、てっとり早く、当記事で紹介したような“超簡単だけど便利なフレーズ”を知りたい人は、ディビッド・セインさんの『英会話の9割は中学英語で通用する』をチェックしてみましょう!





明確なゴールのないものがある。

2015年03月31日 22時32分17秒 | Weblog

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40429


勉強には、「公務員試験に合格する」、「英検準1級に合格する」などの明確なゴールがあるものと、「哲学的思考を身につける」「ロシアの政治エリートや知識人にも一目置かれるロシア語を話せるようになる」というような明確なゴールのないものがある。

明確なゴールのある勉強についての方法論として、本書は、技法、メンタル面の管理の両面できわめて優れている。

まず技法について、山口氏はこう述べる。

<「7回読み」という方法は、どんな適性を持つ人にもフィットする、と述べました。
しかし疑り深い(?)方は、こんな疑問を持たれるかもしれません。
「文章の要旨や本質をつかむセンスがなければ、何回読んでもダメなのでは」
この疑問には、ハッキリ 「NO」とお答えしたいと思います。
「書かれているもの」を理解することは、どんな人にも可能です。
文章は、一見どんなに難解なものでも、意味がありさえすれば、必ず理解できるものです。7回でダメなら10回、10回でダメなら20回読めばいつかはわかります。
そう、センスや才能ではなく、回数の問題なのです。

確かに、難解な文章を一読しただけですぐに要旨をつかめる人なんて、おそらくほとんどいません。この章の冒頭でお話ししたとおり、「天才」はほとんどいないからです。難解な文章を一読しただけで、要旨をつかんでいるように「見える」人。それは読解のセンスというよりも、活字、特にその分野に関する著作をどれだけ読んでいるかという経験に負うところが大きいように思います。活字に触れれば触れるほど、反応は速くなっていくのです。>(38~39頁)

受験勉強の場合、通説が網羅的に記された本を複数回読み、その内容を暗記し、復元するのが最も合目的的な勉強の仕方だ。この方法を徹底すると山口氏が提唱する「7回読み」勉強法になる。ちなみに聖書の世界では、7は完全数なので、「7回読め」ということは、徹底的に読めという意味だ。

この勉強法で重要になるのは本選びだ。意味が不明瞭で、真偽不明の独自研究が含まれている本をこの方法で勉強しても意味がない。批判的な作業を伴う勉強に、この「7回読み」は適していない。

勉強をするにあたってのメンタル面の助言は、いずれも傾聴に値する。最近のエリートに多い、学校秀才だったときの「昔の栄光」にすがり、「俺/私は、あえて実力を出していない」というタイプを山口氏は以下の論理で厳しく切り捨てる。

<「きっとできる。だからやらない」というマインドの新人がそのまま年を重ねてしまうと、状況はさらに悲惨なものになります。育ってしまったプライドの高い壁はいかんともしがたく、そしてそのプライドを守るために、自分が評価されないのは、ひとえに社会のせいと思って、拗ねてしまう。

もちろん、すべて自分の責任と思い込んで心を痛める必要もないですが、評価されていないとしたらその責任は、だいたいは個人が半分、社会が半分くらいの痛み分けだと思います。それを、すべて社会のせいにしてしまったら、自分を省みて成長しようという意欲は、そこで止まってしまうことになります。

残り長い人生を、ずっと世を拗ねて、斜に構えて生きていくなんて絶対に嫌。そうならないためには、「根拠なき自信」を前向きな方向にコントロールしていくことが、とっても大切なのです。>(31頁)

外務省にも、「きっとできる。だからやらない」というマインドのキャリア官僚がたくさんいた。山口氏の指摘は、その通りと思う。「拗ね者」が外交に従事してうまくいくはずがない。

▼このテーマについて深く知るための「連読」3冊
・山口真由『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』扶桑社、2014年1月
・柳川範之『東大教授が教える独学勉強法』草思社、2014年7月
・佐藤優『「知」の読書術』集英社インターナショナル、2014年8月
佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」vol044(2014年9月10日配信)より



9割の親がついやってしまう!子どもが「ひねくれて」しまうNG行動とは?

2015年03月31日 22時29分58秒 | 子育て
http://diamond.jp/articles/-/58023
9割の親がついやってしまう!子どもが「ひねくれて」しまうNG行動とは?

「素直な子に育ってほしい」。子どもに対して、多くの親がこのような思いを持っていると思います。しかし、親のちょっとしたひと言で、素直どころか、子どもはひねくれて育ってしまうのです。その原因と対策をお伝えします。

「ちゃかす子」と「素直な子」。
あなたの子どもはどちらですか?
 毎年たくさんの子どもと接していると、何か言うとすぐに「ちゃかす子」と、いろいろなことに興味を示す「素直な子」という2種類に分かれることに気づきます。

 言うまでもなく、勉強ができ、そして人間としてぐんぐん成長していくのは「素直な子」のほうです。

 ところが、子ども社会の中で人気者になるのは、みんなを笑わせる「ちゃかす子」のほうです。とても悩ましい問題だと思います。

 例えば算数の授業の中で、私が「中学へ行くと、整数でも小数でも分数でもない、まったく新しい『ルート』っていうのを使うんだよ」と言うと、何にでも興味を示す子は「それってどんな数字?」「どうやって使うの?」などの反応を示します。

 一方、何でもちゃかしたいタイプの子は「それって入試に出るんですか?」「今、教わらなくてもいいんじゃないですか?」と少しふざけて言うことで、先生の揚げ足を取ろうとします。そして、そんなツッコミに周囲が笑う、という展開です。


○親のこんな行動が、子どもに悪影響を与える

 いつの時代も、大人の揚げ足を取ったり、先生にツッコミを入れたりする子は、子ども社会で人気者になりやすいもの。しかし、これは良くない文化です。

 だから私は、大人の揚げ足を取ったり、話をおかしな方向に持っていったりする発言については徹底的に注意し、厳しく叱ります。

 逆に、純粋な興味、好奇心を示す子については「そうやって感じられるって、スゴイな」「センスあるな」「すばらしいね」とほめるようにしています。

 この「ちゃかす文化」というのは、親の関わり方にも大きく影響されています。親というのは、本当に無意識のうちに、悪気なく子どもの言うことをちゃかしたり、否定的な反応をしてしまったりしているものです。

 例えば子どもが「今日、こんなことを知った」「こんなことができた」と言ってきたときに、つい「そんなことも知らなかったの?」「誰でもできるんじゃないの?」「そんなこと知ってても、社会で役に立たないよ」と言ってしまうことがあるのです。



○「すごいね」「良かったね」と、ポジティブな反応を示してあげる

 もちろん、そう言ってしまうお父さん、お母さんに悪気はないでしょう。日常的なやりとりとして、楽しく会話しているだけですし、子どもをちょっとからかうようなコミュニケーションによって、明るい雰囲気をつくっている家庭はたくさんあります。

 それ自体を否定する気はもちろん私にもありません。ただ、せっかく子どもが「こんなことを知った」と言っているのに、それをちゃかす感じで反応してしまうと、同じような反応を子どもが取り始める、ということも親としては知っておいて欲しいのです。

 子どもが「何かを学んだ」「何かができた」「がんばろう」と言っているなら、親としては「すごいね」「良かったね」「がんばってね」と素直に、ポジティブな反応を示してあげればいいのです。それで子どもが自信家になるくらいで、私はちょうどいいと思っています。

 もし、子どもがちゃかす態度を示しているときは、「なんで? これってすごく面白いよ?」「こんなことに感動できるなんてすごいよ」と親が素直に感動したり、感心したりする態度を示してあげてください。


本来あった感覚を思い出して味わうことの方がずっと確実で最強

2015年03月31日 22時28分56秒 | Weblog
http://www.sponichi.co.jp/society/yomimono/yamakawa/kiji/K20140630008453210.html

本来あった感覚を思い出して味わうことの方がずっと確実で最強

 梅雨時期はなんとなく気持ちが晴れない人もいるかもしれません。外が晴れて気持ちのいい日には私たちの気分も晴れますが、曇りが多いとなんとなくどんよりしていて気分もそれに引きずられてしまうのです。夜が長い北欧は、世界でも自殺者が多いともいわれていますので、お天気に気分を左右されるのもしかたのない事なのかもしれません。

 逆に外側の環境がどんな風であっても私たちは気分よく過ごすことも選択できます。これは、もちろんお天気だけでなく、職場で嫌な事があったりした時やだれかとけんかをしたときや何か問題が起きたときなんかにも有効です。

 私たちの意識の中には、だれでもが平安で穏やかな感覚がそなわっているのです。もう少し正確にいえば、本来はその感覚しかないと言ってもよいのです。

 赤ちゃんの時、自我が目覚める以前の私たちは、平安、安らぎ、静けさ、穏やかさ、しいて言葉にするならこのような感覚で満たされた存在として過ごしています。しかし自我の目覚めと共に私たちの周辺に世界が広がり始めます。他者や対象となるできごとを自覚し始めるのです。「人からどう見られるか」ほめられたい、愛されたい、認められたいなどたくさんの欲求とともに苦しみの世界に足を踏み入れてしまいます。いわゆる二極性の世界に生きる人生が始まるのです。仏陀のことばを借りるなら苦しみの絶えない世界です。

 自我の芽生えは、思考の始まりといってもいいかもしれません。思考はいつでも自分と他人を区別します。「私」と他者が存在してその間にたくさんの思考が生まれるのです。と同時に苦しみも生まれるのです。

 それゆえに外の環境に私たちはとても影響を受けてしまいます。対象となる環境や人や出来事がいつでも「私」にいろいろな影響を与え続け、その中で気分があがったり、下がったりを永遠に繰り返すといってもいいでしょう。いわゆる「カルマの輪」です。

 私たちが、自我がうまれる前の感覚を取り戻すことができたとしたら、そこには永遠の平安、なにものにも心がみだされることのない世界が広がっています。そしてその感覚を取り戻すためのもっともよい方法が瞑想なのです。

 多くの人は、心を平安に保つために外の世界をなんとか変えようと努力します。お金をたくさん得たいというのも素敵な家族をもちたいと願うのも生き甲斐のある仕事をしたいと思うのもすべて、「外の世界を満足できる環境に保って心の平安やみちたりた気分を味わい続けたい」と望んでの事なのです。しかし、外側の世界からいつでも安心や平安をえることは不可能です。変化し続ける外の景色を自分にとってベストなままでキープすることはできないのです。

 だからこそ、外の環境がどうであれ本来あった感覚を思い出して味わうことの方がずっと確実で最強なのです。

 これは、ある種の訓練です。自分の中にある感覚探し。頭を使いすぎている現代人には最初少し練習が必要ですね。瞑想を心がけることでだんだんその感覚を理解できるようになって行きます。瞑想を始めたければある程度瞑想を理解し実践している人についてコツを教えてもらうことが大事です。私も定期的に瞑想会を開いていますが、今はたくさんの方が瞑想を実践されて内なる感覚を感じていらっしゃいます。今は座禅会をひらいているお寺やサークルなどもありますから参加してみるのもいいですね。


注意欠如・多動症(ADHD)の症状を和らげる良薬は「運動」であるという研究報告

2015年03月31日 22時27分09秒 | Weblog
http://gigazine.net/news/20140930-exercise-cure-adhd/
注意欠如・多動症(ADHD)の症状を和らげる良薬は「運動」であるという研究報告


注意不足や衝動的な行動をとるなどの特徴をもつ「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」は、原因について脳機能障害説や環境原因説など議論が分かれており、いまだ根本的な治療法が見つかっていません。しかし、ADHDの良薬は「運動」であるという研究結果が発表されています。

A Randomized Trial Examining the Effects of Aerobic Physical Activity on Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder Symptoms in Young Children - Online First - Springer
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10802-014-9929-y

Pilot Physical Activity Intervention Reduces Severity of ADHD Symptoms in Young Children
http://jad.sagepub.com/content/17/1/70.refs?patientinform-links=yes&legid=spjad;17/1/70

Exercise Is ADHD Medication - The Atlantic
http://www.theatlantic.com/health/archive/2014/09/exercise-seems-to-be-beneficial-to-children/380844/

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は不注意だったり衝動的な行動をとったりという特徴がある発達障害や行動障害で、脳機能の障害が原因であると考えられており、遺伝的な問題であるとの指摘もありますが、根本的な治療法はいまだ確立されておらず、症状を和らげるために投薬がされることが一般的です。

ADHDの症状を抱える子どもは、幼少期には「ルールに従って行動できない問題児」と捉えられることも多く、衝動的・突発的な行動を抑制するために薬剤が処方されることがありますが、安易に投薬することで子どもに与える副作用の危険性を指摘する見解もあります。


そんな、ADHDに関して近年、「運動」によって症状が改善したという複数の報告が上げられています。

ミシガン州立大学のアラン・スミス教授は、幼稚園児から小学校2年生の児童200人に、12週間にわたって登校前に有酸素運動させる実験を行ったところ、運動プログラムに参加したすべての子どもが算数の学力や国語力がアップし、脳機能の向上が確認できましたが、驚くべき事に、運動プログラムに参加したADHDの症状を持つ子どもは、健常な子どもよりもはるかに脳機能の改善が見られたとのこと。スミス博士は「今回の研究は、ADHDの症状を抱える子どもにとって、座学よりも体を動かす方がはるかに症状の改善に効果的であること示しています」と述べています。また、スミス博士は小学生に8週間にわたって毎日26分間の運動を行わせたところ、ADHDの症状が和らいだことも確認しています。


ハーバード大学のジョン・レイティ准教授は、ほんの軽い運動であってもADHDの症状を改善する効果がある原因について、「運動によって気分が高揚し認知能力が高まるのは脳内にテストステロンやドーパミンが放出されるからで、これは(ADHDの治療薬として投与されている)アデロールのような興奮剤と同様のメカニズムだと考えられます」と述べています。

なお、アメリカでADHDの症状を緩和するために薬を処方された数は2007年から2011年だけを見ても3480万回から4840万回に増加しており、近年、ADHD治療薬の市場は数十億ドル(数千億円)規模にまで拡大してきているとのことで、ADHD増加の背景に莫大な利益を上げる製薬会社の存在も指摘されています。

これまで薬物投与が常識と考えられてきたADHDの治療法として、適度な「運動」が「最良の薬」となるのか、今後のさらなる研究に期待したいところです。




「復習4回」で脳をダマすことができる

2015年03月31日 22時26分12秒 | Weblog
http://president.jp/articles/-/12018
「復習4回」で脳をダマすことができる

○理想の復習スケジュールは

ヒトの記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。短期記憶というのは、長期記憶に情報を保存したり、逆に長期記憶から情報を引き出したりするための一時的な保管場所のようなものです。

短期記憶は時間の経過や新たな情報が入ってくることですぐに忘れられてしまいます。対して、脳が本格的に情報を記憶するときに使うのが長期記憶です。いわば脳のハードディスクです。

長期記憶の容量も限られていますから、脳は仕分けを行い、「必要」と判断された情報だけが、大脳皮質に送られて長期保管されるのです。

この仕分け作業をつかさどっているのが脳の「海馬」という場所です。

海馬はどのような基準で、情報を選別するのでしょうか。それは「生命の存続に役立つかどうか」です。海馬は「生きていくために不可欠」と判断した情報だけを取捨選択して、長期記憶に送り込みます。

では学校の勉強で学ぶことは「生きていくために不可欠な情報」でしょうか。いずれ将来的には生きることに役立つかもしれませんが、当面生きるうえでは「不可欠」とはいえません。つまり、脳科学的に見れば、「いくら勉強してもなかなか身に付かない」「覚えられない」というのは、きわめて自然なことなのです。

ではどうすれば海馬に「必要な情報」と判断させられるのか。方法はただ1つ、海馬をダマすことです。

とくに手に書いたり、声に出したりしながら何度も復習することが効果的です。

せっかく覚えた漢字や英単語を忘れてしまったとしても、その単語が脳から完全に消えてしまうわけではありません。思い出せなくなっているだけで、実は無意識の世界には保存されています。

こんな実験があります。まったく意味のない単語を10個覚えてもらい経過をテストします。すると、4時間後には平均で5個しか覚えていません。ところが一度すべて忘れてしまった後、同じ10個を覚えると4時間後にも平均7個ほど覚えているのです。

学習を繰り返すことで、無意識の記憶が暗記を助けて、以前よりしっかりと覚えられるようになる。それが勉強における「復習」の効果です。

では、どのようなタイミングで何度、復習するのが効果的なのでしょうか。
無意識な記憶の保存期間は1カ月程度といわれています。最低でも1カ月以内に復習するようにしましょう。脳科学的に最も効率的なのは、以下のような復習スケジュールだと私は考えています。

学習した翌日に1回目(の復習)。その1週間後に2回目。さらに2週間後に3回目。さらに1カ月後に4回目。

全部で4回です。

科目や単元にもよりますが復習スケジュールをこれ以上過密にして、時間と労力をかけても、成果は変わらないことが多いようです。ただし、人によっては3回の復習で覚えられるかもしれないし、10回の復習で覚える人もいます。

自分はどれくらいのペースで復習すると覚えやすいのか、勉強しながら自分の脳の傾向を確かめてみるのがいいでしょう。

○読むだけでなく、問題を解くこと
また、復習のポイントとして覚えておきたいのが、情報を暗記する「入力」だけではなく、覚えた内容をテストなどで確かめる「出力」も大事だということです。

情報の入力と出力では、脳は圧倒的に「出力」を重要視します。「この情報はこんなに使われるのか。ならば覚えなければ」と海馬は判断するのです。

勉強の仕方でいえば、教科書や参考書を何度も見直すよりも、問題集を繰り返し解くような復習法のほうがより効果的といえます。

私たちは物事を覚えるときに何かに関連付けて記憶します。

たとえば今、私の目の前にカフェオレがあるとしましょう。この言葉を覚えるときに、「カフェオレ」という単語だけ覚えても何の意味も持ちません。文字づらとしての「カフェオレ」、目で見る「カフェオレ」の色や形状、耳に届く「カフェオレ」という音、飲むときに鼻孔で受容する香りや舌で感じる味わい。こうした複数の感覚が統合されて、「カフェオレ」という1つの記憶が成立します。


記憶は単独の知識では成立せずに、連合によって有意義なものになります。そして連合性の高い情報であるほど、記憶しやすいのです。

前知識を持っていると物事を覚えやすいのも記憶の連合性が働くからです。

たとえば車の車種を覚える場合、車に興味のある人とまったくない人では「入りやすさ」が全然違う。車に興味がなくて、車の知識もない人は丸暗記するしかありません。しかし、車が好きで前知識がある人は「去年のプリウスはこういう形だったから、ここをマイナーチェンジしたんだ」とすっと頭に入ってくる。

記憶力はその人が持っている過去の情報量に左右されるのです。事前情報が多いほど関連付けて覚えられるので、記憶が楽になるわけです。

クラスの頭のいい子が、何でも一度で覚えてしまったり、授業を聞いただけでマスターしてしまったりすると聞くと、「記憶の天才に違いない。うちの子にはとてもまねできない」と思いがちですが、実は事前知識の蓄積の差ということもあるのです。


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「勉強量と学習効果」の関係大河ドラマや時代劇を見ている子が歴史の暗記が得意だったり、本好きな子が漢字に強かったりする。文部科学省の全国学力テストでも、美術館に行ったり新聞を購読したりしている家庭の子のほうが学力が高い傾向があります。文化的な経験をさせることが学校での学習の助けとなっていることを考えれば当然の結果といえます。文化的な刺激に触れることで、その分野に興味を持てば、前知識を拾いやすくなって、それが記憶につながっていく。そんないい循環を生むのです。

記憶というのは最初が一番大変です。まったく何もない状態から覚えなければいけないからです。

しかし、その苦労はずっと続くわけではなくて、ある一定のレベルに達すると、いろいろな知識と連合して覚えやすくなる。「勉強量と学習効果」の関係(図を参照)と同じで、記憶が楽になるところまで頑張れるかどうか、なのです。

池谷裕二 
1970年、静岡県生まれ。薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科准教授。『自分では気づかない、ココロの盲点』『脳には妙なクセがある』など著書多数。