毎日リンゴを食べるとコレステロールが下がり、リンゴで上乗せされた分のエネルギーで太ることもない

2011年04月21日 10時26分30秒 | Weblog
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざは聞いたことがあるのではないでしょうか?ビタミンや食物繊維が豊富なフルーツ類は毎日積極的に摂取するようにしたいものですが、数あるフルーツの中でなぜ特にリンゴが名指しで推奨されているのか、ことわざの裏付けとなるような健康効果が明らかになっています。

アメリカで45歳以上の女性160名を対象として行われた実験で、毎日リンゴを食べるとLDL(いわゆる「悪玉コレステロール」)が減りHDL(いわゆる「善玉」)が増え、しかも、普段の食生活にリンゴを足した分だけ上乗せされた摂取エネルギーによって体重が増えることはないという結果が出たそうです。


フロリダ州立大学の栄養学・運動科学科のBahram H. Arjmandi博士らによる今回の研究は、更年期以降の女性に対する日常的なリンゴ摂取による長期的な心臓保護作用を評価した初めてのもので、その成果は4月12日にワシントンDCで開催されたExperimental Biology 2011(2011年アメリカ実験生物学会)で発表されました。

リンゴは食物繊維が豊富な果物として知られていますが、その食物繊維だけでは説明できない多大な健康効果が期待でき、身近な「ミラクルフルーツ」とすら呼べるかもしれません。

リンゴに含まれるペクチンやポリフェノールには、脂質の代謝を促進し、炎症性分子の発生量を減らす効果があることが、動物を使った実験ですでに明らかになっています。

Arjmandi博士らの実験では、45歳から65歳の女性の被験者160名をランダムに「リンゴグループ」と「プルーングループ」に分け、1年間にわたり、普段の食事にくわえ干しリンゴまたは乾燥プルーンを1日75gずつ食べ続けてもらい、実験開始後3カ月、6カ月、12カ月の時点で血液検査を行いました。

その結果、「リンゴグループ」の女性たちでは6カ月の時点で平均で23%LDL(悪玉コレステロール)の血中濃度が減少し、脂質ヒドロペルオキシド(過酸化脂質)やC反応性蛋白(炎症反応や組織の破壊が起きている際に血中に現れるタンパク質)も減少していることが明らかになりました。また、HDL(善玉コレステロール)濃度は4%上昇したそうです。「ここまでの効果があるとは予想していませんでした」とArjmandi博士は驚きをあらわしています。

また、乾燥リンゴにより被験者たちの摂取エネルギーは1日あたり約240kcal増えたという計算になるのですが、これが体重増加につながることはなかったようで、実験期間中にリンゴグループの女性たちの体重は平均で3.3ポンド(約1.5kg)減少したそうです。

この減量効果は、リンゴに含まれるペクチンが満腹感をもたらす作用により説明できる部分もあるだろうとのこと。つまりリンゴで満腹感を得た分ほかのものを食べる量が減っていて実際には摂取エネルギーが240kcal増えたわけではないのかもしれませんが、「乾燥リンゴはカロリーが高いから太る」ということはまったくないようです。

今後はより大規模な実験・調査により今回の研究結果を裏付ける必要があるとのことですが、「ことわざの裏には科学的真実がある」ことを証明したArjmandi博士は、「もっとリンゴを食べるべきです。リンゴを食べることで誰もが健康的恩恵を受けることができます」と語っています。
http://gigazine.net/news/20110420_apple_a_day/


バスクリン広報が語る「入浴が健康にいい理由」とは?~『お風呂の達人』

2011年04月10日 20時46分08秒 | Weblog
WEB本の雑誌 4月6日(水)10時29分配信

 最近、注目されている健康法に「体温を上げる」というものがあります。そして、その「体温を上げる」もっとも簡単な方法として挙げられるのが「入浴」。そんな「入浴」にまつわる健康法について、株式会社バスクリンの広報責任者・石川泰弘さんが書籍『お風呂の達人』で語っています。 

 石川氏は「疲れにくい身体をつくる」ために「湯温」「湯量」「入浴時間」の3つに注意すべきだと言います。必要な湯温は40度で、湯量は肩までどっぷりつかれるくらい。入浴時間はゆっくりと20分ほど。

 この健康法は、入浴後にどう過ごすかが重要なポイントだとか。まず、お風呂から上がったら、タオルなどで身体を拭いて、ゆっくり時間をかけて体温を下げましょう。熱いからといってエアコンなどの冷風にあたってはいけません。額が軽く汗ばむくらいが良いそうです。汗がなかなかひかなくて、イライラするくらいが調度いいとか。

 実はこのときに、私たちの身体のなかには、ヒート・ショック・プロテイン70(HSP70)というたんぱく質が出ています。お風呂に入って体温が上がり、私たちの身体は体温上昇をストレスと感じます。HSP70は、ストレスに対する防御タンパクとして誘発されるもの。

 HSP70は、身体の傷んだ細胞を包括的に修復してくれます。そして、修復できないほど傷んだ細胞は、静かに殺してくれるのです。また、 HSP70の優れた点は、特定の病原体への抗体ではないという点。様々な病原体に対して効果があるので、HSP70が発生すると、身体全体が強くなるのだと石川さん。

 HSP70には他にも利点があります。うまく代謝されないと疲労の原因になってしまう乳酸の発生を遅くしてくれますし、免疫のモノサシといわれている「ナチュラルキラー細胞」を活性化してくれます。

 ただし、ナチュラルキラー細胞の働きがピークになるのは、入浴の2日後。細胞の活性化は入浴直後から始まりますが、私たちの身体には約60兆もの細胞があるため、活性化のピークは、2日後になるというのです。

 活性化はピークを過ぎると5日後には沈静化するといわれています。ですから、週2回の入浴法を取り入れれば、ヒート・ショック・プロテインがつねに私たちの細胞を活性化してくれることになるのです。

 忙しいなか、シャワーだけで終わってしまう入浴スタイルの人も多いでしょう。ですが、疲れを確実にとるためには、やはりゆったりした入浴が肝心なようです。 最終更新:4月6日(水)10時29分

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110406-00000301-webhon-ent

デート下手な男性は仕事で成功できない?~『「女を楽しませる」ことが男の最高の仕事。』

2011年04月10日 20時42分19秒 | Weblog
WEB本の雑誌 4月9日(土)14時56分配信

 「女性に手を抜く男性は、成功できない」

 こう話すのは、ベストセラー作家の中谷彰宏さん。世の中には、メールをなかなか返信しなかったり、電話をしても自慢や仕事の愚痴ばかりと、釣った魚に餌をやらないタイプの男性が多いと言います。

 しかし、ビジネスで成功していくためには、女性から不満を言われているようでは駄目だと中谷さん。そういった女性の不満を解消してあげるには、「女性が求めているモノ」について、男女間でズレがあることを理解する必要があるのだとか。

 中谷さんの分析によれば、男性は「常に勝つか負けるかの世界で判断してしまう」傾向が強いそう。その結果、異性との食事の場でウンチクばかり話してしまったり、何事も批評してしまうといったことがありがち。しかし、女性は男性にそういった態度を求めてはいません。女性にとって大切なことは、「おいしいね」と言ったら「おいしいね」と返してくれる、シンプルなコミュニケーションなのです。

 また、男性は見栄を張るあまり、デートではいいレストランに行かなければならないと思い込んでるフシがあります。しかし、女性にとって最も重要なことは、その日に何を着ていくかという悩み。女性がデート前の準備にかける労力は、男性に比べて遥かに多くの時間とお金がかかっていることは覚えておいた方がいいでしょう。ならば、男性がデート時に求められる適切な行動は、その日の彼女の服装を見て、ケースバイケースでお店を選ぶということになります。

 ビジネスで成功している多くの男性は、「相手の欲しいものを理解する」「相手が欲しいものを提供する」ことに長けており、商談相手を心地よくさせることを得意としています。デートの作法に通じることは、男性にとって、仕事の成功につながる共通点が少なくないのかもしれません。 最終更新:4月9日(土)14時56分

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110409-00000301-webhon-ent