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前回は、
被害者となった人が、さらに自分を落としめていく
「自信を無くす自分スタンプの法則」 でした。
被害者となってしまった方は、基本的に 「すねている」
というお話をしました。
パートナーにすねている
親にすねている
同僚や上司にすねている
世間の人に、すねている
すねることで、さらに周囲の人を遠ざけているのです。
すねてる人は、自分がすねてるだけならいいのですが
実はその影響は周囲の人にも及んでいるのです。
今日はそんな、身の毛もよだつ話をしたいと思います。
名づけて
~すねることで周囲に不幸をまき散らす~
「不幸な人を作る人」 というお話です。
う~ん、ここんところ、ネガティブなタイトルばかりですね(笑)
でも、これらの仕組みを知っていただくことで、
少しずつ抜け出してもらえたらいいなと思っています。
実は、これらの話は、心屋のセッションに来てくれた方にだけ
お話している内容でした。
でも、もしそれまでにこの話を理解してもらえるなら、
それだけでも色んなことが解決してしまうことがあるのです。
そこで、ちょっと思い切ってこうやって無料で開放しています。
残念ながら、直接お話しすると、とても楽しい話なのですが
文章にすると、どうしても言葉がきつくなってしまいます。
少しお砂糖をかけて読んでいただくぐらいで
丁度いいかもしれません(意味不明?苦笑)
さて、すねてる人は、素直になれません。
素直に「ありがとう」と言えません
素直に「助けて」と言えません
素直に「助けてあげる」と言えません
素直に「それ、イヤです、苦手です、やりたくないです」と言えません。
すねてる人は、みんなの輪に入りません。
すねてる人は、入りたくないから、自分で自分を忙しくします。
すねてる人は、そうやって「大変」「一人で頑張ってる」を演出します。
最初は、誰もが「大変そうね」「どうしたの」と構いに行きます。
すると、すねてる人は、ちょっと嬉しい。
で、もっと構って欲しいから、もっとすねてみる。
すると、また構ってもらえる。
また、うれしい。
でも、それがあまりにも続くと、周囲の人も面倒くさくなってきます。
そして、構わなくなる。
すねてる人は「あ、あれ??」と、「作戦」が通じないことを知ります。
そして「あ、もっと すねないと」と、さらにすねます(笑)
そのモードに入ってしまうと、もう、いまさら
言いたいこと、やりたいこと、優しいことや弱いことは言えなくなってしまっています。
「いまさら・・・」
すると、言いたいこと、本当はしたいことを、どんどん飲み込みます。
どんどん飲み込む
どんどん飲み込む
どんどん・・・
「飲み込み癖」がつきます。「自動感情飲み込み装置」です。
「くせ」がつくと、愚痴や悪口、自分の意見だけでなく
「楽しい気持ち」「嬉しい気持ち」も飲み込んでしまうようになります。
それを続けていると、とっても恐ろしいことが怒ります。
それは
「自分の気持ちがわからない」
「自分が 何を好きで、何が楽しいかわからない」
「怒れない」
「素直になれない」
「許せない」
など
もう、お腹の中に「感情」というエネルギーがたまりすぎて
自分の「感情」がわからなくなってしまうのです。
そして、体の中に「感情というエネルギー」が一杯になりすぎると
「あふれ出す」のです。
どこへ?
「周囲の人に」
つまり、怒りをガマンしすぎると、
その怒りがあふれ出して 周囲の人に付着し、「怒っている人」が増えてきます。
悲しみをガマンしすぎると
周囲の人にその悲しみがあふれ出して 周囲の人に付着して
「悲しんでいる人」が増えてきます。
そう、
あなたが感情を溜め込めば溜め込むほど
周囲に「怒り」「悲しむ」人が、つまり不幸な人が増えていくのです。
「あなたは、こんなに感情を溜め込んでるんだよ」と
周りの人が教えてくれるのです。
そして、溜め込んだ感情というエネルギーは、体の中で姿を変えて
様々な「病気」というエネルギーに変質したりすることもあるようです。。。
もちろん、もっと悪いのは「不平や不満」を撒き散らす人です。
そんな人に比べると、ガマンしてる人はネガティヴなことを言わないようにしているので
ちょっとは ましかもしれません。
でも「心の中では ネガティヴなことを考えている」のです。
それって、結構 周りにはバレてます。
だって、顔では愛想笑いをしてても、
目は笑ってなかったりしますから( ̄ー+ ̄)
よけい怖いです(笑)
僕はここまで、これらの問題の解決方法として
「勇気を出して思ったことを言う」ということを推奨してきました。
また以前のメルマガでも、そう書きました。
すると
「それが出来れば、最初から悩まないだろう!」
「それが出来ないから、悩んでるんじゃないか!バカじゃないの?!」
と、言われました。
確かにそうかもしれませんね。
はい、バカですヾ(〃^◇^)ノわぁい♪
・・・・・ (^_^;)
その意見を言った人は
それ以外に、魔法のような方法があると言いたいのでしょうか?
「愚痴・悪口」などの多くは「当事者以外」に言いうことが多いです。
つまり「沢山の人に聞いて欲しい」「私は大変なんだ」ということを
知って欲しいからです。
そういうことは、言えるわけです。
でも、本人には言えない。
これ、被害者モードです。
被害者モードの人は、あまり解決する気はありません。
本気で解決する気が無いから「言えない」と言う のです。
被害者でいるほうが、楽だから。
そこの場所に、長年慣れ親しんできたから。
そこにいるほうが、構ってもらえるから。
そこにいるほうが「摩擦」しなくて済むから。
そう言うと 「本気です!!!」 と言われたりします。
僕は、へーーーー って思います。
どこが? って思います。
本当に解決を望んでいる人は「当事者」に言います。
「本気」だから。
不平不満・愚痴も伝えるかもしれないけれど、
きちんと「リクエスト」も伝えます。
そして、そのために「自分が出来ること」も、同時に進めます。
相手に求めるだけではないのです。
この悩みを乗り越えた人、この悩みだけに限らず
色んな悩みを乗り越えた人は、
どこかで「勇気」を出しているのです。
どこかで「決意・決心」しているのです。
それさえせずに
「それが出来ないから悩んでるんじゃないか」とか
「それが出来れば苦労しないよ」 なんて言うなってば。
バンジージャンプするのに、怖くない方法ありますか?
って聞いてるようなものです(笑)
最後には
「そこまでして、したくない」
「そんなことするぐらいなら、すねたままでいい」
ってなるんです。
本気じゃないんです。
「言いたいことを言う」ということは
決して相手を攻撃するということではありません。
「私は言いたいことを言うんだ」と居直って、
相手の立場も考えずに、エゴだけを押し付けることでもありません。
臭い表現かもしれませんが
そこに、愛はあるか、仁はあるか、思いやりはあるか、真剣さはあるか。
今まで学んだ知恵は活かされているのか
そんなことを、言い放つ前に一瞬考えてみるほうがいいのかもしれません。
それが、単なる子供みたいな意見ではなく
自分が成長するための大きな一歩になるのかもしれません。
最後にもう一度言いますね。
いま自分が被害者モードに入ってるかな? すねてるかな? と感じた人へ
「素直じゃないな」「意地張ってるな」
「あいつが先に謝るなら」「向こうが先に心開いたら」
なんて思ってる人へ
あなたが先に、素直になってみませんか。
それ以上 不幸をまき散らす前に、ね。
ちょっと勇気、いるけどね。
もうそろそろ「そこ」から出てきませんか?
といいつつ、最後に、
「すねる」 から抜け出す、取って置きの秘策 をお届けしましょう。
それは
「自分から声をかける」 です。
すねてないで「自分から声をかける」
それだけです。
解決方法は、とっても単純で、 そして、とっても勇気が要ります。
でも、その勇気を、決意をした人には
実は最高のプレゼントがあるのです。
それは
「勇気を出したくなる、思わず出してしまうタイミングが来る」
それは、勇気を出して決意した人(渡ろうとした人)だけが
受け取ることの出来る シンクロニシティ(舟)なのです。