母の死と金曜日

2005年03月06日 19時06分28秒 | Weblog
金曜日の夜から、母の死のことを考えている。
そのせいか、落ち込んでいる。何もやる気が起きない。



今(土曜日の深夜)、ミスチルのタガタメを聞いている。
そのフレーズで加害者・被害者と言葉が出てきた。

母の死には加害者・被害者はいない。自然死だ。
母らしい死に方だ。その死には誰を恨むこともできないし、そんなことをしなくてもいい。
ただ、父と俺ら子ども達に責任がある。

母は誰にも看取られず、そっと亡くなった。
いつものように寝て、そのまま、亡くなった。



なんて、母ちゃんって、いつも人の迷惑をかけないように
生きていた人なんだろうか!

俺は母から学べるものを学べたのだろうか?

俺にとって、本当に尊敬できる人は母一人だ。
俺は母を越えることができるのか?
いや、そもそも俺は母を越える人間じゃないかもしれない。



母ちゃん、教えて欲しい。俺の行く道を。
もし、もし、父ちゃんが死んだら、おれはもう、、、、、、、
生きる意味をなくしそうだ。

ねぇ、こんなに辛いのに生きる意味があるの?



そう、わかっているよ、母ちゃん。
辛いからこそ、意味がある。
全てのものには意味がある。それを気づくために俺はいる。

だけど、どこかで、俺は道を踏みまちがえたように感じる。


2月15日、父ちゃんへの看病を出来る最後の日に、始めて父を抱きしめて泣いた。
俺は父が好きなんだね。

そう、本当に成人してから、始めて自分から父に抱きついた日だった。
母には出来なかったことだ。

Nobody's Fool Avril Lavigne

2005年03月06日 17時27分51秒 | Weblog
ちょっと古いけど、アヴェエルのこの曲好きです。毎日、歌ってます。
今日も、明日も、明後日も頑張ろう。

Avril Lavigne - Nobody's Fool

Artist: Avril Lavigne
Album: Let Go

Fall back
Take a look at me
And you'll see I'm for real
I feel what only I can feel
And if that don't appeal to you
Let me know
And I'll go
'Cuz I flow
Better when my colors show
And that's the way it has to be
Honestly
'Cuz creativity could never bloom
In my room
I'd throw it all away before I lie
So don't call me with a compromise
Hang up the phone
I've got a backbone stronger than yours
La la la la la la
La la la la la la la
La la la la la la

If you're trying to turn me into someone else
Its easy to see I'm not down with that
I'm not nobody's fool
If you're trying to turn me into something else
I've seen enough and I'm over that
I'm not nobody's fool
If you wanna bring me down
Go ahead and try
Go ahead and try




You don't know
You think you know me like yourself
But I fear

That you're only telling me what I wanna hear
But do you give a damn
Understand

That I can't not be what I am
I'm not the milk and cheerios in your spoon
Its not a simple hearing but not so soon
I might've fallen for that when I was fourteen
In a little more dream
But its amazing what a couple can mean
La la la la la la
La la la la la la la
La la la la la la

If you're trying to turn me into someone else
Its easy to see I'm not down with that
I'm not nobody's fool
If you're trying to turn me into something else
I've seen enough and I'm over that
I'm not nobody's fool

If you wanna bring me down
Go ahead and try
Go ahead and try

Go ahead and try
Try and look me in the eye
But you'll never see inside
Until you realize, realize

Things are trying to settle down
Just try to figure out
Exactly what I'm about
If its with or without you
I don't need you doubting me

If you're trying to turn me into someone else
Its easy to see I'm not down with that
I'm not nobody's fool
If you're trying to turn me into something else
I've seen enough and I'm over that
I'm not nobody's fool
If you wanna bring me down
Go ahead and try
Go ahead and try


La la la la la la
La la la la la la la
La la la la la la

Would you be laughing out loud
If I played to my own crowd
Try

二〇〇五年三月五日

2005年03月06日 16時35分09秒 | Weblog
 ごめん。今日はSさんの飲み会をばっくれた。本当にごめんね。
だって、最近怖いモン。なんか、やたらさわってくるし、、、、、 彼女に勘違いさせないようにしないと気を付ける俺。

 だけど、なんで、そんなに嫌う?
「嫌いではないけど、彼女の顔を見ると反射的にどうしてもそういった反応をするの」

 どうして?
「わからん。悪いと思うけど、そう思ってしまう。本当にごめん。」



Gone With the Wind 風と共に去りぬ

2005年03月06日 16時19分20秒 | Weblog
 名作です。まるで人生の縮図。自分の人生・生き方とい比較さぜるを得ない。といいつつ、人種差別。嫉妬。ねたみ。恨み。死。人間の欲深さ、エゴ。なんでもありの映画。だけど、六〇年前の映画なのに今でも通じる。ということは、そのころと変わってない俺達。

 俺は三度泣いた。男なら見ろ!と言いたい!
一度本気で愛した女は一生愛せよ!

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風と共に去りぬ Gone With the Wind
公開:1939年

製作:セルズニック・インターナショナル / M-G-Mスタジオ
デビッド・O・セルズニック
監督:ビクター・フレミング
原作:マーガレット・ミッチェル
脚本:シドニー・ハワード
撮影:アーネスト・ホラー
音楽:マックス・スタイナー
出演:クラーク・ゲイブル
ヴィヴィアン・リー
オリビア・デ・ハビランド

 アメリカ南部の町アトランタで自由奔放に生きる女性スカーレット・オハラ。彼女は初恋の男性レスリーに求婚するが、レスリーは彼女の申し入れを断る。そんな中、南北戦争が勃発しアトランタは戦渦に巻き込まれる。混乱の最中、スカーレットは風来坊の男レット・バトラーと出会い、次第に彼の魅力に惹かれてゆく。

 30ヶ国語以上に翻訳されてアメリカだけで1,000万部を、全世界で3,000万部を売った世界的なベストセラー小説をもとに、南北戦争によって荒廃したアトランタで力強く生きる南部女性スカーレットの姿をテクニカラーで壮大に描いたハリウッド黄金期を代表する超大作。

 原作はマーガレット・ミッチェルが9年がかりで完成させた同名小説で、タイトルはアーネスト・ドーソンの恋愛詩「シナラ」からとられたもの。小説が1936年に出版されると爆発的な人気を博して聖書につぐベストセラーになり、37年度のピューリッツアー賞に輝く。出版元のマクミラン社は、小説出版の1ヵ月前に映画化権をM-G-M社に売り込むが、10万ドルという高額な映画化権料のためM-G-Mは興味を示さず、本が出版された4週間後に、独立製作者のデヴィッド・O・セルズニックが当時としては破格の5万ドルで映画化権を獲得。

 レッド・バトラー役にはロナルド・コールマン、バジル・ラスボーン、エロール・フリン、ゲーリー・クーパーの名前があがるものの、小説が出版された時から原作者のミッチェルを含めてファンの間では “ハリウッド・キング”のクラーク・ゲイブルが適役であるという意見が圧倒的だった。ゲイブルはM-G-M専属の俳優だったので、セルズニックはM-G- Mに世界配給権を譲り、純益の50%を支払うという条件を呑んでゲイブルを借り受けるが、ゲイブル本人は最初レット役にあまり乗り気ではなかった。セルズニックは、アシュレー役にインテリを連想させるレスリー・ハワードが最適だと考えていたが、ハワードは乗り気ではなかったためメルビン・ダグラス、ジェフリー・リン、レイ・ミランドらを候補に上げるが、彼らに満足出来ないセルズニックはハワードを説得して出演を承諾させる。フランシス・ディー、アンドリア・リーズ、アン・シャーリーらがメラニー役の候補としてテストされ、セルズニックはジョーン・フォンテーンをこの役で本格的に売り出そうと考えたが、スカーレット役を狙うフォンテーンはワーナー・ブラザー社に所属していた姉のオリビア・デ・ハビランドを推薦する。主人公スカーレット・オハラ探しは“スカーレット・フィーバー”と呼ばれたほど全国で大々的に行われ、14歳以上の全てのハリウッド女優がスカーレット役に名乗りをあげる。キャサリン・ヘプバーン、ベティ・デイヴィス、ポーレット・ゴダード、ノーマ・シアラーらを含めて現役の女優121人が候補に上がり、60人がスクリーン・テストを受ける。デイヴィスとゴダードは最後まで候補に残っていたが、デイヴィスは前年の『黒蘭の女』(38)での役がスカーレットに似ているという理由で、ゴダードはチャールズ・チャップリンとのあいまいな関係が理由で候補から外された。この作品をスター映画にしたくなかったセルズニックは、無名の女優の起用も考えて一般オーディションもおこなったため、スカーレット役探しはハリウッドの女優だけでなく、無名の素人まで巻き込んだ文化的な盛り上がりを見せ、スカーレット役探しの費用だけで9万2,000ドルもかかり、総応募者数は 1,400人、スクリーン・テストをした人数は90人、使用したフィルムはモノクロが4万2,000フィート、テクニカラーが1万3,000フィートにも及んだ。

 最終的にスカーレット役は、『嵐が丘』(39)を撮影中だった恋人のローレンス・オリビエを追ってイギリスからハリウッドにやって来た、アメリカでは無名のイギリス人女優ヴィヴィアン・リーが抜擢される。 『キング・コング』(33) で使われた神殿の門など、過去に製作された映画のセットを燃やして撮影された「アトランタの炎上」と呼ばれるアトランタ操車場での弾薬庫の炎上シーンの撮影をオリビエと見学に来たリーがセルズニックの目に留まってスカーレット役に起用されたというのが通説になっているが、実際はセルズニックの兄でオリビエのハリウッドでのエージェントだったマイロン・セルズニックが、火災シーンの前に二人を会わせていたといわれている。 1,037ページもの原作の脚色は予想以上に難航し、この大仕事にセルズニックはピュ-リッアー賞受賞作家シドニー・ハワードを雇ったが、彼が書き上げた脚本の上映時間は5時間を超えてしまう上に、ヘイズ・オフィスや全国黒人地位向上委員会から劇中の好ましくない描写に対して抗議される。ハワードの後を受けて、ベン・ヘクトが週給1500ドルで雇われてセルズニックと共に書き直しを行うが、撮影が始まっても脚本は完成せず、最終的にジョン・ヴァン・ドールテン、ジョー・スワーリング、作家のF・スコット・フィッツジェラルドら総勢13名もの脚本家が脚本の手直しに関わった。監督には最初女性映画の名手ジョージ・キューカーが起用されたが、キャラクター描写に重きを置く彼の映画に対する姿勢は、テーマに重きを置くセルズニックのそれと根本的に違っていたうえに、、ゲイブルはキューカーが女優にばかり注意を払って自分の役に関心を持っていないと感じてM-G-Mの会長ルイス・B・メイヤーを使ってセルズニックに圧力をかける。撮影開始から約二週間後、セルズニックはキューカーを解雇し、後任の監督にはキング・ヴィダー、ジャック・コンウェイ、ロバート・Z・レナードらM-G- Mの専属監督が考慮されるが、ゲイブルの友人のビクター・フレミングに白羽の矢があたり、彼は撮影中だった『オズの魔法使』(39)をキング・ヴィダーに任せて『風~』の撮影に移る。しかし、フレミングの演出に不安なリーとデ・ハビランドは、密かにキューカーの自宅に訪れて演技指導を受けていた。「アトランタの炎上」シーンから始まった撮影は過酷を極め、スタッフは毎週6日から7日働き、一日の撮影時間は時には20時間もかかることもあり、二度と飢えはしないと誓う有名なシーンでは、リーは休憩なしで22時間働きつづけた。リーはゲイブルが怠け者だと思い、彼の息が義歯のために臭いことに我慢できなかったが、二人は次第に理解しあって撮影中に一つのシーンの中で競ういあうようになる。

 反対にフレミングとリーの関係は最悪で、スペクタクルに重点を置くフレミングと、登場人物の性格描写に重点を置くべきだと考えるリーは意見の食い違いから、二人の間には争いが絶えず、フレミングは肉体と精神的な疲労とリーとの確執が原因となって健康を害してしまい、その間『オペラは踊る』(35)のサム・ウッドがピンチヒッターとして雇われた。セルズニックは撮影終了頃には五班体制で撮影を進め、200日はかかると思われていた撮影を125日で終了させる。レッド・バトラーがスカーレットのもとを去るときのセリフ“Frankly, my dear, I don’t give a damn.”「知らないね、勝手にするがいい。」は“Damn”が神を冒涜する言葉であるためにヘイズ・オフィスから変更するように指示されるが、セルズニックはこのシーンのインパクトが薄れることを恐れてセリフの変更を拒否し、規定を破った罰金として5,000ドルを支払う。

  1939年の12月15日に映画の舞台となったアトランタのグランド劇場でワールド・プレミアが行われ、この日はアトランタの祭日となる。映画の製作には映画化の権利獲得から3年の歳月を要し、8人の映画監督が関わり、使用されたフィルムは50万フィート(約152キロメートル/上映時間約 92時間)にも及び、最終的にかかった経費は当初の予算の2倍以上の423万ドルにものぼり、アトランタでのワールド・プレミアだけでも10万ドルが使われた。232分の上映時間は当時としてはハリウッド最長で、初めてトイレのための途中休憩(インターミッション)が設けられた。映画は空前のヒットを記録して、アトランタのグランド劇場では3年間ものロングランを記録。現在までの全世界の観客動員数は約20億人と推定され歴代一位である。

 第12回アカデミー賞では13部門でノミネートされ、作品賞、主演女優賞(リー)、黒人初の演技賞受賞となった助演女優賞(乳母役のハティ・マクダニエル)、監督賞、脚色賞、カラー撮影賞、室内装置賞、編集賞の8部門を獲得し、アービング・G・タルバーグ記念賞がセルズニックに贈られた。この頃のアカデミー賞は、授賞式のあとで新聞にすぐ掲載できるように新聞社には受賞結果が事前に告知されていたが、「ロサンゼルスタイムズ」誌が授賞式前に結果を発表してしまうというアクシデントが起き、翌年からは密封された封筒を使って授賞式当日に受賞者を発表する有名なシステムが採用される。『風と共に去りぬ』の作品賞のオスカー像は競売に出されて、歌手のマイケル・ジャクソンが99年の6月に150万ドル(約1億5750万円)で落札した。

 日本では宝塚歌劇団が舞台ミュージカル化して大きな成功を収め、91年にはアレクサンドラ・リプリーが、スカーレットとレットのその後を描いた待望の続編『スカーレット』を出版。全米3大ネットワークの一つCBSが、『007』シリーズのボンド俳優ティモシー・ダルトンをレット・バトラーに、『ウィロー』(88)のジョアン・ウォーリー=キルマーをスカーレット・オハラに配して94年にミニ・シリーズとしてテレビ放映する。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/gone-with-wind.html

チョコレート好きな女性はエッチ好き?

2005年03月06日 05時12分41秒 | Weblog
オーストラリアのオンラインニュースサイト、ニュース・ドット・コムは15日、チョコレートが好きな女性はセックスが好きで満足感も高いと、研究の結果を引用して報道した。

イタリア・ミラノにある聖ラファエル大学のアンドレア・サロニア教授チームが、女性163人を対象にチョコレート消費と性的満足度を10年間比較研究した結果、チョコレートを毎日食べる女性がそうでない女性に比べ性欲と満足感が大きいことが分かったという。

サロニア教授は「チョコレートは女性の性生活に肯定的な役割を果たすことが研究の結果分かった」とし「性欲の少ない女性がチョコレートを食べれば、性的欲求を活性化できる」と説明した。
http://japanese.joins.com/html/2004/1115/20041115163529400.html

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女性でチョコ嫌いな人なんていないでしょ(笑)

2005年のあなたの運勢

2005年03月06日 04時59分40秒 | Weblog
2005年のあなたの運勢
占術:12星座占星術 監修:マーク・矢崎
かに座のあなたは・・・

総合運

あなたの2005年は、運気が乱高下する年になるかもしれません。運気をコントロールできれば、結果を期待できそうです。運気が上がったタイミングでチャンスをつかむには、周囲でツキに恵まれている人の行動パターンを参考にするとよいでしょう。良くも悪くも周囲に感化されやすいので、他人のやり方を手本にする際には、自分の適性を見極めましょう。

恋愛運

あなたの2005年の恋愛運は、段々と上向きになっていくでしょう。とはいえ、あなたから積極的にアプローチしないと、チャンスはなかなかつかめないようです。合コンなど、出会いが期待できるイベントでは、あなたから異性に声をかけましょう。友人に恵まれてにぎやかな年になるので、あなたがポジティブに行動すれば、恋愛も楽しむことができるでしょう。

2005年を幸せに過ごすために

あなたが2005年を幸せに過ごすには、サークル活動など人が集まるイベントに積極的に参加するとよいでしょう。この年は、人と知り合うチャンスが多く、人脈が広がりそうです。特に、異なる世代との出会いには幸運が隠されているかもしれません。また、この年に出会った人達とはつきあいが長くなるようですから、大切にするとよいでしょう。
http://fortune.livedoor.com/special/2005/cancer.html

2005年の運勢~蟹座

2005年03月06日 04時43分59秒 | Weblog
2005年の運勢~蟹座

総合運


ひとつのことをどこまで極めていけるかが

テーマとなる 1年。

落ち着いて物事に取り組んでいけるとき。

集中力もあるので、

なんらかの手ごたえを得られるまで、

とことん関わっていけそう。

ただ、テンションが上がっているため、

いろんなことに手を出したくなるかも。

けれど、ここはグッと我慢。

テーマをひとつにしぼり込み、

腰をすえて取り組んでいって。

気がついたときには、大きな成果を出しているかも。




恋愛運


Love運はすこぶる良好。

自分と相手との関係、

ふたりと周りの人々との関係を

客観的に眺めることができるので、

うまくバランスをとっていけそう。

みんなから交際を認めてもらえるかも。
http://www.rufle.info/year/year-04.htm

「○○しない」、というモテる要素

2005年03月06日 04時39分50秒 | Weblog
理系のための恋愛論
第166回「○○しない」、というモテる要素

「そんなこといったら、ミもフタもない」といわれてしまうかもしれないのですが、男の子って、ごく少数のモテる人と大多数のそうでない人にわかれてますよね。

ごめん、ケンカ売るつもりじゃないんです。ただ、昔は自分と同年代の男の子のことに注意を向ける機会が多かったけれど、最近は、下は赤ちゃんから上は80才くらいまで、さまざまな世代の男子、男性にも目がいくようになってきて(心が広くなったというか、守備範囲が広がったというか)、そのせいで「ああ、赤ちゃんだろうとおじいちゃんだろうと、モテる人はモテるんだなあ。年齢の問題ではないのだなあ」と、つくづく思うようになったわけなのです。

もちろん、ごくたまにオヤジになってからモテはじめる人、いい味出てくる人もいることはいます。男の人って、顔のよしあしで「モテる」「モテない」が決まるわけではないから、大人の男になって「いい感じ」になれた人は自動的に「モテる男」になるのです。

年齢でもない、顔でもない。それでは、男がモテる条件って何なんだ? というと、
「いや、やっぱ顔でしょ」
「経済力」
「スポーツができる」
「ブランド(学歴とか仕事とか)がある」
とプラスの要素を答える男性は多いものです。

たしかに、こういったプラスの要素に心ひかれる女の子はおります。でも「ぼくには、そういうプラス部分がない」。そんなふうに考えている人は、いったいどうすればいいっていうのでしょう。

某公共事業で働いているMくん(28才)は、彼女いない歴2年、去年いちばんショックだった出来事は、「彼女もいなくてかわいそうに。お父さんもそうだけど、モテるタイプじゃないものねえ」と母親から同情されたことだといいます。

(たしかに、自分も父親も、女性に対して器用なタイプではないだろう。しかし、それならなぜ父は結婚できて、今のところ自分には恋人すらできそうもないのか?)

まじめなMくんは、母のひと言をきっかけに、そんなことを考えるようになってしまったそうです。

(運動神経……悪くはない。むしろ、スポーツ好きで毎週末テニスをしている。だけど、女の子にこの腕前を披露する機会は皆無。顔……いいとはいえないだろう、つらいけど。経済力……今のところあるとはいえない。学歴……それしか自慢がないのか? と思われたくないので自分からはいえない。性格……やさしいし、時代のニーズにマッチした、融通のきくタイプだと思う。でも、口ベタでぜんぜん女の子と話せない。うわー、アピールポイントないじゃん、オレ)

考えれば考えるほど、モテるのに「プラスな要素」がみつからない気がして、気分が滅入ってしまうMくんなのでした。

そんなMくん、あるとき残業をしていて、会社の女性の先輩Cさん(30才)と二人きりになりました。Cさんが、「コーヒーでも飲まない?」といってくれたので、ひと休みすることに。普段から、あまりおしゃべりをしないタイプの二人だったので、話の接ぎ穂にこまったのか、Cさんが、「Mくんって、彼女とかいるの?」と聞いてきました。

「……実はいないんですよ。そのことで、母親にまで同情されて」
と、ついそんなことまでいってしまったMくんです。すると、Cさんはブーッと吹き出して思い切り笑ってくれました。やった、自分の話がウケた! とうれしくなったMくんは、調子に乗って、自分で考え出した自分がモテない理由について、とうとうと語ってしまったのだそうです。

コーヒーを飲みながら、Mくんの話を黙って聞いていたCさんでしたが、彼が話し終えると、
「たしかに私も若いころは、顔とかお金とか運動神経とか、そういうのが大事と思ってた時期もあったけど、今は違う気がするなあ」
といいます。「何が違うんですか?」と彼が聞くと、
「今は、何でもかんでも『自分が自分が』って言わない人とか、ひとりでずーっとしゃべりつづけない人とか、人の悪口をいわない人とか、状況に応じて、スッと身を引ける人とか、そういうのを見てる気がする」
とCさんは答えたのだそうです。

それもまた、むずかしい注文だなあと思ったMくんでしたが、顔とか財力とかを求められるより、自分的にはそういう能力を求められたほうが気楽、という気もしたそうです。

彼女がほしい。モテたいのにモテない。と考えたとき、たいていの男の子が、顔や経済力や運動神経やブランドなどの、プラス要素が自分にあるかないかを考えてしまいがちです。しかし、前述のCさんじゃないけれど、女の子はわりと「○○をしない」というマイナス面での長所を見ていたりもするのです。

たいていの女の子は、顔や財力、ブランドといった表面的なことだけを見ているわけではありません。女の子は
「あの人は会社に対する不満を周囲にまきちらしたりしない」
「かわいい子だけにやさしかったりしない」
「ウソをついたりしない」
というふうに、男性の中身のこともしっかり見ているのです。それに、「自分にはあれもない、これもない」と、プラスの要素がなく、足し算ができないことを考えると気分が落ち込みますし、暗い顔つきの男の子になってしまいます。

モテる理由は、イロイロ挙げて足し算していくだけのものではないのです。女の子は、足し算だけでなく、引き算ができるかどうかも見ているのです。そう考えると、「自分にもいいところがいっぱいある」と、ぜひ自分で気が付いてほしいなあと思います。http://pcweb.mycom.co.jp/column/rikei/166/