人に好かれる方法(恋愛編)②

2005年03月22日 13時55分36秒 | Weblog
 では、その具体的な克服方法は?
 まず、あがり症になる一番の原因は、「失敗することを恐れる」ことにあります。多くの人は、他人に自分を少しでも良く見せようとします。そのため、「失敗したら周りから変に思われるのではないか?」という恐れや不安があり、それがあがる原因になるわけです。そして実際に失敗すると、「失敗している格好悪い自分」を意識してしまい、余計にあたふたするはめになるのです。
 しかし、自分では勝手に「格好悪い」と思っていますが、実際、相手は何とも思っていない場合が多いのです!(重要!) あがることは別に恥ずかしいことではありません。仮に緊張して失敗してしまったのなら、それを正直にいえば相手も悪い気はしないし、むしろその正直な態度に好意を持ってくれるはずです。(^_^) そもそも、失敗は誰でもすることなのだから、気にしないことが1番なのです。
 そして、こういった精神的なものを治すのに一番大事なのは、本人の「頑張る!」という強い意志と行動力です。
 例えば、「人に見られるのが恐い」のなら、逆に街にでて「こちらから人の顔を見てやろう!」、「周りの人の様子を観察しよう!」と頑張ってみることです。すると、意外に他人は自分のことなんて見ていなく、仮に視線があってもこちらが見ていれば、逆に相手の方から視線を避けようとすることに気付くはずです。
「人に見られるのが怖い」というのは、相手から見られるばかりで自分が相手を見ていないために、どう見られているか分からなくて怖いのです!(重要!) 逆に、自分から相手を見るように意識すると、相手の様子や行動が把握できて安心できるため、緊張しなくなります。
 つまり、こちらが堂々とした態度をしていれば、人の目などまったく怖くないのです。むしろ、人に見られることなど本来は良いことなのですから、「見たければいくらでも見ろ!」と強気に考えるくらいの方が楽しいと思いますよ。(笑)
 もちろん、あがり症の人にとっては、今までと逆のことをするので簡単にはいきません。しかし、どんなに辛くても強い意志を持ち、努力することで必ず症状は軽くなっていくものです。努力している人は、とても美しいと思います。あがってしまうのは、もともと繊細な気持ちを持っているという証拠です。ずうずうしい人が多い今の世の中で、それだけ繊細な気持ちを持っているということは、誇っていいことなんです。ですから、その良い部分を努力して良い方向に転換できるようになれば、自分自身に磨きがかかり、きっと周りの異性も放ってはおかないはずですよ!

 
洞察力のある人は必ず異性にモテる!

 異性にモテる人というのは、礼儀正しくも気さくな話し方をする人が多いのです。そのような話し方からは、明るく親しみやすい印象が感じられるからです。そして、そういった人は何気ない会話の中にも、ちょっとしたユーモアを織り交ぜて話すことが多いため、相手を喜ばすことができ、結果的に異性にも好かれることになります。

 日常会話にユーモアを取り入れるには、お笑いの基本的技術の1つでもある「洞察力」が必要になります。なぜなら、日常会話では身近な物事や体験談を話すことで、笑いが起こる場合が非常に多いからです。(日頃から慣れ親しんでいるものには愛着があり、また誰でも知っていることだけに理解が容易で、面白いと感じやすいという利点もあります)

 洞察力のある人は、着目点も違います。例えば、「おいっ!お湯を入れて3分のカップ焼きソバ!それって焼きソバじゃなくて茹でソバだろ!」など、物事を細かく観察し、それに対して冗談をいったり、皮肉をいったりすることで笑いをとります。(笑)

 これが恋愛関係なら、洞察力のある人は相手のどんなことに対しても関心を寄せます。例えば、「Aさんは映画が好きだ」「Aさんは寂しいときペットに話しかける」「Aさんは最近髪型を変えた」など、その人に関する様々なことです。当然、普段から「Aさんの趣味は何なの?」などと、話の流れで聞くようにしています。こういった行動は、相手にしてみれば、「自分に関心を持ってくれている!」と感じ、非常に嬉しいことです。またそうやって日頃から情報収集しておくと、後々の会話でも役に立ちます。
 例えば、「Aさんは裁縫が趣味」という情報を得たとします。そして後日、Aさんと会ったときに「Aさんは裁縫が得意だから、ガミガミと口うるさい人がいたら、口を縫っちゃったりするの?」と、冗談をいってあげるのです。すると、相手はその冗談に笑ってしまうと同時に、「裁縫好きなことを覚えていてくれたんだ!」と思い、相手に対して好意的な感情を抱くのです。(^_^)
 人は誰でも、多かれ少なかれ自分自身に関心があります。そして他人から見た自分を意識し、「少しでも良く見られたい!」と思っています。そのため、自分に関心を持ってくれる人に対しては「自分を認めてくれている!」と感じ、信頼を寄せるのです。(重要!)

 逆に、恋愛下手な人はどうでしょうか?
 恋愛下手な人は、相手よりも自分の興味のある話題を中心に話したがります。本人としては、相手の関心を惹くために、自分の得意分野の話や、その分野で功績をあげたことなどを話し、「いかに自分が素晴らしい人間か」をアピールするのですが、それでは逆効果になる場合が多いのです。(要注意!)
 確かに自分の好きな話をするのは楽しいことですが、相手にとってはまったく面白くない話になる場合も多いのです。相手の関心を惹きたいのなら、まず相手を喜ばせるような会話をしなければいけません。そのためには、まず自分から相手に関心を寄せ、相手の身の周りのことや、相手の興味のある話題を中心に話しましょう。(もちろん、本当に本人しか知らないような細かすぎることを話してもストーカーと思われるので、日常会話としておかしくないことを話しましょうね。(^_^;))

 では自分の話をしたい場合は、どうすればいいのでしょうか?
 その場合は、相手の話題の中にまぶすように入れ、相手の反応が悪ければすぐ止めるようにすれば良いです。(常に相手の反応を意識しながら話すのが大事ですよ!)
 例外的に、すでに相手があなたに対して好意を寄せているのなら、普通に自分の話をしてもまったく問題はありません。それは「あなた自身のこと」が、すでに「相手の興味のある話題」となっているからです。(*^_^*)

 洞察力は人を笑わせるためにも、相手の関心を惹くためにも必須の能力です。ですから、人が気づきにくいところにも着目してあげて、相手との素敵な関係を築いてもらいたいですね。(^_^)

 
自然な自己開示 ‐ 好意をもたせる会話術!

※1
恋愛上手といえば、TV番組では「恋愛の達人」などと称して、よく有名女優がとり挙げられます。
しかし、彼女たちの「多くの人とつき合った」「たくさん不倫をした」などは、単に失敗が多いというだけで、むしろ恋愛下手です。本当の恋愛の達人とは、「良い関係を保ったまま、1人の人と長くつき合える人」です。
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※2
これは会話上手な人の共通点でもあります。
バラエティ番組の司会者を例に挙げましょう。彼らは、出演者に対して自分のことを話しながらも、相手にも色々なことを聞いています。
仮に、自分にとってはどうでもいい内容であっても、相手が楽しく話ができるように、相手の関心事を興味を持って聞くのです。
場を盛り上げる司会者には、必須の技術です!

 好感をもたれる会話術のテクニックは多数ありますが、その中でも自己開示は、大きな影響を与えます。自己開示とは、自分の内面や身のまわりのことを相手に話すことですが、世の中の恋愛上手な人(※1)の多くは、「自然な自己開示」ができています。(※2) 
 人は誰でも他人に対して警戒心を持っているため、信頼のおける相手でなければ自分の内面を話したがりません。しかし、いつも表面的な話ばかりでは、それ以上、関係が深まることはないのです…。

 ある程度、普通に会話ができる人がいたとします。そして、「その人とより親密になりたい!」と思った場合は、少しずつでもいいので、自分から家族や友人のこと、悩みや相談事などを話してあげましょう。すると相手は、「この人は私を信頼して話してくれている」と思い、あなたに対して好意的な印象を抱きます。そうやって自分のガードを解いて話してくれる人には、警戒心もなくなり、一緒にいて安心できる存在になってきます。(この安心感が生まれないと、親密な関係を築くのは難しいのです)
 また、自分のことだけを話すのではなく、軽い内容でいいので「○○さんは、何が好き?」などと、普段から相手のことを聞くのも大事です。それは相手にしてみれば、「私を知りたいと思っている」「私に関心がある」と思える行動ですから、非常に嬉しいことです。
 そして次第に、相手も「もっと私を知ってもらいたい!」「私も悩みや相談事を話したい!」と思うようになり、そうやって互いに心を通わせていくことで、恋愛感情が芽生えるわけです。

 ただ、自己開示には注意点が3つあります。

1.反応を見ながら徐々にだす。
 相手とそれほど面識のない段階で、いきなり深刻な話をしても、暗くなるだけです。少しずつ相手の心を開いていき、時期や反応を見ながら、徐々にだしていくことです。

2.相手に自己開示を求めない。
 自分が内面的なことを話したからといって、相手にもそれを強要しないことです。人それぞれ事情もあり、内面的なことを話したがらない人もいます。「自分が話したのだから…」と求めようとしても、相手はそのことが苦痛となり、逆効果になります。

3.多人数には話さない。
 相手にしてみれば、「自分だけに話してくれる」ことが嬉しいのです。仮に、他の人にも話していることを知れば、「誰でもいいのか…」と思われ、逆効果になります。

 以上ですが、これらの点に気をつけてさえいれば、きっと良い関係が築けるはずです。(^_^)


 恋愛下手な人は、「恥ずかしい」「深い話をして気まずくなるのが怖い」などの理由から、自己開示を積極的に行うことができず、恋愛のきっかけをつくれないことが多いのです。「恋愛したいなぁ。誰か告白してくれないかなぁ」と待っているだけで、いつまで経っても願望だけなのです。
 しかし、何かを成し遂げるときには、必ずリスクは伴うものです。失敗を怖がっていては何もできません。「異性に好かれない人」というのは、大抵の場合、その人自身に魅力がないのではなく、魅力のある行動をしていないだけなのです!(重要!)
 リスクを避け、逃げてばかりの人には魅力を感じません。しかし、たとえ下手であっても、頑張って行動してる人に対しては、誰でも魅力を感じるのです。

 会話と同じく、恋愛も慣れによって大きく左右されます。どんなに素晴らしい人でも、必ず失敗は経験するのですから、気楽に考えていいのです。そういった心のゆとりが、さらに人間的魅力を上げることにもなります。
 自然な自己開示で、自分をさらけだすことができたとき、あなたはきっと恋愛上手になっているはずです…。

 
恋愛欲求をコントロールすれば大人の恋愛ができる!

 恋愛欲求が強い人は、恋愛に対して必要以上の夢を抱き、少女漫画や恋愛ドラマのような刺激的な恋をしたいと願っています。誰でも素敵な恋をしたいとは思うでしょうが、それもいきすぎると逆効果になります。
 その問題点は、次の3つです。

 1.恋愛対象の理想が高い。
 2.愛情の押し売り的行動が多い。
 3.周りの状況が見えない。

 1は、「ルックスが良くないといけない」「しっかりした人でないといけない」など、相手に求めるものが多すぎるのです。そのため、相手は「この人の前では格好悪いところは見せられない」「あまり変な話はできない」などと思い、非常に気疲れしてしまうのです。そして、それが続くと今度は苦痛と感じてきます。
 誰でもあるていどの理想はありますが、すべて理想通りの人となんて出会えるものではありません。仮に出会えたとしても、それで円満にいくかといえば、意外にそうでもありません。理想と現実は、別だからです。
 どんなに理想通りの相手でも悪い部分はあり、合わない部分はでてきます。逆に理想とは違う相手でも、新しい刺激により感情が高まることもあります。そういう意味では、どんな相手とでも「自分とは違う部分がある」と、認めた上でつき合えるのが、長続きする理想的な恋愛といえます。理想は、ほどほどにするのが無難でしょう。

 2は、「用もなく何度も電話をかける」「強引に自分の好きな場所にデートに誘う」などの行動です。これらの行動は、愛情表現を自分自身で楽しんでいるだけに過ぎず、それもいきすぎると「私はこんなに愛情を注いでいるのに、どうしてあなたは分かってくれないの!」と、いうようになってきます。
 マメな行動という意味では悪くはありませんが、ただ大事なのは「自分の考える愛情表現が、必ずしも相手にとっても嬉しいことではない」ということです。相手は自分のロボットではないのですから、何でも自分の思い通りに動くわけではありません。自己欲求だけを満たそうと考えているうちは、精神的に子供といわれても仕方がないのです。
 強引に攻めれば相手は引きます。しかし、こちらが一歩引いて上げれば、逆に相手から求めてくるものです。(誰でも今まで愛情を感じていた人から何もされなくなったら、急に寂しく感じます) 相手の心を惹くには、まず自分の感情をコントロールすることが大切なのですよ。

※1
恋愛は楽しいものですが、大切な友人を失ってしまっては元も子もありません。
基本的に、自分自身に関わる話は、ノロケ、自慢、ナルシスト感が漂い、聞いている側はあまり気分の良いものではないのです。1番良いのは、恋愛中でも冷静に会話ができることです。自分たちの幸せぶりを他人に話したい気持ちは分かりますが、それをぐっと抑え、要点だけを話すようにすると良いと思います。

 3は、恋愛に夢中になると、そのことで頭が一杯になり、他の物事が手につかなくなったり、おろそかになったりすることです。「恋は盲目」などといいますが、まさにそれです。その結果、仕事で失敗したり、ひどいときは病気にもなります。
 また恋愛に夢中になっているときは、相手の良い部分ばかりを見て「私のためにしてくれている!」など、自分の都合のいいように解釈するものです。まして、それが自分にとって嬉しい行動なら、なおさらでしょう。
 しかし、仮に相手が何か悪いことを考えている人だったらどうでしょう。周りが見えていない状況では、その行動に疑問点や不信点があったとしても、疑おうとはしません。結婚詐欺に騙されるのも、このパターンです。誰でも「自分の相手に限ってそれは絶対ない」と思っています。しかし現実には、そう思っていながら騙されている人が数多くいるのです。
 当然、忠告など頭に入りません。仮にいわれたとしても、「ひがみでいっている」などと、湾曲した受け止め方をするのです。本人も悪気はないのですが、自分にとって都合の悪いことは頭に入らない状態なので、いつもはきちんとした態度で接している友人に対しても、粗悪な態度をとってしまいがちです。(※1)

 恋人と良い関係を築くには、必要以上に相手に媚びないことです。相手が求めることを、何でもしてあげることが愛ではありません。どんなに相手が愛しくても、その人のためにならない行動は、断固としてとらない。それで悪くなるようであれば、はじめからそのていどの人間だったということです。
 その人が別に悪い人間でなくても、甘い環境で生活していればそれが当前と思えてきて、それ以下の生活には戻れなくなります。そして、そういった環境は、最終的には相手も自分も駄目にします。

 恋愛は自分の欲求だけでなく、相手の気持ちも考えられるようになって、はじめて上手くいきます。そのためにも、常に自分の行動を客観的に見つめる意識を持っておきたいですね。(^_^)http://yuki-takizawa.com/commu/renai.htm

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