仕事でうまくいかない人の5つの特徴

2014年02月24日 11時09分41秒 | Weblog
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仕事でうまくいかない人の5つの特徴
@DIME 1月21日(火)15時29分配信

取材で仕事がうまくいっていない人と接すると、業界や会社の規模、職種、性別、キャリア、年齢、雇用形態などを問わず、話す内容や口にする言葉が似ていることに気づく。「言葉は思考の現われ」といわれるが、仕事がうまくいっいない人もどこか考え方などが似ているのではないだろうか。今回は、私がこの十数年、取材してきた中で「仕事がうまくいっていない人」に共通する5つの特徴を紹介したい。ちなみに、この場合の「仕事がうまくいっていない人」とは、次のような人を指す。

・人事評価が同世代の社員の平均よりも低い。

・仕事ができないため、上司や周囲、さらにはキャリアの浅い社員たちからも軽く扱われる。

・キャリアを築く前に会社を短い期間で辞める。別の会社に入っても仕事をきちんと覚える以前に、わずか数年で辞めることを繰り返し、労働市場における自分の価値をどんどんと下げる。

・10年以上、会社に所属していても、会社や仕事に対する不満が絶えない。仕事をスピーディーに、テンポよくこなしていくことができない。処理する仕事量も同世代に比べて少ない。

■仕事でうまくいかない人の5つの特徴

1.会社を批判し続ける

 会社の人事制度や賃金制度、配置転換や人事評価、育成などの粗(アラ)を見つけ出し、批判をする。時には、所属部署の体制や戦略、仕事の方法などにも批判の矛先を向ける。物事を決して肯定的に捉えたり、称えることはしない。それらの粗は、実際には粗と呼べるものではない。会社にとっては、大した問題ではないのだが、重箱の隅をつつくかの如く見つけ出し、批判をする。周囲からすると「的外れ」な批判なのだが、本人は「鋭い批判」をしているものだと思い込んでいる。批判といっても、上司らがいないところで、友人や知人、家族らに不満を述べるレベルのもので、労働組合の幹部が労使交渉で経営側に問題を提起するものとはほど遠い。

2.上司を否定し続ける

 直属上司のいないところで、同じ会社の社員や友人、知人らに、上司への批判を繰り返す。例えば、「(上司の)指示がめちゃくちゃ」「(上司は仕事を)わかっていない」「(上司は命令が)朝令暮改」など。しかも、早いうちに上司の耳に入ることすらも察知しておらず、その批判の多くが思い込みに近い。「自分は常に正しく、常に上司が悪い」という価値観で職場にいるから、何かが起きると「自分が常に犠牲者で、上司が常に加害者」といった捉え方になる。上司を否定し続けるのだが、自らの言動や仕事の進め方、さらに仕事のレベルや実績などを顧みて正そうとは一切しない。

3.「自分は仕事をしている」と思い込んでいる

 会社員(特に正社員)が毎月の給与や賞与に見合った働きをすることは、なかなか難しいこと。これは、中小企業の経営者らが取材の時によく、口にすることだ。確かに毎日出社して、漠然と仕事を処理することなら大半の社員ができる。要は、時間内で給料分を本当に稼いでいるのかどうかが、大切なのだ。ただ、会社員という立場だと、その意味がなかなかわからないかもしれない。だが、個人事業主になってみると身に染みるはずだ。

 実は、給料分を常に稼ぐことができる社員は少ない。もし、多いのなら、日本企業の労働の生産性は、もっと高いはずだ。あるいは、本当に時間内で給料分を稼ぐことができる力がある社員が多数を占めているなら、アベノミクスを待たずに、企業の業績はもっと好くなっていたかもしれない。

 会社員は本来「給料に見合う働きをしているだろうか」と自問自答しつつ、仕事のレベルを上げて、組織に貢献をしないといけない。ところが、仕事ができない人と取材で接するとわかるのが、自分のことを根拠もなく、高く評価している。「懸命に仕事をしている」とか「部署に大いに貢献している」と本気で思い込んでいるのだ。これではいつまでも成長することはないだろう。

4.「できない」理由を見つけるのが得意

 例えば、企画について討議をする場合、常に「できない理由」を見つけ出す。「その案は、3年前に却下された」「これは、前の部長がダメ出しをした」「あれは、うちの会社ではできない」「それは、我々の力を超えている」といったように……。他人の案などをひたすら否定するのだが、その代わりのものを提示しない。建設的で、前向きな方向に議論を進めようとはまったくしない。むしろ、「反対のための反対」に近い姿勢をとる。その場の空気を察知する力に乏しいため、自らの発言が周囲の社員の心をいかに不快にさせているかを想像することもできない。

 自分の仕事においても、それができない理由を次々と見つけ出す。できるようにするためにはどうすればいいのか、と具体的に考える力が弱い。たとえ、その力があったとしても持続することはできない。早々とあきらめ、言い訳も次々と見つける。常に“逃げ”の姿勢なのだ。

5.「ブーメラン」の意味がいつまでもわからない

 1~4に、重なるものがある。それは、相手を批判したり、不快にさせたり、凹ませると、それが形を変えて自分に返ってくるということだ。いわば、「ブーメラン」のようなものだ。この法則をなめてかかると、痛い目に遭う。

 会社員は絶大な権限を握る経営者ではなく、「自由の身」である個人事業主でもない。あくまで組織の中の人であり、組織の力を生かすことでしか、仕事ができないようになっている。上司や同僚から認められない限り、高いレベルの仕事はまずできないと思った方がいい。仕事ができない人は「組織の力」を本当の意味で理解していない。1人の力でなんとかなる、と思い込んでいるというわけだ。少しでも心当たりがある人は、常に気にかけるよう心がけると、気持ちよく仕事ができるだろう。

(文/吉田典史)
.DIME編集部

仕事のデキる人がよく口にする「口癖」は

2014年02月24日 11時09分00秒 | Weblog
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【あるあるビジネス処方箋】仕事のデキる人がよく口にする「口癖」は(2014.01.07)
 会社員として成功する人、例えば、同世代の中で早いスピードで昇格したり、会社の経営者として一定の実績を残す人には、共通の「口癖」があるようだ。取材を通して、彼らと接すると、これに気がつく。彼らは、目の前の状況を否定することをせず、周囲の困難にぶつかる人をけなすこともなく、称えることができる。今回は、彼らの口癖で、特に印象に残っているものを5つ挙げたい。これらを機会あるごとに、口にしてみると、きっと仕事に役立つヒントが見つかるはずだ。

1.「すごいよね!」

 社員数2000人近くの大手学習塾の創業経営者が7年程前、取材で会った時、こう話していた。「成功するためには、敵を少なくしないといけない。そのためには、まず、相手を称えること。結果的に、それがいい形で跳ね返ってくることが多い。例えば、困った時にその人が助けてくれたりすることがあるから」。

 そして、このような一例を挙げた。「相手を否定すれば悪い形で返される。『そんなことは大したことがないね。誰でもできるはずさ』と言えば、当然、相手にしてみればおもしろいはずがない。どこかのタイミングで、仕返しをされることだってある。ビジネスでは味方を増やさないと、上手くいかない。『すごいよね……』『さすがだね……』などと言っていると、効果は早いうちに現われる」と。

 ここからは、私の捉え方である。相手を否定した場合、その仕返しははっきりわかる形で現われるとは限らない。むしろ、自分が知らないところで、身に覚えのないことを吹聴されたり、部署の中で孤立するよう仕掛けられたりすることのほうが多い。このようにならないためにも、機会あるごとに、相手を称える癖を身につけることは大切だ。

2.「ありがとうございます」

 大手や中堅企業のなどで、同世代の中でいち早く昇格する人の取材などをすると、言葉遣いが概ね丁寧で、挨拶やお礼などをタイミングよく伝える特徴があることに気づく。意外と当たり前のようだが、実はできていない人が多い。相手に感謝の意を伝えると、まずは自分の気持ちがよくなっていく。心を満たされたものにすると、上司や周囲、取引先、お客さんへの接し方も変わる。いい仕事をしようと思うなら、心や意識のあり方を変えることが最優先。仕事の結果は、その後からついてくる。

 職場で認められ、活躍する人は、必ずと言っていいほど、周囲と良好な関係を作っている。トラブルメーカーは、まずいないだろう。会社員は「組織人」である以上、良好な人間関係(=インフラ)がないと、スピード感をもって仕事を次々消化していくことはできないもの。インフラを作る上で、「ありがとうございます」といった感謝の言葉は、特に大切だ。多少、スキルがあったとしても、そういったインフラを築いていなければ、成功は長くは続かない。

3.「大丈夫ですよ」

 大企業の社長を務めた方(引退した方を含む)と接していて感じるのは、前向きな思考をお持ちの方が多く、特にその傾向が強い人が多いということ。そして、相手の意見や考えにも「大丈夫だよ」「何とかなるよ」と、肯定的な言葉で返す。成功している人は、相手の気持ちや感情を凹ませないことが多いのだ。

 仕事が上手くいっていない人は、常に相手を否定することから入る傾向がある。「そんことじゃ、できないよ」「君では無理だね」といったように。中には、こういう言葉を相手に浴びせることで、自らの不満を満たそうとする人もいるようだ。これは、自信のなさの表われかもしれない。これだと、職場で敵を作ることができたとしても、味方が作れない。つまり、インフラを築くことができないのだ。

 会社員たるもの、上司をはじめ、周囲から認められない限り、決して浮かばれることはない。いかに味方を作って、チームで生産性を上げて、業績を拡大するかを考えて行動するかを念頭に置かなければ、成功することは難しい。そのためにも、同じ部署などにいる周囲の人を励ます力が必要になる。

4.「●●●しようか」

 私が20代後半の頃、同世代の中でずば抜けて早く昇格していた上司(当時40歳前後)の口癖が、「●●●しようか」だった。その上司は部下に「こうしろ!」とは決して言わなかった。「●●●しようか」と呼びかけるのだ。ただし、部下と一緒にその仕事をするわけではなかった。部下の立場からすると、「●●●しろ!」と言われるより、「●●●しようか」と促されたほうが、はるかに気分よく、働くことができるだろう。

 上司からすると、命令することが大切なのではなく、いかにチームの業績を上げるかが大事なのだ。ならば、部下のモチベーションを上げていくことが重要になる。ちなみに、この上司は現在、社員数3500人の会社の役員をしている。

5.「よくなっていきますよ」

 ここ10年ほど、がんなどの病気で苦しんだり、過労死や自殺、震災で家族を亡くした人と取材で会う機会が多かった。そのような場では、タイミングを見計らって、「(いずれ、状況は)よくなっていきますよ」と、遺族らに言うようにしている。慰めではない。気休めでもない。こういう言葉をかけると、相手の心のあり方などが多少、よくなっていくように、接していて感じることが多いからだ。そして、何らかの形で協力してくれるようになる。これと同じようなことは、企業取材でもいえる。職場でも労働組合でも、その中で認められる人は、少々、苦しい状況であろうとも、「よくなっていきますよ」と周囲を励ますことができる。

 彼らが前抜きな言葉を使う目的は、自分自身の意識を高めることにある。意識を高めると、仕事への姿勢もよくなる。だからこそ、成功することができるのだ。いい「口癖」を発することで、意識や考え方、仕事や生きる姿勢が変わっていくものではないだろうか。

(文/吉田典史)


ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。著書に「封印された震災死」(世界文化社)、「震災死」「あの日、負け組社員になった…」(ダイヤモンド社)、「非正社員から正社員になる!」(光文社)など、多数。


5分でわかる「7つの習慣」

2014年02月24日 11時07分24秒 | Weblog
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140117-00010001-takaraj-life

. 何故今大ヒット!?成功したい社会人は必読!5分でわかる「7つの習慣」
宝島 1月17日(金)17時53分配信

 成功には方法論がある。仕事、家庭、人間関係……すべてにおいて、「ここを変えればうまくいく」という“キモ”があるのだ。20世紀に最も影響を与えたとされるビジネス思想「7つの習慣」が今、再び注目を集めている。そのエッセンスを紹介しよう。
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『まんがでわかる 7つの習慣』 ¥1050(宝島社刊) 世界で3000万部、日本国内で180万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』初のまんが化。

■世界的に超ヒットした成功へのアプローチ
「7つの習慣」は、リーダーシップ論の権威で世界的なビジネス思想家のアメリカ人、スティーブン・R・コヴィー(1932-2012年)が提唱した成功のための考え方や行動の指針。その著書はベルリンの壁が崩壊した1989年に発表されて以来、世界で3000万部超の販売を記録。今やビジネス思想書としては定番中の定番だ。
 日本では96年に訳書が刊行されたが、昨年秋、より読みやすく、原著に忠実に内容を訳し直した『完訳7つの習慣 人格主義の回復』が刊行され、再び注目を集めている。高年収のビジネスパーソンには常識ともいわれ、新社会人に勧めたい本として、必ず挙がる一冊でもある。その内容を駆け足で紹介しておこう。
 ちなみに、注意したいのは、「7つの習慣」で説く「成功」とは、決して地位や年収そのものを意味するのではないこと。成功とは、成長した人格(謙虚、勇気、正義、勤勉、節制など)を得ることであり、そうすれば結果はおのずとついてくる。ここに誤解があるせいで、くすぶっている人は実は多い。
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読みやすくなった完訳版で再注目されている。

■正しい習慣が人生を変える
 人格はすぐに向上はしないので、日々の習慣で少しずつ修正していく必要がある。コヴィー博士によれば、習慣とは、(1)知識(なぜ必要か、何をするべきか)、(2)スキル(どのようにするか)、(3)意欲(習慣にしたい、という思い)がそろって初めて身につく。ただ成功している人のマネを毎日続けても無意味だし、長続きしない。成功する人の振るまい方を身につけたければ、その意義をきちんと理解し、意識的に行動することが大切、というわけだ。
 「7つの習慣」の実践にあたっては、「物事は自分の見方次第で変わる」という考え方が非常に重要視されている。成功しない人の特徴に、失敗をすぐ人や環境のせいにするという思考パターンがある。だが、それは単に自分の都合のいいように物事(世界)を見ているだけだ。人が持っている自分なりの世界の見方を「パラダイム」という。パラダイムを持たない人はいない。
 物の見方(See)が間違っていると行動(Do)を間違え、結果(Get)も思わしくないものとなる。まず「See」を変えよう。小さな変化を望むのであれば、行動を変えればいいが、大きな変化を起こそうとするのであれば、物の見方(See)を変える必要がある。
 自分が変えられるのは自分の考え方や行動のみ。内面(インサイド)を変えることでしか、周囲の結果(アウトサイド)は変わらないのだ。この真理を「インサイド・アウト」という。
 では、どんな物の見方と行動が望ましいのか。それを教えるのが「7つの習慣」だ。

【第1の習慣】 主体的である ―すべてにおいて「選択」を意識する
【第2の習慣】 終わりを思い描くことから始める ―ゴールを明確にし「原則」で行動する
【第3の習慣】 最優先事項を優先する ―「緊急ではないが重要なこと」が一番大事
【第4の習慣】 Win-Winを考える ―双方に利のある道が本当の解決
【第5の習慣】 まず理解に徹し、そして理解される ―「話す」より「聴くこと」が人を動かす
【第6の習慣】 シナジーを創り出す ―両者が納得する「第3の案」を探す
【第7の習慣】 刃を研ぐ ―日々、心身を磨き続ける

(全文は『月刊宝島』2014年2月号に掲載)