塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップに挑むブランドの思惑

2022-04-06 15:28:24 | 日記
 日本代表の注目度がかつてほどの高まりがない中、それでも「アディダス」以外の企業からすれば、2022年ワールドカップは重要です。

 アディダスを例外としたのは、仮に個人契約で招集選手が不在でも、代表ジャージはアディダスですから露出は保持できます。

 しかし、アンブロの場合仮に柴崎岳が代表から落選したと仮定した際、柴崎以外に現状、日本代表選手との契約がありませんから、露出は完全に断たれます。

 敵地のサウジアラビア戦で柴崎のバックパスがそれてしまい、その動きが失点と直結してしまったために、柴崎は敗戦直後から凄まじいまでの批判を受けますが、同時にサポートするアンブロ担当者も、×言葉が見つからなかったのではないでしょうか。

 一方でナイキ、プーマ、ミズノは当然ですが、アシックス契約選手もここにきて奮闘しています。

 その代表格が中山雄太であり林大地なのですが、アシックスからすれば、ある意味で林大地のような

 「ラッキーボーイ」
 「東京五輪からベルギーへ移籍し、日本代表帯同」

 という存在は、大切にすべきではないでしょうか。

 ミズノは主将の吉田麻也と契約していますし、権田修一は伝統あるモレリア2ジャパンの愛用者です。

 2022-23シーズンからは、イタリアでラツイオ、ドイツではボーフムと新契約が始まりますし、セルヒオ・ラモスというビッグネームを勝ちとりました。

 同時にミズノもアシックスも「サッカー」ブランドではなく「総合」ブランドですから、サッカーで得たフィードバックが、陸上競技をはじめ多くの競技に伝播されるかもしれません。

 柿谷曜一朗が代表復帰し、コンケーブ契約選手が日本代表として戦うならば、それは興味深いと言えますが、森保一日本代表監督hあ当然ですが契約先ではなく、選手の体調と技術を確認するだけエスがね。
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映画「炎のランナー」を鑑賞して

2022-04-06 15:01:11 | 日記
 昨日1981年アカデミー賞において、作品賞を受賞した「炎のランナー」を鑑賞しました。

 以前、VHSで鑑賞したことはあったのですが、見直しますとその映像美の美しさ、何より登場人物たちが着用するテニス・セーター(日本ではチルデン・セーター)、ブレザー、ホワイトパンツ、ツイードジャケットにディナージャケットなど、コスチュームの鮮やかさ。

 この点を堪能できました。

 サッカーでもラグビーでも、移動着は選手全員(当然ですが)同じものを着用します。

 中でもネックウエアのデザイン、俗にいう「レジメンタル・ストライプス」は、階級、所属先の学校、軍隊を示す格好の材料であり、史実を映画化したこともあるためですが、忠実に再現されていますから、背広やブレザー、スポーツコートなど紳士服全般に関心を持つ方々ならば。

 冒頭から引き込まれますよ。

 この物語で鍵を握るのは、1924年のパり夏季五輪です。

 選手たちはスエットシャツやレザー・スパイクなど、天然素材で武装し五輪に挑みます。

 登場人物たちはハードル走、100メートル、400メートルと陸上競技に参戦しますが、当時は天然素材しかなかったわけですから、天候不順に遭遇すれば衣類も靴も水を吸って重くなり、乾かすことさえ大変だったでしょう。

 ティエリ・アンリはアディダス、ナイキ、リーボック、そしてプーマと契約先を変更しますが、ナイキ時代はマーキュリアルを着用していました。

 アンリが登場するナイキの広告には、アーセナルのエキップメントが登場し

 「我々の時代は、片足で500グラムものスパイクを履いたもんだ」 
 「ティエリが自慢するこのスパイク、片足がわずか200グラムというが、冗談だろ」

 と語っていましたが、それだけ用具は進化しています。

 一方で「炎のランナー」が見せた、正装の美しさと凛々しさ、天然素材の良さは失われつつある気がしますね。
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あらゆるシミュレーションを試してほしいですね

2022-04-06 11:59:47 | 日記
 日本代表は6月にキリンカップとキリンチャレンジカップ、と合計4試合を行う予定ですが、まだ対戦国は決定していません。

 僕はアーセナル在籍の富安健洋を招集しても良いと思いますが、あえて半分の2試合に限定出場させてはどうかと思うのです。

 それは彼がアーセナルで故障して復帰、再度故障して戦列を離れている、というように、通年通じてリーグ戦に参加していないためです。

 アジア最終予選でも彼の欠場を埋めて突破することができたわけですが、対峙するドイツ代表とスペイン代表は、当然ですが首位通貨のサウジアラビアと、3位のオーストラリア代表をすべての面で凌駕しますから、富安不在でも勝てた要因は、アジアの中という観点でも語れると思います。

 従って「仮に」

 富安が出場できること自体が困難だ
 では代役とそのシミュレーションはどうすべきか

 と直近の親善試合で考えるのではなく、少なくとも6月の段階で考慮すべきではないか。

 と考えたんですね。

 森保一日本代表監督は、彼をセンターバックで起用すると思いますから、ライト・フルバックはやはり酒井宏樹(彼も故障して山根視来が先発しましたが)という、欧州選手と対峙し続けてきた選手を起用すると思います。

 センターバックは谷口彰悟なのでしょうが、彼と吉田麻也のコンビネーションを熟成させるのか、それとも新鮮さを感じさせるために、フルバックもセンターバックにも新世代を登用するのか、という点もあると思います。

 仮に(まず無い話ですがね)チェイス・アンリを招集すれば、競争が活発にはなるでしょうが、彼の周囲を一気にマスメディアが囲み、ある意味で不健全な形になるかもしれません。

 ただ、1998年ワールドカップに向けて岡田武史代表監督は、高校生の市川大祐を招集し、一気に話題をさらった事例もあるように、あながち「無い話」ではないのですが、彼は韓日ワールドカップにも出場したのは、この「楔」があったためでしょうか。
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神戸の新指揮官にロティーナ氏が浮上する

2022-04-06 11:23:34 | 日記
 先ほど、3回目となる新型コロナウイルスワクチン接種日を予約しました。

 前回は自治体が用意した集団接種会場でしたが、今回は個人病院に出向く形となります。

 Jリーグも野々村 チェアマンが、スタジアムにおけるファンの声出しについて、様々な形を模索していますが、より多くのファンが(国籍と習慣が異なる)集うワールドカップでは、主催者側も気を揉んでいることでしょう。

 さて、気を揉んでいるのは神戸のファンも同じでしょうか。

 既に新監督して清水エスパルスと東京ヴェルディで指揮官を務めた、アンヘル・ロティーナ氏を新指揮官に指名すると一報がありましたね。

 解任と辞任では

 1・解任であれば、クラブは違約金を準備する
 2・新監督にも契約年数と報酬を提示せねばならない
 3・ファンとスポンサーに与える印象が異なる

 というように、日本人が痛烈に意識する「世間体」も随分と違います。

 むしろ神戸は新政権が発足すれば、2022年で3人目の指揮官であり、他のJ1クラブはどこも監督解任にすら至っていません。

 それだけ首脳陣は

 J1に残留すること
 AFCチャンピオンズ・リーグとの兼ね合い
 これからはルヴァン・カップや天皇杯の事も考慮

 せねばなりません。

 よくインテル・ミラノ、チェルシー、スパーズも監督交代を頻繁に行いますが、練習内容を含め様々なことが変わりすぎても、選手たちからすればよい迷惑ではないでしょうか。

 アントニオ・コンテ就任時のスパーズも、大きく成績を向上させましたが改めて考えれば

 首位 リバプール ユルゲン・クロップは2015年より現職
 2位 マンチェスター・シティ ペップ・グアルディオラは2016年より現職

 というように、安定した成績は安定した指揮官が必要ですし、過去のアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドがそうでした。

 川崎フロンターレもそうですし、神戸は指揮官が定着しにくい環境なのでしょうか。
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