2005年 かに座の空模様。
2004年、どんな年だったでしょうか。
見たくないモノ、聞きたくないモノ、
苦手なモノや、自分の中のいろんなネガティブなもの。
それらから「目を背けるな!」という神様の声に
必死になって
ひとりぼっちで
どうしても反応し続けていた貴方がいたのではないかと思います。
頭が痛くなるくらい
自分自身
に、真っ向付き合った2004年、だったのではないでしょうか。
その、「自分自身」の総まとめをこの2005年前半に。
できあがった「自分自身」を携えて、
ばっと飛び立つのが、2005年後半となると思います。
「自分」
というのは、手元の肉体のみでできあがっているものではなく
実は、いろいろなものの関わり合いで成り立っているようです。
「貴方の話をしてください」
といわれることは、ダイレクトには
日常的に、就職の面接やお見合いくらいしかないわけですし
そのときも、相手の関心事によって
はなせることは限られています。
でももし
一生付き合っていくパートナーが現れたとして
そのひとに一番解っていてほしい
貴方自身の話
って、何でしょうか。
多分、過去に起こったことや家族のこと
仕事において考えていること、
いま強く関心を抱いている人物とか、
自分が好きな作家や芸術家、
あるいは、夢や、もっと他の何かかもしれません。
それらすべてが、じつは
「自分自身」
の構成物である、と、言えないでしょうか。
ある哲学者が
「私とは、私の世界のことである」
と書いてました。
私の世界
というのは、多分上記のようなコトではないかと思います。(だいぶイイカゲンな解釈ですが)
2年くらい前から激変を繰り返しながら
今まさにできあがりつつある「貴方の世界」が
この秋頃までに完成すると思います。
貴方はその、家とも巣ともおぼしき
世界
を拠点として、
秋以降、華々しく具体的に
自分
として動き出していくことになると思います。
失って初めて解るありがたみ
といいますが
それと似た現象に
「ノー」
と言われて初めて解る
「イエス」
ってあるんじゃないかと思います。
たとえば、会社の中の昇進試験にトライして
不合格
になったとき、
はっ!
と思いつくこともある。
「私は、ほんとにこの仕事やりたいのかな、なんか、ちがうのかも」
っておもう。でも、
負け惜しみなのか、逃げなのか、それともほんとに「その仕事じゃない」のか
ちょっと悩みますね。
あるいは
「やっちゃいけません!」
「君には向いてないよ!」
っていわれて
「ううう。。。。でもどうしてもやってみたい!」
って開き直っちゃうことも、ある。
決断のために、背中を押してもらうのが一番いいときもありますが
そんなふうに
「ノー」
って言ってもらうことが、実は是非とも必要!な場合も、あるんだと思います。
この2年ほど、そういう「ノー」に
貴方は様々な形でさらされてきたかもしれません。
もしかしたら、自分で自分にダメだしすることで
逆にそれが「ダメじゃない」ことを
見つけてしまった人も、いるかもしれません。
なにかを失ったり否定したりしたところに
否応なくどうしようもなく浮かび上がってくる、何か。
土星はそれを置きみやげに
この2005年7月
蟹座を出て行こうとしているように、見えます。
7月と10月
段階的に
自分の生きている世界と、否応ナイ自分自身って、こうなんだな
って決着していく感じがします。
そして、そのあとに
では、それを基準に、この世界にむかってどうやって自分を打ち出していくか
が問われてくる段階に入ります。
自分はこうである。
その次に、
では、他者と接触したときに、どう感じるか。
他の世界に当たっていくときに、どう主張するか。
家の中にいる自分が、一歩外に出て行く瞬間。
それが、今年の後半に始まるテーマだと思います。
家の中だけで生きることは、人は、できません。
外の、自分のとはちがう「世界」と接触し
そこと空気や血液や栄養やいろんなものを出し入れして、
交換して循環させて生きていきます。
それをひとまず始める。一歩踏み出していく。
この段階のこと「だけ」を想像すると
とても危なっかしくてドキドキしてしまいますが
年頭にこれを読んでいる方には
まだ、これから半年の貴方が何を積み上げるのか
想像もつかないと思うんです。
今年の後半に一歩踏み出す貴方は
今感じている貴方自身のチカラよりも
もっと大きく、安定していて、強靱でしなやかなチカラを身につけているはずなんです。
それが、土星という星の恩恵なのですね。
年明けはとても対人関係が活発です。
多くの人と知り合い、密に話をし、
「関わる」ことを要請されるでしょう。
その後、3月には仕事面で小さな足止めを食らうかもしれませんが
その後ドライブをかけるために「ため」を行ういい時期です。
4月になると仕事面で重要な方向転換が起こり
5月から勢いよく、ぽんと前に飛び出すことになりそうです。
6月は非常に多忙になるでしょう。
その多忙さの中から、沈静化して静かに光り出すものを身体に感じる7月、
とうとうこの2年ちょっとの物語が「完結」いたします。
そのとき貴方が見ているのは、
手の中の小さな何かではなく、おそらく
少し遠い未来に広がるビジョンだとおもいます。
この前半にゆきつもどりつしつつも
着実に、そして情熱的に進めてきた目標が
10月にずばっと姿を現します。
そして、年の終わりに向けて
貴方は、貴方の身体の中から自然に湧いてくる確実な意欲の中で
心おきなく生活全体を「燃やす」コトができるようになっていくだろうと思います。
愛情関係では、まず2月から3月、
誰かとの間でしっかり愛を確かめる時期となるでしょう。
一対一の間柄の中にどんな可能性が潜んでいるのか
深く厚ぼったく試せるとおもいます。
4月には、大きく満ちて広がる愛情を味わうことができるでしょう。
次は6月、そして、9月が、非常にあたたかい時期となるはずです。
10月を境に、蟹座は大きな「愛」の時期に突入します。
年末は相手の中に愛情の姿を見つつ
その中で、自分の愛情のあり方を真剣に考えていくことになるでしょう。
単に好きとか嫌いとか、性的な行為がどうとか
そういうことにとどまらない、
一人の人間としての相手
という、存在の問題に入ってゆけるとき
貴方の「世界」がぐっと広がっていく、
とても支援的な時期だと思います。
土星がこわいー
という声もたくさん聞かれたこの2年ほど、
実際のところ、どうだったでしょうか。
悩んだり苦しんだりするときは
「早く立ち直らなきゃ」
って思ってしまうモノですが
悩みや苦しみの中にいて、尚、
そこから逃げずに真っ正面で苦しむ、悲しむ
ということをやった人にだけ
大きくて深い味わいを持つ贈り物がくるのでは
とおもいます。
卑屈になったり、自己否定をいいわけに使ったり
ヘンに自分を責めることでちぢこまってしまわないで
「きちんと自分に厳しく生きる」
ことは、本当に難しいことです。
でも、それにチャレンジする機会を
今まで土星がくれていたし、もうすこし、そのチャンスを残しておいてくれています。
今、本当の意味で強くなった分だけ
このあとにもたらされる縁や運は、大きくなっていくことは
不肖石井ゆかりの保証するところでございます。
2004年、どんな年だったでしょうか。
見たくないモノ、聞きたくないモノ、
苦手なモノや、自分の中のいろんなネガティブなもの。
それらから「目を背けるな!」という神様の声に
必死になって
ひとりぼっちで
どうしても反応し続けていた貴方がいたのではないかと思います。
頭が痛くなるくらい
自分自身
に、真っ向付き合った2004年、だったのではないでしょうか。
その、「自分自身」の総まとめをこの2005年前半に。
できあがった「自分自身」を携えて、
ばっと飛び立つのが、2005年後半となると思います。
「自分」
というのは、手元の肉体のみでできあがっているものではなく
実は、いろいろなものの関わり合いで成り立っているようです。
「貴方の話をしてください」
といわれることは、ダイレクトには
日常的に、就職の面接やお見合いくらいしかないわけですし
そのときも、相手の関心事によって
はなせることは限られています。
でももし
一生付き合っていくパートナーが現れたとして
そのひとに一番解っていてほしい
貴方自身の話
って、何でしょうか。
多分、過去に起こったことや家族のこと
仕事において考えていること、
いま強く関心を抱いている人物とか、
自分が好きな作家や芸術家、
あるいは、夢や、もっと他の何かかもしれません。
それらすべてが、じつは
「自分自身」
の構成物である、と、言えないでしょうか。
ある哲学者が
「私とは、私の世界のことである」
と書いてました。
私の世界
というのは、多分上記のようなコトではないかと思います。(だいぶイイカゲンな解釈ですが)
2年くらい前から激変を繰り返しながら
今まさにできあがりつつある「貴方の世界」が
この秋頃までに完成すると思います。
貴方はその、家とも巣ともおぼしき
世界
を拠点として、
秋以降、華々しく具体的に
自分
として動き出していくことになると思います。
失って初めて解るありがたみ
といいますが
それと似た現象に
「ノー」
と言われて初めて解る
「イエス」
ってあるんじゃないかと思います。
たとえば、会社の中の昇進試験にトライして
不合格
になったとき、
はっ!
と思いつくこともある。
「私は、ほんとにこの仕事やりたいのかな、なんか、ちがうのかも」
っておもう。でも、
負け惜しみなのか、逃げなのか、それともほんとに「その仕事じゃない」のか
ちょっと悩みますね。
あるいは
「やっちゃいけません!」
「君には向いてないよ!」
っていわれて
「ううう。。。。でもどうしてもやってみたい!」
って開き直っちゃうことも、ある。
決断のために、背中を押してもらうのが一番いいときもありますが
そんなふうに
「ノー」
って言ってもらうことが、実は是非とも必要!な場合も、あるんだと思います。
この2年ほど、そういう「ノー」に
貴方は様々な形でさらされてきたかもしれません。
もしかしたら、自分で自分にダメだしすることで
逆にそれが「ダメじゃない」ことを
見つけてしまった人も、いるかもしれません。
なにかを失ったり否定したりしたところに
否応なくどうしようもなく浮かび上がってくる、何か。
土星はそれを置きみやげに
この2005年7月
蟹座を出て行こうとしているように、見えます。
7月と10月
段階的に
自分の生きている世界と、否応ナイ自分自身って、こうなんだな
って決着していく感じがします。
そして、そのあとに
では、それを基準に、この世界にむかってどうやって自分を打ち出していくか
が問われてくる段階に入ります。
自分はこうである。
その次に、
では、他者と接触したときに、どう感じるか。
他の世界に当たっていくときに、どう主張するか。
家の中にいる自分が、一歩外に出て行く瞬間。
それが、今年の後半に始まるテーマだと思います。
家の中だけで生きることは、人は、できません。
外の、自分のとはちがう「世界」と接触し
そこと空気や血液や栄養やいろんなものを出し入れして、
交換して循環させて生きていきます。
それをひとまず始める。一歩踏み出していく。
この段階のこと「だけ」を想像すると
とても危なっかしくてドキドキしてしまいますが
年頭にこれを読んでいる方には
まだ、これから半年の貴方が何を積み上げるのか
想像もつかないと思うんです。
今年の後半に一歩踏み出す貴方は
今感じている貴方自身のチカラよりも
もっと大きく、安定していて、強靱でしなやかなチカラを身につけているはずなんです。
それが、土星という星の恩恵なのですね。
年明けはとても対人関係が活発です。
多くの人と知り合い、密に話をし、
「関わる」ことを要請されるでしょう。
その後、3月には仕事面で小さな足止めを食らうかもしれませんが
その後ドライブをかけるために「ため」を行ういい時期です。
4月になると仕事面で重要な方向転換が起こり
5月から勢いよく、ぽんと前に飛び出すことになりそうです。
6月は非常に多忙になるでしょう。
その多忙さの中から、沈静化して静かに光り出すものを身体に感じる7月、
とうとうこの2年ちょっとの物語が「完結」いたします。
そのとき貴方が見ているのは、
手の中の小さな何かではなく、おそらく
少し遠い未来に広がるビジョンだとおもいます。
この前半にゆきつもどりつしつつも
着実に、そして情熱的に進めてきた目標が
10月にずばっと姿を現します。
そして、年の終わりに向けて
貴方は、貴方の身体の中から自然に湧いてくる確実な意欲の中で
心おきなく生活全体を「燃やす」コトができるようになっていくだろうと思います。
愛情関係では、まず2月から3月、
誰かとの間でしっかり愛を確かめる時期となるでしょう。
一対一の間柄の中にどんな可能性が潜んでいるのか
深く厚ぼったく試せるとおもいます。
4月には、大きく満ちて広がる愛情を味わうことができるでしょう。
次は6月、そして、9月が、非常にあたたかい時期となるはずです。
10月を境に、蟹座は大きな「愛」の時期に突入します。
年末は相手の中に愛情の姿を見つつ
その中で、自分の愛情のあり方を真剣に考えていくことになるでしょう。
単に好きとか嫌いとか、性的な行為がどうとか
そういうことにとどまらない、
一人の人間としての相手
という、存在の問題に入ってゆけるとき
貴方の「世界」がぐっと広がっていく、
とても支援的な時期だと思います。
土星がこわいー
という声もたくさん聞かれたこの2年ほど、
実際のところ、どうだったでしょうか。
悩んだり苦しんだりするときは
「早く立ち直らなきゃ」
って思ってしまうモノですが
悩みや苦しみの中にいて、尚、
そこから逃げずに真っ正面で苦しむ、悲しむ
ということをやった人にだけ
大きくて深い味わいを持つ贈り物がくるのでは
とおもいます。
卑屈になったり、自己否定をいいわけに使ったり
ヘンに自分を責めることでちぢこまってしまわないで
「きちんと自分に厳しく生きる」
ことは、本当に難しいことです。
でも、それにチャレンジする機会を
今まで土星がくれていたし、もうすこし、そのチャンスを残しておいてくれています。
今、本当の意味で強くなった分だけ
このあとにもたらされる縁や運は、大きくなっていくことは
不肖石井ゆかりの保証するところでございます。