塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

泊志保、1試合6得点の驚きは今でも

2022-04-25 22:03:00 | 日記
 AC長野パルセイロ・レディーズにおいて、率先して広報活動に勤しむ泊志保選手。

 日本代表にも選出(2017年)された彼女はファンにとってもなじみ深い存在ですが、むしろノジマステラにとっては思い出したくない存在でしょうね。

 AC長野パルセイロ・レディーズは2015年、当時のなでしこリーグ2部のクラブでしたが、2部とは言えしかも敵地で「ダブル・ハットトリック・6得点」を挙げた泊志保の影響で、クラブの知名度は一気に拡大し、同時の泊志保という選手の名前も広まったのです。

 サッカーはバスケットボールのように、大量得点とアップテンポの試合が常に行われるわけではありません。

 確かに日本代表からすれば、ミャンマー代表やタジキスタン代表、モンゴル代表などはワールドカップ予選においても

 代表キャップの浅い選手を起用するべき試合
 大量得点が期待される試合
 新しい戦術を試せる試合

 と言えますが、どんな優れたセンター・フォワードでも、1試合で6得点は奪えませんよね。

 もし僕がインタビュアーで泊さんに話が聴けるならば

 その日は早朝から何かが違うと感じましたか
 試合中に特別な空気は感じましたか
 それ以前に相手のマークや自分の動きが普段と異なる見え方でしたか

 と聞いてみたいものです。

 AC長野パルセイロには彼女だけでなく 國沢志乃というイタリアから復帰した選手もいます。(泊さんもオーストリアでサッカーをして復帰の形)

 逆に言えば、長野パルセイロ・レディースには

 「またあのクラブで試合をしたい」
 「長野に戻って暮らしたい」

 と思わせる「何かが」あるのかもしれません。

 その要素を大切にしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レアル・ベティス、スペイン国王杯で優勝する

2022-04-25 21:04:27 | 日記
 スペインでは国王杯の王者にレアル・ベティスが名乗りを挙げました。

 ホアキン・サンチェスはバレンシア移籍前の2005年に優勝して以来の戴冠となりましたが、さぞかし嬉しかったでしょうね。

 それは彼がレアル・ベティスのファンから大きな敬意を集めている一方、お隣のセビージャはファン・デ・ラモスとウナイ・エメリの下で、UEFAヨーロッパリーグを5度制覇し、現在のとロペテギ政権でも2020年にやはり優勝しているからです。

 UEFAチャンピオンズ・リーグで得られる歓喜、高揚感、そして勝利ボーナスには及びませんが、セビージャが欧州大陸でベティス以上の存在を見せているとすれば、やはりこれらの優勝が大きいと感じますよね。

 近年のスペインではアトレティコ・マドリードが2014年と2021年の2度、リーグ優勝を果たす一方で

 ビジャレアル 今季UEFAチャンピオンズ・リーグで4強進出 2021年ヨーロッパ・リーグ優勝
 レアル・ソシエダード 2021年国王杯で優勝
 セビージャ モンチSDの下で適切な補強を生む

 というように、中規模クラブの躍進が目立ちます。

 ラ・リーガはクラブで金額は異なるもののサラリー・キャップがありますし、テレビマネーがある意味で「無尽蔵」に得られるプレミア・リーグの中位クラブ以上に経営の安定が必要ですから、彼らの功績は大したものですよ。

 久保建英はレアル・マドリードに戻るのか
 ジェラール・ピケは本当に、FCバルセロナの中で金の亡者のような扱いを受けているのか

 など、ピッチ以外の出来事でもラ・リーガにが話題が多々あります。

 しかしそれ以上に、純粋にサッカーの質、優勝という歓喜に目を向ける、当たり前の光景が似合うのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある集英社文庫を購入して

2022-04-25 20:50:08 | 日記
 今日集英社文庫「ストーム・ブレイカー アンソニー・ホロヴィッツ」を購入しました。

 アンソニー・ホロヴィッツは英国の作家であり、僕が彼の翻訳作品を購入することは今回が初めてです。

 所持している方はご存じですが、この表紙は週刊少年ジャンプ(これも集英社ですね)の看板作品「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られる、荒木飛呂彦氏が手掛けており、普段読書をしない方にも興味を持てるようにしています。

 本屋というのは夏場、文庫フェアを開催しますが、近年は

 カバーのデザインを期間限定にする
 アイドルや人気アニメのキャラクターをデザイン

 というように一工夫しています。

 そう、若い世代に目を向けた企画といわけです。

 Jリーグの野々村チェアマンが、普段サッカーとJリーグに格別関心を抱かない層に向けて、何か手を打つべきと考え実行するのが「ティック・トック」との共同作業であり、俗にいう「Z世代」を結び付ける作業です。

 勿論村井前チェアマンも検討したであろう

 リーグの開幕は秋がそれとも春か
 ダ・ゾーンとの契約内容

 についても野々村チェアマンは何かしら動くと思います。

 一方で横浜F・マリノスが横浜DENAベイスターズと共同デザインのジャージを打ち出したように、クラブレベルでもファンの動向を探る試みはしていますが、やはりリーグが力を与えることは必よだと考えますね。

 今は映像配信が軸となり、かつてクラブがファングッズとして展開していた

 シーズン記録を収録したDVDの販売
 スター選手の私生活を追ったDVD

 などを展開することもなくなりつつあります。

 新しい世代を見ていると、僕だって若いことは尊いと感じますし、リーグにはどんどん新しい価値を提供してほしい物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする