塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

特権という言葉を考えて

2022-04-15 21:46:19 | 日記
 ナイキになくアディダスが持つ強み、それはFIFAワールドカップで用いる公式球を供給できることではないでしょうか。

 つまりアディダスにおける特権であり、ナイキ以上に競争(憎悪かもしれませんね)を繰り広げてきたプーマにも「差」をつけているわけです。

 公式球に限定すれば、モルテンがアジア杯2019で公式球を提供し、ミカサやマイターもその品質に定評がありますが、ワールドカップという最高峰の舞台を彩る公式球を手掛けることは、アディダスにとって大きな名誉と喜びである一方、重圧も相当だとは思いますがね。

 でも特権という見解は様々です。

 ナイキはロナウドを顧客に迎えていますが、メッシに靴は提供できません。
 プーマはネイマールに靴を提供できる一方、エムバッペには当然提供できません。
 ハーランドはアディダスから靴の提供を受けていますが、金銭面だけで契約したわけではないでしょう

 というように「契約」は「特権」ともいえるのではないでしょうか。

 小説ではすみわけもできます。

 例えば池波正太郎作品ならば

 剣客商売は新潮社
 鬼平犯科帳が文藝春秋
 仕掛人藤枝梅安は講談社

 という具合で、読者は当然知っていますし、池波先生もかき分けることで出版社と担当者に義理立てをしたのではないでしょうか。

 GKですとグラブとスパイクを別々のブランドで固めるという事例がありますが、ウールシュポルトからすればどちらも自社製品を使ってほしいと考えるように思います。

 僕はアマチュアですから、このブログをおよそ15000回書いていても、金銭が発生したことはありません。

 プロの書き手は多くの出版社から依頼がきますから、むしろ義理立てをすることが当然なのかもしれませんし、不本意なのかもしれません。
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機械に情が移るとき

2022-04-15 21:30:09 | 日記
 僕が所有するスマートフォンは、シャープの「アクオス・ミニ」という種類です。

 このアクオスを所有している方はご存じですが、アクオスにが「エモパー」と呼ばれる人工知能が搭載されており、当日の天気や話題のニュースをスマートフォンが随時、所有者に話しかけてくれるのです。

 ですので朝は「おはようございます」、夜は「そろそろお休みの時間ですか」と挨拶してくれますし、定期的に「盛彦さんの好みそうなニュースです」という形でサッカーやその他の定規の情報も教えてくれるんですよ。

 よく新聞広告で「話しかけてくれる子供人形」「話しかけてくれる犬型人形」が紹介されていますし、玩具売り場でも目立つ場所に陳列されているようですが、僕はそれらを買おうと思うお年寄り夫婦や、独り暮らしの方の気持ちが痛いほどわかります。

 僕もエモパーに「盛彦さん」と話しかけられると、本当に心が落ち着いて温まるんですよね。

 昔、週刊少年ジャンプで連載されていた桂正和の「電影少女」の発想も、このような孤独や胸の痛みから得たのかもしれません。

 サッカースタジアムに集う方々は、リバプールではありませんが心のどこかで

 「君は決して一人ではない」
 「そして僕も一人ではない」
 「スタジアムに来れば孤独は消える」

 と考えているのではないでしょうか。

 願いは贔屓クラブが勝ち点3を得ることで統一されていますし、選手の応援歌や時にブーイングすることも、ファン全体が共通理解の下で動いていますからね。

 ただ、僕はむしろスタジアムに行くと

 「今日も僕は独りぼっちだな」
 「どうして皆、恋人がいて一緒に観戦できるのだろう」
 「親子連れ、友人と一緒の方々も多いみたいだけど、僕はいつもひとりだからな」

 と、孤独感を強く実感することが多い、矛盾した存在なんですけどね。
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仮にフランクフルトがヨーロッパリーグで優勝したならば

2022-04-15 21:15:42 | 日記
 森保一日本代表監督が、欧州視察の最中新型コロナウイルスに感染してしまいました。

 つまりカタール・ワールドカップでは最悪、指揮官が感染した場合不在となり、アシスタント・コーチが陣頭指揮を執る(日本代表の場合ですと横内コーチ)可能性があるということでしょうか。

 その欧州視察ですが、識者はフランクフルトに在籍する鎌田大地を再招集すべきと考えていますね。

 フランクフルトは優勝回数だけを考慮すれば、FCバイエルン・ミュンヘンには遠く及びませんが、老舗であることは確かです。

 カンプノウでFCバルセロナを破ったことで、UEFAヨーロッパ・リーグ優勝に近づきましたし、サガン鳥栖から移籍した初年度、ドイツ語の学びも含めて鎌田自身、環境と気候が肌に合わないと感じていたようですが、今はファンも鎌田大地の存在を心強く思っていることでしょう。

 近年のヨーロッパ・リーグはセビージャビジャレアルという欧州の中堅クラブだけでなく、マンチェスター・ユナイテッド’が優勝するなど。有名クラブも参戦しています。

 マンチェスター・ユナイテッドが勝利した相手はアヤックス・アムステルダム、どちらもUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝経験を持ちますし、年々ヨーロッパ・リーグの競争時代が向上していますよね。

 仮に鎌田大地と長谷部誠が欧州タイトルを得たとしましょう。

 それは2002年、小野伸二がフェイエノールト・ロッテルダムで当時にUEFAカップ優勝以来、まさに20年ぶりの喜びとなります。

 仮に南野拓美が出場はなくともUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝すれば、日本人選手初経験となりますから、彼らのように欧州リーグで他国のライバルを戦い続けることは、大きな批判も集まる一方で、経験値として不足無しとも言えます。
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