塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リバプール、夢の4冠は可能か

2022-04-14 19:23:34 | 日記
 リバプールは2021-22シーズン、4冠の可能性があります。

 リーグとFAカップ、ガラバオ杯とUEFAチャンピオンズ・リーグのうち、既にガラバオ杯で優勝しているため、無冠ではありません。

 ただ不躾な言い方ですが、ガラバオ杯の優勝カップは重要度でいえば一番低い代物でしょうか、ユルゲン・クロップは今後、先発選手と交代選手の指名にデリケートになると思います。

 代表選手はここにワールドカップ予選やUEFAネーションズ・リーグ、という長距離移動も加わるわけですから、プレミア・リーグの選手たちはまさに夏のわずかな時期以外、常にサッカーから離れることができません。

 ドイツとイタリアは冬場、ウインターブレイクがあるために休息をとることができますが、イングランドにはウインターブレイクという概念がそもそもありませんからね。

 フランスは先日知ったのですが、リーグカップを廃止したと知りました。

 選手の疲労やアマチュア(2000年にはカレーが決勝に進出し、フランス全体がどよめいた)も参戦するフランスカップとは異なり、プロクラブだけは参戦するリーグカップに価値を見出せなくなったのでしょうか。

 逆にドイツやスペインでは、リーグカップという発想がありませんから、イングランドに移籍してリーグカップを始めて経験する選手も存在する事も確かです。

 逆に言えば、リバプールは4冠の可能性もありますが、ガラバオ杯以外をマンチェスター・シティに奪われる可能性も否定できない点です。

 何と両クラブはプレミアシップで優勝争いするだけでなく、FAカップとUEFAチャンピオンズ・リーグでも直接対戦がありまして、蚊帳の外であるマンチェスター・ユナイテッドのファンは、歯ぎしりしたくなるような展開と言えなくもありません。

 これもグアルディオラとクロップが地道に基礎を築いてきたための結果であり、監督交代し続けてきたユナイテッドとの差なのかもしれませんね。
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フレディ・リンコン、交通事故により55歳で他界

2022-04-14 14:42:14 | 日記
 コロンビア代表として1990年から98年にかけ、3度のワールドカップ出場を果たしたフレディ・リンコン。

 彼は先日コロンビアのカリで交通事故に遭遇し、先日55歳の若さで他界しました。

 日本人がコロンビアと聞いてまず思うのが「麻薬」でしょうか。

 実際コロンビアと日本では麻薬の流通量と犯罪発生率は比較になりませんし、すき好んでコロンビアへ観光に行きたいと思う方は、そう多くないと思います。

 一方でコロンビアは隣国のヴェネズエラ同様、女性が美しいという評判で知られる一方

 サッカーと野球が盛んである
 アルフレッド・ディ。スティファノはレアル・マドリード在籍以前、コロンビアの「ミジョナリオス」に在籍していた
 2004年最後のトヨタカップ、南米代表はコロンビア代表のオンセ・カルダス

 というように、サッカー好きならば別の視点もあるのですが、

 逆に言いますと、麻薬問題や米国との緊張関係など、コロンビア国民が希望しない諸外国における母国の悪い評判を、リンコンを軸とするサッカー選手たちが払しょくしてくれているという面があるでしょうね。

 名手カルロス・バルデラマが見出したと評されたルイス・ディアス。

 FCポルトからリバプールに移籍しても、その輝きが衰えないようにコロンビアの選手たちは、ブラジルやウルグアイの選手たちよりも知られてはいまえんが、実力者が多いとも言えます。

 そのカルロス・バルデラマも、フランスのモンペリエに在籍した際は、コロンビアとは全く異なる街並みと気候、そして展開されるサッカーの隔たりに大きな苦戦をしました。

 日本代表も同様ですが、彼のように苦戦し苦労を肌で感じながら懸命に汗を流した選手たちがいるからこそ、今の選手たちが移籍できる土台があるんですね。

 ブラジルのパルメイラス、スペインのレアル・マドリードに在籍経験を持つリンコンも、コロンビア代表の先駆けだったと思いますよ。
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僕が思う監督交代の意味合い

2022-04-14 14:22:51 | 日記
 1勝14敗引き分け1

 2022年セ・リーグ開幕から、最下位は既に阪神タイガースが居座っています。

 ちなみに昨年日本一の東京ヤクルト・スワローズは8勝8敗の4位、5位の横浜DENAベイスターズでさえ、一応5勝しています。

 それだけ阪神タイガースの成績が「異様」であることがわかります。

 ちなみにパ・りーグの最下位は4勝12敗の北海道日本ハムファイターズですが、同率4位の埼玉西武ライオンズとオリックス・バファローズは6勝9敗ですから、リーグ問わず阪神タイガースの成績は悪い意味で非常に目立った代物なのです。

 以前もお話ししましたが、「サッカー」の文脈であれば、既に指揮官は「クビ」ですよ。

 それは指揮官を指名したGMも同様ですし、アシスタント・コーチなど次の指揮官が決まるまでは残留するでしょうが、決定すれば「クビ」になります。

 野球セもサッカーでも、成績低迷には理由があります。

 昨年のガンバ大阪のように、新型コロナウイルス感染者の問題が大きく尾を引いた事例はともかく

 1・春キャンプで一体何をしてきたのか
 2・GMはしっかり選手の獲得、放出を確認したのか
 3・選手の資質と合致する戦術を与えているのか

 など、多くの要素がありますよね。

 よく指摘されますが、大リーグは

 各チームバラバラでキャンプに突入する、日本もある意味「連れション」のような幼い出来事はやめにしたら
 選手はキャンプの段階で既に実戦ができるくらい、体を絞ってきている
 日本の野球はキャンプで長時間練習をしすぎるが、その理由は何か

 と唱えてきましたよね。

 よく日本経済新聞で権藤博も、キャンプ初日を2月1日に決めなくても良い都市的しているように、エキスパートの中にも改善を促す声があるんですよ。

 神戸が監督交代をしましたが、湘南のようにリーグ下位のクラブにも同様の判断が起きかねないことを思うと、野球の監督交代は長丁場という意味だけでなく、別の意味で無さすぎのような感じがあるのです。
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ビジャレアルの快進撃が続いています

2022-04-14 14:09:17 | 日記
 UEFAチャンピオンズ・リーグにおいて、ビジャレアルが4強に進出、過去13度優勝のレアル・マドリードと対戦します。

 イエロー・サブマリンと評されるビジャレアルは、2020-21シーズン、ウナイ・エメリの下で久保建英が在籍したことで、日本でも再注目を集めました。

 ウナイ・エメリはセビージャ在籍時、UEFAヨーロッパ・リーグで3度の優勝を経験しますが、その後在籍するパリ・サンジェルマンではチャンピオンズ・リーグの優勝は叶わず、周囲はメガクラブの陣頭指揮よりも、中規模クラブの方が相性が良いと判断しました。

 まさにビジャレアルの規模は、エメリにとって最適なのでしょう。

 ただ、古いファンがむしろ2005-06シーズンのチャンピオンズ・リーグ4強を思い出すと思いますね。

 アルゼンチン代表 ファン・リケルメ
 ウルグアイ代表 ディエゴ・フォルラン

 ビジャレアルは当時、現在のホマではなく「プーマ」と契約していましたが、鮮やかな黄色のジャージが花開き、4強進出を果たし選手だけでなく、指揮官のマヌエル・ペジェグリーニの名前も一気に知れ渡ります。

 フォルランが2014年にセレッソ大阪に移籍した際は、この年の瞬発力がさすがに見られなかったものですが、ペジェグリーニはレアル・マドリードの指揮官に就任し、出身国であるチリが熱狂するなど、4強という成績以上の余波がもたらされました。

 ビジャレアルの年間予算がいかほどか、わかりかねますが彼らがここまでできたならば

 イタリアならばアタランタ
 イングランドならばウオルバーハンプトンやリーズ
 フランスならばリール、リヨン

 などにも夢と現実がそこまで乖離していないと思わせるのではないでしょうか。

 仮にビジャレアルに敗れるようなことがあれば、仮にラ・リーガで優勝しても指揮官アンチェロッティは残留しないかもしれません。
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